概要
ゲーム「ファイアーエムブレムif」のメインヒロインであるアクア。
儚げで神秘的な雰囲気から発売前は似た立ち位置である烈火の剣のニニアンに似ているという声が多かった。しかし発売後、そのイメージは180度ひっくり返ることになる。
物静かで感情をあまり表に出さない性格だが、作中では逞しさのほうが目立っている。というのも主人公であるカムイは戦術眼には長けているのだがお人よしで、何事にも受身に回りがちである。そのため作戦指針はアクアが決めることが多い。
だが、その作戦は、話を聞いてくれない二陣営があれば両方に攻撃を仕掛けて注目させる、カムイが狙われてるなら自らが囮を買って出るなど、勇敢でアグレッシブなものが多い。
またユニットとしては従来の踊り子ポジションで基本的には後方支援が主な仕事なのだが、槍(薙刀)を武器とし、また技や力といった攻撃関連のパラメータが上がりやすいことから、直接の戦闘でも活躍してくれる。
特に力に関して言うならば、前作の戦士のヴェイクや、歴代最強ロードと名高いアイク（蒼炎時）と同じ50%である。しかもこれはあくまでも個人成長率であり、歌姫のクラス補正によって力成長率は驚異の60%となる。儚げヒロインとは何だったのか。
HPや防御関連が手薄なので最前線はやや厳しいものの、支援もこなしつつ取りこぼしを仕留める、手隙の間に手槍で遠距離攻撃をするなどマルチな活躍が期待できる。
そんな頼もしい姿に、いつまにかアクアの姉貴略して「アクアネキ」という愛称が定着した。
また薙刀のネタ武器に高威力だが低命中の「松の木」があり、技がよく伸びるアクアはこの松の木を活かしやすい。戦闘シーンで見ると一見儚げなヒロインが太い木をぶん回して敵を殲滅するというシュールな絵面になることからアネキ呼びにより拍車がかかることになった。
なおスマホゲーム「ファイアーエムブレムヒーローズ」にも彼女が登場するが、ここでは彼女は歌うによる再行動が役割……かと思いきやLvMAXの基本値が攻撃43に速さ36と戦士型としても上位のステータスであることに加え、武器が相性による補正を高める「蒼海の槍+」のため、赤属性のユニットであれば容易に串刺しに出来る。ここでもアクアネキはアクアネキであった。
また2018年1月に正月版が実装されたときのイベントではアクアから「私は以前、松の木で戦ったこともある」という発言が飛び出し上記の松の木ネタが公式ネタになった。
無双シリーズの「ファイアーエムブレム無双」ではDLCキャラとして参戦し、槍を手に無数の敵を薙ぎ払う文字通りの無双っぷりを見せてくれる。
またリズとサクラの絆会話では、サクラがアクアについて「自分の身を顧みずに敵を陽動したり、相手に真っ直ぐ向かっていったりする」と評しており、これに対しリズはクロムに似ていると評している。実際にアクアとクロムの絆会話でも互いに考えるよりも体が動くタイプと認め合っている。
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ファイアーエムブレムif アクア(FE) ギャップ 女子力(物理)
アクア(このすば)：こっちの女神は元々から杖による打撃を使用する
