アグライア(スターレイル)

あぐらいあ

『崩壊:スターレイル』の登場人物。

「遠方から訪れた賓客…金糸を伝って、風があなたの来訪を教えてくれました」

「私はアグライア。オクヘイマのラプティスであり、オンパロス黄金裔の1人でもあります。今後は、互いに誠意を以って接しましょう」

概要

黎明の光に照らされた聖都で、その織り手は金糸を撫で、運命を紡ぐ。

「金織」のアグライア、「浪漫」の火種を背負う黄金裔。この世の英雄たちを呼び集め、彼らを再び長い旅に導く者である。

──神々を討ち、神火を手に入れ、滅亡の危機に瀕したオンパロスに新生をもたらすのだ。

プロフィール

名前	アグライア
性別	女性
レアリティ	✦5
所属	オンパロス/オクヘイマ
神権	「黄金の繭──モネータ」
属性	雷
運命	記憶
CV	遠藤綾

人物

末世のオンパロスを救う使命を担いし、神々に選ばれし英雄「黄金裔」の1人。

芸術的な麗しさを醸し出す美女だが、タイタンの1柱「浪漫」のモネータから神権を奪取した半神として数百年活動を続けている百戦錬磨のベテラン。現在は幼児化しカリスマを失った師トリスビアスに代わって、黄金裔のリーダー兼聖都オクヘイマの実質的な統治者を勤めている。

一応の本職は凄腕の服飾デザイナーであり、トルソー型の人形「ラフトラ」を複数使役し、感覚器官となる不思議な金糸を生み出し都市中に張り巡らせる能力から、「金織」の二つ名を持つ。

虚ろで光のない目が示す通り盲目、かつ人間性が欠如した人物だと自認しているが、黄金裔として与えられた祝福として高い感覚を有しており、常人以上に物事がよく見える他、金糸を介してあらゆる情報を把握できる。

オンパロスとそこに住まう人々の安寧を慈しみ、真摯に救世を果たさんとする使命感を持つ一方、その為ならば自分自身や仲間含む他の全てを利用し使い潰す事も辞さないと表明する、黄金の精神と漆黒の意思を併せ持った人物。

それ故、なり振り構っていられない戦時中における冷徹な判断と、それに伴うヘイトを意図的に自らへ集中させている偽悪的な面も強く、相応の孤独も人心を持たぬ自分だからこそ耐えられると自負し、最初から戦後に自らの居場所は無いと見切りをつけている程。

それでも師には心配されている他、権謀術数に慣れ過ぎて子供にも高圧的に接してしまった際は自嘲する等、半神として生き続け、神に近い視点で監視社会を続けてきたが故の人間不信なきらいも見られる。

能力と戦術

「記憶の精霊」であるラフトラと連携し、お互いを強化しながら高頻度の拡散攻撃を続けるメインアタッカー。

必殺技の強化状態に強みのほぼ全てが集約されており、パーティ全体でいかに彼女の回転率を上げていけるかが運用のカギとなる。

軌跡

• 通常攻撃「サイフォスの蜜」

虚飾にすぎません。

• 戦闘スキル「掲げよ、昇華せし名を」

裁断の時。

共に舞を。

黄金を浴びて。

盛装を供して。

• 必殺技「共に舞え、運命のラフトラ」

すべての糸は、指先に。

私たちの運命が、絡み合う。

• 通常攻撃「剣先より千の口付けを」

虚偽は看破される。

命は綿糸のよう。

• 天賦「薔薇色の指先」

• 秘技「星を纏いし烈剣」

禍根を断ちます。

追加能力

「短見への裁き」
「最後の織運」
「刹那の陽光」

星魂

①「金の星の軌道を漂って」
②「運命の瞼を行く舟」
③「華麗な露の賜物」	戦闘スキルのLv.+2、最大Lv.15まで。通常攻撃のLv.+1、最大Lv.10まで。精霊天賦のLv.+1、最大Lv.10まで。
④「大理石の内なる輝き」
⑤「漆黒の苦難の織り手」	必殺技のLv.+2、最大Lv.15まで。天賦のLv.+2、最大Lv.15まで。精霊スキルのLv.+1、最大Lv.10まで。
⑥「空虚で無常なる金糸」

余談

初の記憶キャラ

初めてデザインされ、プレイアブルとして公開された記憶の運命を持つキャラクター。

記憶キャラの基本ルールは彼女の性能を軸にデザインしたらしく、故に仕様の改修が入るたび彼女の性能も作り直されたそう。実質的にパーティを増やす関係上、ゲーム上のリソース制限が厳しいらしく、ラフトラがシンプルな姿なのもこれらの事情が加味されたもの。

初期案では「複数のラフトラを同時に引き連れ、それぞれ異なるポーズで多様な攻撃動作で敵に爆発攻撃を仕掛ける」というものだったらしい。もし実現していたら爆発するのはラフトラでも敵でもなく、プレイヤーのスマホか開発チームだっただろう…と公式動画で語られている。

関連動画

• 光円錐

• キャストインタビュー

関連イラスト

関連タグ

崩壊:スターレイル　オンパロス　黄金裔

アグライアー：元ネタ。

※以下、2.1開拓クエストのネタバレを含みます。

• ナナシビトへの尋問

開拓クエストではファイノンにオンパロスの説明を任され、外から来た開拓者と丹恒にバックアップを保証する代わり、ある事情からこの星では絶対の禁忌とされている「外界の存在」を流布しない約束を取り付ける。

しかし、両者は早々に不注意から情報を抜かれる形で破ってしまい、怒った彼女は二人を捕縛し尋問。他の黄金裔の取りなしで悪影響もなく丸く治ったが、非があるとはいえ、開拓の意義を否定されたうえ懲罰兵扱いされた二人からも怒りを買い距離を置かれる様になる。

• ※一連の流れには"2段階の"選択があり、尋問中は清濁問わず"一番の本音"を選ばないと処刑されるというものだが、失敗してもファイノンが助けに来てくれる。
• ※その次は義理を失ったオンパロスを去るか否かという選択で、前者を選ぶと定例のバッドエンドになる。直前に戻れる為、興味ある方は確認してみるといいだろう。