「私たちはトリスビアス──『ヤヌサポリスの聖女』。同行を歓迎するわ、花の香り溢れる、西風の果てまで一緒に行きましょう」
概要
オンパロスに存在する英雄「黄金裔」の1人である"3人の少女達"。一人称は共通して「あたし"たち"」。他者には呼び名と共にちゃん付けで呼んでいる。
タイタンの1柱「門と道」のヤーヌスを信仰するヤヌサポリスの大司祭だが、現在その名前の意味を知っているのは本人達以外では老司祭のみとなっている。
遊び好きという見た目相応の趣味趣向をしているが、実は1000年もの間生き続けており、タイタンの試練を最初に通過した黄金裔であり、神権を受け継いだ最初の半神でもある。しかしこの出来事は「黄金紀」だった頃であり、本人ですらあまり覚えていない。
彼女の過去は不明だが、カッサンドラによればケファレの神託を授かる際、世の人々の幸せと母親のために「ヤーヌスの火種」を盗んだとされる。この行為によって一部の司祭の間で悪評として知れ渡ってしまう。
その後半神となった彼女は「自我の分裂」を代償に1000ほどの子供に分裂し、神託を多くの都市国家に伝えた。そして各地に点在する黄金裔を招集し「火を追う旅」を始めた。
以前は同じトリスビアスと呼ばれる子供が他にも存在していたが現在はこの3人のみとなっている。
また神託の預言には「最後は異郷の地で朽ち果てる」とされている。
ちなみに、神権は3人で1人分である。
該当者
三姉妹でリーダ的存在。黄金裔を導いている「お利口さん」。
三姉妹で一番活発な少女。「百界門」の役目を引き受けている。
物静かな少女。様々な角度で物事を考える「学者」気質。
余談
トリスビアスは、古代ギリシャ語のτρῐ́βος tríbosからの引用である。比喩的には「使い古された道/運命」を意味する。
関連動画
黄金の叙事詩PV 「運命の最初の黎明」