自由アイリス教国に所属する、シャンパーニュの具現なり。
指揮官、シャンパーニュに使命・存在意義の提示を
プロフィール
レアリティ | PR※ |
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所属 | アズールレーン・自由アイリス教国 |
艦種 | 戦艦 |
艦級 | 架空存在 |
イラストレーター | nineo |
CV | Lynn |
入手手段 | 開発ドック;特別計画艦(第3期) |
自己紹介 | たった一度も命令を預かることはなく、戦果を手にしたこともなし。シャンパーニュは具現されし白き虚無――指揮官に、勝者に奉じる栄光の美酒とならん |
公式紹介文 | 具現されし真名は アイリス戦艦シャンパーニュなり 委ねられし使命は 指揮官と仲間たちを守ることなり 竜骨定めし天性で 運命の細波起こさぬ観察者なれど 主に奉りしこの体 栄光の勝利を祝う金の杯とならん |
※SSR相当。
概要
ゲーム『アズールレーン』に登場するKAN-SEN(キャラクター)のひとり。
ゲーム『World of Warships』とのコラボ企画兼ハイエンドコンテンツ、「特別計画艦」第3期の一角。
開発条件がガスコーニュ同様だいぶ入り組んでおり、開発開始条件はユニオンの陣営技術ポイント760点かつロイヤルの陣営技術ポイント700点、「戦術データ収集」はユニオン・アイリス・ヴィシアの主力艦(=ロイヤル艦は非対象)となっている。
ユニオン主力が対象になっているため、経験値稼ぎはラングレーを組み入れた空母編成で回すのがおすすめ。
キャラクター像
容姿
淡い青色のロングヘアーに白い肌。アズールレーンのキャラには珍しく、頭身が高いながらかなりスレンダーな体型。一方その魅惑的な太腿は上半身に比して非常に豊かである。
ガスコーニュとは準同型艦ということで服装は似通っているが、原作ゲームでの装甲の薄さを反映しているのか、服の布が少しずれたら大変なレベルで薄い。
立ち絵では目を閉じていて項垂れた感じで巨大な艤装に座っており、生気のない人形のような雰囲気を醸し出している。眠っていると言うよりも意識が無いといった感じ。
しかしSDでは一転、ヘドバンして目を回す・艤装で殴るなどなかなかはっちゃけたモーションをする。
左右の巨大な手のような艤装の指から延びる糸が何本も見えるが、全て艤装にのみ繋がっていてシャンパーニュの体には繋がっていない。
またシャンパーニュの頭上の王冠は宙に浮いていて頭には触れていないばかりか艤装から延びる糸とも繋がっていない。
左右の巨大な指がカラクリの如く艤装を動かしているとも考えられるが、ならばどうやって敵の居る方向などを感知できるのか、艤装を動かしているのは何かなどの疑問が出てくる。
意識が無いように見える、王冠が宙に浮いているなどから、シャンパーニュは艤装に座り王冠が頭上に来ることで一時的に意識を艤装に移し、それにより艤装を動かし敵を攻撃するのではとも考えることもできるが、想像の域の範囲であり全ては神のみぞ知る謎である。
性格
表情の変化は少なく、また詩を吟じるような口調で話す。公式紹介文にもそれは徹底されており、機械的な反応が多いガスコーニュとはまた別の方向で機械的かつ異質。
もっとも無感情というわけではなく、タッチ2には真剣なトーンで怒り、母港帰還時には「頭を休めたほうがいい」(要約)と酒を振る舞ってくれる。ただ話し方が難解なだけのようである。
立ち絵ではほぼ常に目を閉じているが、反応によっては開眼する時がある。表情差分やSDから、瞳は青色であることがわかる。
一方、失望時の表情(上記イラスト右)は赤目の三白眼ということで非常に怖い。どうやら警戒状態では目の色が変わるという仕組みらしい。
着せ替え
- 藍彩の初夢
正月の和服衣装。
- 久遠讃訟
ケッコン衣装。
性能
スロット配分は戦艦主砲1/軽巡・駆逐副砲3/対空砲1。
ガスコーニュのように擬似的な砲座2として振る舞うのではなく、1発しか飛ばせない代わりに射撃間隔が短いという特性を持つ。
しかしてその実態は戦艦最高クラスの火力値と補正率、そしてワーストクラスの耐久を持つピーキーの極み。
火力値は実装時カテゴリトップ、現在でも武蔵に次ぐ第2位。補正値もガスコーニュと同じく180%と非常に高く、砲座数の少なさというハンデを背負っても実火力は優秀。
一方、耐久値はこの下が三笠やガングートぐらいしかいない低さなうえ、巡洋戦艦と同じ中装甲。さらになぜかダメージ肩代わりスキルを持っており、何も考えずに高難度海域に突っ込ませるとマッハでハチの巣になる。
強力ではあるが、運用には細心の注意が求められる。「やられる前にやる」を地で行く艦といえよう。
スキル
- 補助機構ゼッツアプリンシパル(攻撃)
1 | 戦闘中、自身の主砲攻撃の装填時間を20.0%(MAX40.0%)短縮し、自身の主砲攻撃時に追加の特殊弾幕Lv.1(MAXLv.10)を行う |
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2 | 20秒毎に、特殊弾幕Lv.1(MAXLv.10)を展開する(威力はスキルレベルによる) |
シャンパーニュの要となるスキル。
同じように主砲を早回しする艦だとウルリッヒ・フォン・フッテンがいるが、フッテンは「砲座数そのままで威力が低い」、シャンパーニュは「威力そのままで砲座数が少ない」とやや性格が異なる。
弾幕は①が「BIG SEVEN」系のごく低威力の徹甲弾、②がランダムターゲットの投射型徹甲弾3発。弾幕込みでも面制圧はかなり苦手なので、前衛か他の弾幕持ち主力でカバーしたい。
- 補助機構ゼッツアプリンシパル+(攻撃) ※要竜骨編纂
1 | 戦闘中、自身の主砲攻撃の装填時間を20.0%(MAX40.0%)短縮し、自身の主砲攻撃時に追加の特殊弾幕Lv.1(MAXLv.10)を行う(威力強化・弾幕は自身の編成順に影響されない) |
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2 | 20秒毎に、特殊弾幕Lv.1(MAXLv.10)を展開する(威力はスキルレベルによる) |
竜骨編纂を完了すると「補助機構ゼッツアプリンシパル」から強化される。
弾幕の威力が2種とも上がるほか、①の主砲連動弾幕が自分の位置に関わらず真ん中に飛ぶようになる(ニュージャージーなどと同じ仕様)。
- 代行機構エグリーズサリブル(支援)
1 | A | 自身が榴弾属性の主砲を装備している場合、自身の火力が1.0%(MAX5.0%)、対空が5.0%(MAX15.0%)アップし、自身の榴弾主砲による敵重装甲へのダメージ補正が5.0%(MAX15.0%)アップ |
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B | 自身が徹甲弾属性の主砲を装備している場合、自身の火力が1.0%(MAX5.0%)、装填が5.0%(MAX15.0%)アップし、クリティカル率が5.0%(MAX20.0%)アップする | |
2 | A | 戦闘中、自身の耐久が最大値の75%を上回っている場合、味方旗艦が受けるダメージの50%を肩代わりする(自身が旗艦の場合適用されない) |
B | 最大値の75%を下回っている場合、自身の回避・命中が5.0%(MAX15.0%)アップ |
①は自身へのバフ。どの敵にもまんべんなくダメージを出したいなら榴弾、大物狙いなら徹甲弾をチョイスするとよい。
②Aは僚艦に置いた際の旗艦保護。残念ながら肩代わり後の回復や被ダメージ軽減といった救済措置は一切ないため、被ダメージ増加を嫌う場合は旗艦においてしまってもよい。
②Bは耐久値依存のためやや安定性に欠けるが、計画艦にはありがたい命中補正。
史実解説
艦名はフランス北東部のシャンパーニュ地方にちなむ。同地は発泡白ワインの王様、シャンパンの産地として知られ、前述のお酒を用意してくれるのはこれが元ネタと思われる。
コラボ元の『World of Warships』ではTier8のプレミアム艦艇(使うには課金が必要)として登場。ガスコーニュとほぼ同じ船体に406mm三連装砲を前後1基ずつ搭載しており、ガスコーニュ級の発展型と説明されている...が、史実においてガスコーニュ級の次はアルザス級なのでゲームオリジナルであろう。
一応フォローするなら、アルザス級では406mm三連装砲の搭載が検討されたため不自然ではなく、シャンパーニュをアルザス級のプロトタイプとすれば辻褄は合う。
機動力がガスコーニュから強化され、さらに主砲は門数こそ少ないが高精度・高貫通・高弾速の三拍子そろった強力なもの。一方で装甲は障子紙に等しく、格下軽巡洋艦の榴弾でぶち抜かれるほど薄い。アズールレーンのステータス振りはこの特性をリスペクトしたものと思われる。
また、彼女に合わせて実装された主砲「試作型406mm/50三連装砲」も、弾速が速い・弾道が低い・精度がいいと、『WoWs』を意識した性能になっている。
関連イラスト
関連タグ
ガスコーニュ:準同型艦。
アクア(FE)…中の人ネタ。声以外にも淡い青色の髪、神秘的な雰囲気、そして儚そうな見かけで耐久は低いものの攻撃性能が異常に高いという共通点がある。