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概要編集

知恵」「記憶」「◾️◾️」という3つの運命に統べられた未知の惑星で、「8」の字のように中心部分から捻じれたメビウスの輪のような外見を持つ。

外からの観測は不可能とされており、ガーデンの鏡にしか映らず、その名前すら外界に認知されていない謎多き地。逆にオンパロス内部からも外部(星海)を観測できないという。


ゆえにオンパロスの住民は星神の存在を知らず、代わりに「タイタン」という現地の神々を信仰している。


経緯編集

ピノコニーの大事件を辛くも解決した星穹列車の面々だったが、次の目的地を決める段階で新たな問題と向き合う。

それは列車の燃料である"開拓の運命"から得られし虚数エネルギーが、そろそろ危ないほど不足しており、あと2回ほどの跳躍で枯渇してしまうと診断された事だった。


これを解決するには、多少なりとも未開の地を切り開く冒険をするほか無いが、ヒトの行ける惑星があるかも分からない宙域へギャンブルで跳ぶわけにもいかず、ヴェルトは距離的にも海洋惑星「ルサカ」か、アゲートの世界「メルスタイン」のどちらかに行こうと提案。


いつもの様に皆で投票を始めようとした矢先、しれっと潜り込み話を聞いていたブラックスワンが現れ、この「オンパロス」の情報を提供。

彼女はかの地に線路を敷設できれば、衰退した"開拓の運命"は再び勢いを取り戻し、燃料切れの心配も二度となくなると進言。

姫子はガーデン及び天才クラブから可能な限り情報を集めてその星が存在する宙域にあたりをつけ、採決の結果次なる開拓地に選出した。


オンパロスの開拓クエストは本作史上最長のストーリーとなり、8バージョンの約1年にも渡り、英雄にまつわる壮大な物語が繰り広げられる。


文化・歴史編集

ギリシャをモチーフとしており、信仰と神話を重んじる国民性や、袈裟懸けの服装や共同浴場など、古代ローマに酷似した文化形態を有している。


外界から隔絶された地だけに価値観の独自性も強いが、何故かデジカメや、スマホそのものな"念写ストーン"といった現代的ツールも普及しており、外の機器との互換性すらある。

市民はタレンタムに制定された「テミス」という通貨を利用しているが、タレンタム(法)の力は信用ポイントも適用されるため開拓者は安心して取引できる。


また「光歴」というオンパロス独自の暦が存在し、各タイタンに対応した星座月も運用されている。これはタイタンケファレによって制定された。

仔細は「オンパロスの歴史」として記事分けされているが、同星の歴史は「啓蒙紀」「造物紀」「黄金紀」「紛争紀」「幻滅紀」、そして予言された「再創紀」「エスカトン(終末)」に分かれる。


星穹列車が訪れた頃のオンパロスは光歴4931年の「幻滅紀」という暗黒の時代に突入しており、タイタンと眷属との争いにより滅亡の危機に瀕し、オクヘイマ以外は永遠の夜に陥っている。


都市国家一覧編集

オンパロスには廃れた現在にあたる「永夜」と、全盛期の過去にあたる「黎明」という2マップが存在し、記憶の力によって二つの時代を行き来できるのが最大の特徴。


「永遠の聖都」。生き残りの人類達が集まった最後の都市で、出身者のアグライアが管理している。

タイタンの一柱ケファレが、黎明を背負ったまま力尽きている姿が象徴。


「千門の殿」。預言が授けられる都市国家。

トリスビアスの故郷だが、少し前に滅亡し廃墟と化した。


「賢者の里」。学者達が集う都市国家だが、既に滅んだ模様。


「武断の都」。戦士達が集う都市国家。

モーディスの故郷だが、彼の出奔後ニカドリーの暴走により滅亡。

中心部上空には「天罰の鋒」と呼ばれる超巨大な剣が浮かんでいる。


  • スティコシア

「海の宝石」。とある邪竜によって呑み込まれたという。


「雪の城」。キャストリスが育った都市。


  • エリュシオン

ファイノンの故郷。彼の幼馴染も住んでいた小さな村だが、タイタンの災厄によって滅んだ。


  • イェリカ

吟遊詩人リポの故郷。暗黒の潮によって滅んだ。


  • アカトゥス

ジョーリアの信者が集まる都市国家。暗黒の潮によって滅亡した。冒険クエスト「少女、金貨と故郷」に登場するシルリアはアカトゥス人最後の生き残り。


  • カミテス

モネータの祝福を受けた遠方の都市国家。ファジェイナの祝福を受けた楽器「水溢琴」を操るなど優れた芸術家が数多く存在したが、はるか昔に貴重なロストテクノロジーと共に消滅した。


  • エドゥリア

サーシスを信仰する書の都。ニカドリーの眷属にほとんど破壊され、蔵書もすべて焼き尽くされた。


  • サバニー

書物「サバニー人の絶筆」に登場する都市国家。暗黒の潮に呑まれ、滅亡したと思われる。サバニー人は生存しているが、自分たちの文化が消失することを知り絶望した。


  • メディテラナ

ファジェイナが愛したハニーフルーツを生んだ都市国家。はるか昔に滅んだとされ、一部の食文化はオクヘイマの人々から親しまれている。


  • ハットゥシリ

オクヘイマの遥か東に位置する都市国家。ジョーリアを信仰し、暗黒の潮が訪れる前は楽園のように美しかったという。


  • ラードーン

モーディスが言及した都市国家。詳細は不明。


  • エネアヌス

同上。詳細は不明。


  • アーカディア

冒険クエスト「かつて、アーカディアの地に」に登場する伝説の楽園。モネータの信者にとって憧れの地だがそれを目にしたものはいない。元ネタはペロポネソス半島中央部にある伝説の楽園アルカディアだろう。


関連動画編集

黄金の叙事詩PV「オンパロス英雄記」


TGA出展動画「あなたが辿り着いたことのない世界」


太古の賛歌PV:「タイタンと都市国家」


神話開幕PV:「神々の沈黙の歌」


余談編集

  • PVからもわかる通りローマ神話ギリシャ神話を元にしており「オンパロス」という名は、ギリシャの陶器・アンフォラ(Amphora:ἀμφορεύς amphoreús)に由来している。かの有名なパンドラの箱も実際には箱ではなく、アンフォラの一種であった。
    • また英語表記Amphoreus(アンフォレウス)の由来にもなっている。この単語は「古代ギリシャの液体の計量単位」にも使われ1単位につき9ガロン(約34リットル)に相当する。
    • 名前も登場する「大地のへそ」を表す丸い石・オンパロス(オムパロス、オムファロス・オンファロス等の表記揺れあり)と同意義でもある。古代ギリシャではオンパロスは地球の中心を示すと信じられていた。
    • オンパロスのマップコンセプトはギリシャ神話のオリンポス山をモチーフにしている。
    • 「永遠の地」とはローマの愛称「永遠の都(Urbs Aeterna:ウルブス・アエテルナ)」を指していると思われる。
    • アーカイブ「ムーサよ、わたくしにかの男の物語を」はホメーロスの叙事詩「オデュッセイア」からの引用である。
  • 開拓や他の星神が知らない星系は他にも存在するようで、5,6年前は極小数のメモキーパーや仮面の愚者がある世界への交信・来訪に成功しているが、その事実は知られていない。
  • Ver2.7生放送PVでは、原神ばりに世界観と所属キャラが一気に開帳されたが、各人の姿や立ち位置、異名等は、かの火を追う蛾と類似しており、明らかなセルフオマージュに沸いた艦長兼任の開拓者も多い。
    • 2年目から本作も崩壊シリーズとして、両世界や物語の繋がりを示す頻度が増えてきており、今後もより本格的な"世界観の融合"を進めていく所存らしい。
  • 末期の終末戦争真っ只中というだけに、待ち受けている展開も今まで以上にシリアスで過酷。ネットでは早々に以前の「不穏テーヌ」に準え「不穏パロス」と言葉遊びされている。
  • 存在自体は「開拓伝説〜星間旅行スゴロク〜」の花火イベントで初めて言及された。単語だけなら偶然の一致で、宇宙ネットにも転がっている模様。
1通の招待状を受け取った。差出人は「お利口クラブ会員#888ミス・哲学博士」
この女性は自分のことを、太古の昔に「永遠の地」オンパロスで脚本執筆を担当していた神聖なマシンだと言っている。どうやら指定の場所にあなたを招いて「没入型演劇」に参加してもらいたいようだ

関連リンク編集

崩壊:スターレイル

ギリシャ

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