概要
機動戦士ガンダムSEEDの初代主人公キラ・ヤマトの育て親であるカリダ・ヤマトとハルマ・ヤマトの夫婦のことである。
彼等の行いは人間の闇と業と狂気が凝縮されたC.Eにおいて眩しすぎる程の輝きを放っており「作中随一の聖人夫婦」と称される事も多く、あのクルーゼすら皮肉混じりとはいえ敬意を持ったほど。
彼らのやったことを文章化すると、キラの出自を知りながらブルーコスモスによるテロの最大の標的とされている方のキラを引き取った上で、さらにブルーコスモスの工作員が潜伏していそうな月面都市コペルニクスで生活し、キラを真っ当な子どもとして育て上げた、と言う控えめに言ってもとんでもない御仁である。
クルーゼはキラの幼少期を知らないであろうから、仮にこの事を知れば「その環境でキラを真っ当に育てられたのか?」と疑問に思っていたであろう。
ガンダムシリーズを見てもここまで人間のできている関係の良好な主人公の両親は少ない。
あえて言うならレズリー・アノーとモニカ・アノー夫婦が対抗馬に上げられることがあるがレズリーは職を辞するまで家を空けがちだった、モニカは仕事人間な所があったとどちらも後に反省する機会があった為、ややヤマト夫妻の方が分があるのでは?と評価されている。