スペック
全長: | 150m |
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装甲: | 不明 |
武装: |
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MS搭載数: | 6機 |
概要
ザフトが最初に開発した宇宙用艦艇。
艦種はフリゲート(艦種略号:FFM)とされており、「ローラシア級FFM」とも呼ばれる。
正式名称は「ローラシア級MS搭載艦」
史上初めてモビルスーツの運用を前提に開発された艦艇で、その高い機動力、装甲、汎用性で一躍C.E.時代における兵器体系の頂点に立ったモビルスーツであるが、既存の兵器同様それらを迅速に展開・運用し、同時に整備・補修を行う母艦の存在は不可欠だった。
その為このローラシア級は船体下部に格納庫を持ち、計6機のモビルスーツを搭載可能。
そして発進時は前部が開口し、リニアカタパルトが展開する。
リニアカタパルトはアークエンジェル級と同様のモビルスーツの脚部を固定し、レール上を高速で走らせる事でモビルスーツを加速する方式では無く、モビルスーツ自体を電磁加速させる方式を採用している。
また格納庫自体はそのまま切り離す事で大気圏突入用カプセルとして機能し、衛星軌道上からの降下作戦にも対応している。
サイズ的には地球連合のネルソン級、ドレイク級の中間に位置する比較的小型の艦であるが、2連装ビーム砲2基や連装、単装を含めた3基のレールガン等多彩な武装を持ち、対艦戦においても高い戦闘力を発揮する。
同型艦
- ガモフ
『SEED』序盤に登場し、G兵器強奪作戦に参加した後はイザーク、ディアッカ、ニコルの母艦として、ヴェサリウスと共にアークエンジェルを執拗に追撃した。
低軌道会戦にて、半ば特攻の様な形でアークエンジェルに攻撃を仕掛けるが、デュエイン・ハルバートンの乗る地球連合第八艦隊旗艦メネラオスによって撃沈される。
- ツィーグラー
元々はラコーニ隊もしくはポルト隊の所属艦だったが、GAT-Xシリーズの報告の為にアスランとクルーゼが本国へ一時帰国した後にクルーゼ隊に加わった。
低軌道会戦は生き残った様であるが、それ以降は確認されておらず不明。
- ガルバーニ
グリマルディ戦線におけるクルーゼの旗艦。艦長もクルーゼが担当していた。
- マルピーギ
ガルバーニの僚艦。艦長は後にヴェサリウスの艦長を務めるフレデリック・アデス。
- アムンゼン、ボーンステル
『SEED ASTRAY』第3巻に登場。ロンド・ギナ・サハク駆るゴールドフレーム天に襲われ、アムンゼンは撃沈、ボーンステルは旗艦だったらしいナスカ級と共に撤退した。