「会えて光栄だ。導く者よ。私はサン・ルイ、神の思し召しによりあなたの元に仕えるもの。あなたが人の世の理りに反しない限り、この槍はあなたのために振るおう」
プロフィールこそ戦士の証。みな、よくぞ持ちこたえてくれた。
所属 | アズールレーン・自由アイリス教国 |
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艦種 | 重巡洋艦 |
好きなもの・こと | アイリスの旗印 護教騎士団の紋章 |
苦手なもの・こと | 冒涜な存在 |
一人称 | 私 |
趣味 | 園芸 |
特技 | 喧嘩やトラブルの仲裁 |
担当声優 | 瀬戸麻沙美 |
イラスト | 木shiyo |
『アズールレーン』で2018年4月に発表された『World of Warships』とのコラボレーションにより登場する計画艦(架空存在)の第1期の1隻。レアリティはPR。
フランスを基にしたアイリスの最初の1隻で、アズールレーン連合5番目の陣営である「自由アイリス教国」に属する、信仰篤い聖教騎士(タンプル・シュヴァリエ)。
開発条件艦はユニオン前衛、戦術データ対象はユニオン巡洋艦。駆逐艦でデータ収集はできないので注意。
三幻神を筆頭にドロップ、建造の両方で手に入るキャラが多く、副砲型の高性能軽巡も多いため戦術データ稼ぎも楽な部類に入る。
ゲーム起動中のローディング画面ではアズールレーンに登場するいずれかの勢力の説明が代表的キャラの立ち絵と共にランダムで1種類表示されるのだが、このうちアイリス教国はこのローディング画面システムが実装された時点ではアイリス教国メインのイベントがまだ始まっていなかったため、その時点で存在していたアイリス所属のキャラとしてサン・ルイが代表を務めている・・・のだが、サン・ルイは間違いなくアイリス所属で、説明文もアイリス教国の事が書いてあるのに、国名だけが「ヴィシア」と書いてあるという誤植が2020年6月ごろまで存在していた。
ヴィシアとアイリスは、史実で言えば戦時に2つの政権に分かれたフランスをモデルにしており元は同じ国なので、100%全くの間違いという訳ではないが、説明文にはアイリスと書いてある以上誤植と言わざるを得ない。
なお、ヴィシアはヴィシアでジャン・バールが代表を務めるイラストパターンが別途存在する。
この誤植は2020/6/24のメンテでようやく修正され「アイリス」と書かれるようになった。
容姿か……良い物ではあるだろうが、興味はないな
白と青を基調とした荘厳を感じさせる軽甲冑を着込んでおり、ぴっちりとした黒インナーが胸部装甲の大きさを強調している。更によく見ると胸ポチあり。このおっぱいで聖教騎士は無理でしょ。と思ってたら見習い騎士にも立派におっぱいな娘がいるため問題ない模様。手には青い柄の十字槍(パルチザン)が、身につけている艤装はいかにも聖属性な形をしており、見るからに「聖なる騎士」そのものといった出で立ちである。
なおどういう訳か、2020年7月現在、第一期開発艦であるにもかかわらず、第二期まで含めた全ての開発艦の中で唯一着せ替えが何も実装されていなかった。
その後に続々登場する新規追加艦は何かしら着せ替えを1つ以上同時実装され、後発の第二期開発艦にはケッコン衣装だの2つ目以降の着せ替えなども実装されていく中、頑なにサン・ルイの着せ替えにはノータッチだった。
しかしアズールレーン3周年にて待望の着せ替えスキン「華麗なる聖騎士」が実装。初衣装にしてなんとLive2Dつき。
2018年4月に第一期開発艦が実装されてから2年半近く経つ。サービススタートから姿を見せておきながら2周年まで引っ張られたビスマルクを超える引っ張りであったが、これはサン・ルイの公式立ち絵を担当した木shiyo氏の家庭の事情によるものだったらしい。
そして年の明けた2021年の旧正月イベントにて、新たな着せ替えスキン「瑰麗なる執行者」が実装。担当絵師はもちろん木shiyo氏である。
指揮官、あなたも性格に祈りを捧げるのか?
敬虔な信徒であるからか自分にも他人にも厳しく、感情より任務を優先する融通が利かない性格。それ故に公平を要する仲裁が得意であり、それについては自身も認めているようである。日頃から神に信仰を捧げ、常に自身を律して清廉潔白であるように努め、上司である指揮官の雑務を積極的に引き受けつつ忠言も怠らない。まさに絵に描いたような宗徒であるが、それ故に敵対者や悪徳には容赦が無い。それは指揮官に対しても同様であり、失望時のセリフはかなり辛辣である。
私の性能で勝てればそれで良いが、指揮官、あなたはもっと遠い先まで見渡すべきだ
ざっくり一言で表すと重巡の欠点をほぼ無かった事にした重巡。レベル100、好感度ボーナス6%の時点で重巡のカテゴリーで4位の火力。3位の装填。そして砲座+1を併せ持つ。榴弾運用が大前提となる都合上、駆逐、軽巡の軽装甲相手は滅法強く、中装甲以上が相手でも強引にゴリ押せる。
- 徹甲加工榴弾
榴弾のダメージを最大35%と大きく伸ばす攻撃スキル。デメリットで炎上発生率が3%低下する。
重巡砲の炎上率は元々8%しかなく、着火したとしても戦艦砲の様な大火災にもならない為、実質的にデメリットは皆無。
戦艦砲で着火炎上した相手へ更に追い着火する場合に若干影響がある程度。全弾発射も榴弾であるため効果が乗る。本キャラのぶっとんだ火力の源なので、最優先で強化しておこう。
- エンジンブースト
重巡が抱える欠点の大半をまとめて解消する強力な複合スキル。
1 | 速力が3(最大8)上昇する。 |
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2 | 戦闘開始時、40秒間、回避が15%(最大35%)アップ |
速度上昇は+8されれば、重巡であるにもかかわらず軽巡並の船速になる。どちらかというとこちらを目的として強化する形になる。元々耐久値が高く、中装甲なのも相俟って非常に生存性の高い重巡となる。これほど強力ながら防御スキル扱いである為、ダブつきやすい青本で育成できるのも利点。
注意しなければならない点としては、いずれの効果も戦闘時に限られるものであり、海域マップ上での移動中はただの重巡であるという事。つまり「見ゆ」の回避率は軽巡や駆逐を入れるよりは低くなるというのは他の重巡と同じだし、艦隊の速力の合計で移動できるマス数が決まる期間限定イベント海域でも足が遅くなりやすい。
竜骨編纂によってスキル強化すると効果時間が+10秒され、戦闘開始から50秒になる。
- 対セイレーン特化改修I
計画艦固有のセイレーンへのダメージ上昇スキル。
教本による強化ではなく、レアリティ上昇時に習得・強化される
- 全弾発射-サン・ルイI
「徹甲加工榴弾」で榴弾ダメージを上昇できるため、スキルがひとつも腐らない。
しかし、雷撃性能に関しては控えめに抑えられている。魚雷搭載艦では標準的な「魚雷装填数+1/開始時魚雷+1」を持っていないため、戦闘開幕での魚雷発射と魚雷のストックからの一斉発射が不可能となっている。素の雷撃ステータスも低めであることから瞬間火力に乏しく、戦艦を相手にした時には砲撃戦をしなければならないことから被ダメが大きくなりやすい。重巡砲の手数の少なさ故にシールドを展開する相手も苦手。また消費燃料も最大13と戦艦や空母に匹敵するほどの高燃費であるため、運用する際は燃料の残量に注意になる。
史実をもって平和をもたらす。これこそ私ができるたった一つの役目である
フランス海軍が戦時中に計画したサン・ルイ級重巡洋艦の一番艦。第二次世界大戦の勃発により、巡洋艦の大きさを制限する軍縮条約が有名無実となったため、条約に囚われない大型の巡洋艦として計画された。
設計は当時のフランス海軍において最新の重巡であった「アルジェリー」を更に発展拡大させたものとなっており、完成の暁には他国の新鋭重巡にも引けを取らない性能が与えられる予定だった。しかし建造が承認されてからわずか2か月後にナチス・ドイツの電撃戦によってフランスが降伏してしまう事態となり、サン・ルイとその姉妹艦も全て建造中止となった。
余談ではあるが艦名の綴りは「Saint Louis」であり、これを英語読みすれば「セントルイス」となる。
また史実のフランス海軍で第一次世界大戦期に就役していた同名のシャルルマーニュ級戦艦とは異なる。
等しく関連イラストをくれてやる…!
ゲーム内の立ち絵
ロード絵に使用されたイラスト
我らが神よ、等しく関連タグをくれ給え。
エンタープライズ、クイーン・エリザベス、赤城、ビスマルク、アヴローラ、平海、サン・ルイ、ジャン・バール、リットリオ:ゲーム起動時のローディング画面に登場するKAN-SEN達。