汝らは妾がしっかり守ってあげるわ
プロフィール
概要
五周年記念イベント、「赫の涙月 菫の暁風」にて実装が発表された、信濃に続く大和型(そして初の純粋な戦艦としての大和型)のKAN-SEN。
彼女の実装と同時に史実にて搭載していた(そしてゲーム内では3番目のUR戦艦砲であり実装されている物の中では最大口径かつ最強クラスの火力を誇るが、装填時間も相応に長い-最大まで強化しても30秒以上かかる)主砲である「460mm三連装砲」が実装された。
着せ替えスキンとして和風メイドの月影の菫、ケッコン衣装として純潔清浄のウィステリアが実装された。
また『アズールレーン サマーフェア2024』にて、「水着と濡髪」をテーマにした水着イラストが登場した。
容姿
全体的に信濃を黒くした様な姿で、袖には勾玉の首飾りを超巨大化させた様な装飾があり、下はミニスカートの様に丈が短い。
身の丈程もある紫電が迸る大太刀を武器とする。
艤装は他の重桜KAN-SENと比較してもかなり特徴的で、艤装部分は腕を構築しており、中心部は雷が巨大な顔を形成している様に見え、さながらタケミカヅチの様な雷神を彷彿とさせる。
ちなみにこの雷による虚像形成は武蔵の意思で思い通りになるようで、戦闘では巨大な刀を形成したり、SDでは自身の鏡像を作って遊んだりしている。
人物
冷徹荘厳な神気を纏い、轟雷の武威を振るう為に厳格に見えるが、実際は非常に穏やで面倒見がよい。
特に「か弱い」と判断した相手をとことん世話したがるそうだが、その対象には指揮官も含まれているらしい。
味方のKAN-SENにも「守るべきか弱い存在か否か」という区別はあるらしく、特殊掛け合いセリフがある重桜陣営のKAN-SENで言えば、大先輩の三笠、同じ大和型の信濃、かつての重桜の知将でありリーダーだった天城は「自身が助けられる事もある共に戦う仲間」と言う認識だが、長門は「守るべき存在」である模様(カンレキ的には長門の方が先輩のはずなのだが…)。
好感度が高いと母性を感じさせる言動、というか一歩間違えればダメ提督製造機ならぬダメ指揮官製造機になりそうな発言もしている。
あとしれっとやべーやつを撃退する様な発言もしている、というか武蔵の発言により「やべーやつが指揮官に襲撃をかけていること」が事実であると間接的に証明されてしまった。
逆に失望されるとかなり怖いことを言う。
「我が道を往くというのなら止めない」と不干渉に留まるかのような事を言いつつ、その後に言う「載舟覆舟(さいしゅうふくしゅう)」とは「舟を浮かべて支えるのも転覆させて沈めるのも同じ水である」、転じて「権力者を支持して支えるのも叛逆して滅ぼすのも民衆である」という意味。つまりは「やりすぎるなら全KAN-SENの反乱を覚悟しておけ」と言っているようなものである。
今まででも個人レベルでなら指揮官への殺意や反抗意思を見せたKAN-SENはいたが…。
とは言え、システム的にも普通にやってれば失望等されないので、つまるところ『言われても仕方ない事をしている指揮官が悪い』、という事実を再認識できるセリフとも言える。
性能
- 紫電雷嵐
自身の主砲攻撃時100%で発動、特殊弾幕Lv.10を展開する(威力はスキルレベルによる・自身が重桜主砲を装備している場合、特殊弾幕が強化される)。
この特殊弾幕のクリティカル率が50%アップして、特殊弾幕の落雷が命中した敵を8秒間特殊装甲貫通状態にし、その敵が受けるダメージを5%上昇させる。
落雷が命中した敵が重装甲タイプである場合、受けるダメージを5%ではなく10%上昇させる。
- 赫桜豪刀
戦闘開始時、自身の火力が20%・命中が5%アップ。自身が重桜兵装を装備している場合、自身の装填が10%・主砲攻撃によるクリティカルダメージが15%アップ
- 武蔵の守り
戦闘開始時、自身が旗艦ではなく、もしくは制空権状態が「劣勢・喪失」でない場合、その戦闘で自身が受けるダメージを30%軽減する。
海域内で別の艦隊が戦闘になる場合、自身が戦闘可能である限り、戦闘開始後15秒・35秒後に1回ずつ支援攻撃をLv.10を行う(威力はスキルレベルによる)。
演習以外の戦闘で、自身の耐久が上限の40%を超えている限り、自身以外の主力艦隊メンバーを「武蔵の守り」状態にする。【武蔵の守り】状態での味方艦船は、
①敵が味方主力艦隊に到達した際に発生するダメージが無効になる。
②発見済状態になる場合、武蔵も発見済状態になる。
③敵の優先攻撃目標が自身ではなく武蔵になる。
大和型だけあり、ずば抜けた耐久と火力を併せ持つ超ド級戦艦。
最も特徴的なのがその弾幕スキル「紫電雷嵐」。
巨大な刀の幻影を振り下ろすと、射程無限で一直線に伸びる斬撃が走り、その後に人型の敵を優先で狙うピンポイント落雷が最大で6発落ちる。
斬撃は戦闘エリアの中央よりほんのちょっと上を走り、上下2キャラ分くらいの幅を巻き込む。落雷は1発ずつ順番に発生し、殆どの場合は人型≒その時戦闘エリアに存在する最も強い敵に全部当たる。落雷は発生してから外れる事は無い。
弾幕の内容としては昨今のURのはっちゃけっぷりからしてそこまで飛びぬけてはいないが、特筆すべきはその火力。スキル弾幕なので威力は武蔵の装備性能ではなくスキルレベルに依存するのだが、スキルレベル10なら落雷1発で6~7000ダメージも叩き出す超絶破壊力を持つ。
このため、武蔵を効率的に運用するならば主砲の攻撃力よりも回転速度を重視して弾幕を多く撃つ方向性の方が強いとされている。
「回転数重視」の性質上、史実で大和型戦艦の主砲であり、同イベントで実装されたUR装備「460mm三連装砲」は武蔵とは相性はそんなに良くない。
耐久面では数値上のスペックは凄まじく、実際武蔵単体の耐久力ではその通りなのだが、実際にはスキル3「武蔵の守り」の効果によって艦隊の中で武蔵の耐久だけがモリモリ削れていくという事が起きやすい。
到達ダメージと言うのは敵艦を撃破できずに主力艦隊の所まで到達させてしまった際に発生するダメージの事だが、現状の仕様ではどういう訳か、上記の①よりも③の効果が優先的に適用されているらしく、到達ダメージが発生した場合、その対象は必ず武蔵になる。つまり、武蔵以外の味方主力艦に対して到達ダメージが発生することがないため、「武蔵以外の味方への到達ダメージを無効化する」効果が発揮されない。
つまり到達ダメージをただ単に武蔵が全部肩代わりしているだけの効果になっており、武蔵の耐久力がいくらあっても食らえば食らっただけ減っていく。さらには武蔵の配置が僚艦であればダメージ30%カットの効果が働くためいくらかマシになるが、旗艦に置くとこれも無くなるため物凄い勢いで武蔵の耐久が減っていくことになる。
これを防ぐには近寄ってくる敵艦を全部撃沈して一切通さないようにするしかないが、航空機が無数に飛んできて到達ダメージの発生頻度の高い13章、1度の到達ダメージが甚大な14章では武蔵と言えど速攻で沈んでしまう可能性がある。
余談
- 担当イラストレーターであるD.I.S.H氏は過去FA(ファンアート)として描いたオリジナル武蔵を投稿した。
- 同氏は武蔵の実装後、自らアズレン武蔵のファンアートとしてR-18絵も投稿しているが、この武蔵が陥没乳首であったため、武蔵のR-18ファンアートもそれに引きずられてか陥没乳首で描かれる事が多い。ただ、同氏は「好きに描いてほしい」と述べている。
- 武蔵はレースクイーン衣装のファンアートが多数存在するが、本編ゲームには武蔵のレースクイーン姿は一切出てきていない(妹の信濃にはレースクイーンの着せ替えスキンがある)。同氏が自らファンアートとして描いたレースクイーン衣装が発祥である。
- アズールレーン六周年記念の配信にて、『この1年で最もケッコンされた艦船』の1位に輝いた事が公表された。
関連イラスト
関連タグ
月影の菫・菫兎のスナイピングゲーム:着せ替えスキン
純潔清浄のウィステリア:ケッコン衣装
雷電将軍:カラーリングや武器、雷と似ている要素がある。