概要
正式名称は「量産型自爆ボート」。通常海域、ボス海域など様々な海域に登場する量産型艦艇の一種で、デイリー出撃ではこれをひたすら迎撃するミッション「海域掃討」がある。
申し訳程度の対空機銃に、巨大な爆弾を2つ乗せて突っ込んでくる。また、制作企業の一つ「Manjuu」のロゴになっているヒヨコが乗っており、デフォルメされたデザインはけっこうカワイイのだが…
カワイイ見た目に騙されてはいけない
名前を見れば分るように「特攻兵器」である。突然画面外で湧いたと思えば高速で一直線で突っ込んでいき、主力艦隊にダメージを与えるという厄介きわまりない存在である。中型艦隊~空母機動部隊との戦闘の場合はほぼ必ずと言っていいほど発生し、特にイベント海域後半やハードの海域では次から次へと出てくるため片付けている暇が無い。
対処方法は「砲撃・魚雷・航空による破壊」か、「前衛艦隊による肉盾」か、「(主力の)ライフで受ける」か。
「前衛の砲撃・魚雷・航空による破壊」はとても難しい。低耐久とはいえ駆逐艦の砲撃には耐えられるくらいには硬いためである。流石に重巡の主砲なら一撃で倒せるが、副砲や駆逐の砲撃では削りきれない事が多い。ただ、出現する位置は事前に画面右端にマーカーで表示されるので予測は立てられる(見ている余裕があれば、の話だが)。魚雷はボス戦前などに温存しておきたいので使うかどうか悩まされる。航空攻撃はほとんどアテにならず、海域掃討など大量出現するステージであれば少し役に立つが、航空機が飛んで攻撃をするまでの間に殆ど通り過ぎてしまう。また、砲弾では無く艦艇扱いなので航空による弾消しは通用しない。
そこで「前衛艦隊による肉盾」となる。機動力の高い駆逐艦隊で挑めば、列をそろえて突っ込んでくるボートを全部狩ることも出来る。しかし、駆逐は耐久に難があり、自爆ボートへの肉盾をやりすぎると沈んでしまいかねない。巡洋艦は堅牢だが速度が遅く、どうしても一隻は見逃す事になり、全てを受けるには向かない。
結果、「ライフで受ける」ことになる。主力艦隊は高耐久かつ重装甲であるため、相当高難易度の海域にレベル1を引き連れるようなマネをしない限り、一隻や二隻の自爆攻撃で沈むことはあり得ない。しかし、ボス戦での大量投入やデイリーの海域掃討となると話は別となる。自爆ボートの物量で攻められてしまえば戦艦でもたまったモノではない。ボスからの激しい攻撃と組み合わさった物量攻撃は純粋に厄介そのもので、後ろにいる空母や戦艦より先に前線で戦っている部隊が沈みかねない。まさしく『殺られる前に殺れ』を地で行く状況となる。
雑魚でありながら根本的な対策がないため、難敵となり得る。
しかし今は昔の話、その後のアプデで戦艦の副砲発射速度が上がったり、軽巡砲のバリエーションが増えたり等の結果2023現在、適正レベルであればそれ程苦戦も無く迎撃出来る様になった。(自爆ボートもそれに伴い新たな武装等が積まれたタイプが出現しているが、ここでの説明は割愛)
ユニオン以外の戦艦は副砲に軽巡の主砲を搭載できるため、可能な限り拡散する榴弾砲を装備させておきたいところ。大体の戦艦は副砲の装備補正が200%であるため、ある程度前衛で削っていれば迎撃は容易。
また2回目以降かつ潜水艦の使えるマップであれば、多数の自爆ボートが出現するタイミングを狙って、潜水艦にマップ内を魚雷まみれにして貰うという手もある。
アズールレーンサービスイン時の敵役が日本モチーフだったため、当初元ネタは日本軍の特攻兵器『震洋』ではないかと思われたが、どの勢力が敵でも出てくる上に、勢力によってはカラーリングが独自だったりする。饅頭は消耗品なのか?
アズールレーン(アニメ)
以下、ネタバレあり
第四話『【桜嵐】外套と短剣』にて、まさかの登場。
重桜本拠地への潜入調査にて、赤城とセイレーンの癒着を知ってしまった明石を保護する形で脱出する羽目になったエディンバラとシェフィールド。
シェフィールドが高雄と交戦する最中に、エディンバラが発見し、逃走する際に使用しようとしたのだが…あのエディンバラが不発弾廃棄場からくすねてきたモノであるという時点でお察し下さい。
なお威力はゲームよりも強めらしく、先程まで女剣士らしくシェフィールドと戦っていた高雄が顔面崩壊レベルで慌てふためくレベルであり、敵味方両方から恐れられる兵器であるのはゲームと変わらない模様である。
というかエディンバラ、何故それを選んだ。
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グローウォーム(アズールレーン):「衝突ダメージ低減」という対自爆ボートのための様なスキルを持つ