《開拓者の信条》
一、運命の盛衰に惑わされず、開拓者は自身の主張を持て。
二、猛り狂う荒波を前にしても、列車の乗員は常に団結せよ。
三、逆境にあろうと、悪に立ち向かえ。
四、人々に忘れ去られたとしても、決して後悔するな。
五、銀河に帳が下りたのなら、共に長い夜を照らそう。
六、困難な局面でも、前を見据えてそれを乗り越えるのだ。
————「この旅が、いつか群星に辿り着かんことを。」
概要
ゲーム『崩壊:スターレイル』に登場する、宇宙空間を航行することができる列車。または、列車の乗組員によって構成される勢力のこと。
本作における主役チームで、主人公は物語冒頭でこの列車に所属し、宇宙を旅することになった(拒否もできるがバッドエンドになる)。
本作の世界観においては、様々な力を持った「星神(アイオーン)」が存在しているが、この星穹列車は星神の中でも「開拓」を司るとされている神、「アキヴィリ」の権能を以て作られており、そのために宇宙を駆け"開拓する"力を備えている。
宇宙空間を走行する一種の宇宙船である為、長距離を跳躍(宇宙戦艦ヤマトのワープのようなもの)する機能を持ち、慣れないと相応の酔いを伴う。
アキヴィリは既に亡くなっているが、それでもヴェルト曰く、列車は今でもアキヴィリの庇護下にいるらしい。
この列車に乗る者は即ち「開拓者・ナナシビト」であり、「進むべき道と目標は、開拓者自身で選ぶ必要がある」というアキヴィリの信条を掲げている。
探索・理解・構築・連携を開拓の信条として、開拓者の目的・目標は自身が決めるべきものと、惑星探索などでは個人の行動を尊重しており、個々人の事情で脱退する事も認められている。
パム車掌を除いた現在のメンバーは、皆所属してから数年未満というルーキー集団で、姫子が故郷に埋没していた列車を見つけた事で、勢力としても復活した形になる。
昔はアキヴィリやその意志を引き継いだ人々によって運行され、宇宙に多くの伝説を残していたが、何らかの理由でいつしか自然消滅し歴史の影に消えていた模様。
なお、スターレイルの正史には繋がらないものの、崩壊3rdの世界にも存在しているようで、2022年のショートアニメでその存在が明かされている。
メンバー
超常の力を宿され、宇宙ステーションに迷い込んでいた若者。
列車に保護される形で、共に開拓の冒険に旅立つ。
宇宙を漂う氷の中から発見された、記憶喪失の少女。
故郷を追われ、流浪の身となっていた青年。
星穹列車を蘇らせた若き天才科学者。
そのまま今世の筆頭ナナシビトとなり、「ナビゲーター」として星々の旅に出た。
ある目的をもって別の宇宙からやってきた英雄。
星穹列車の「車掌」を務める可愛い生き物。気が付いたら働いていた模様。
Ver.2.7にて、選択肢次第で列車に身を寄せる。
ver.1.4「エーテル戦線」で登場する、偶然生命を宿したプーマンの情報体。名前はユーザーが決め、イベントを完遂させるとペットとして乗車する。
ver.2.7から開かれた「パーティ車両」のバーテンダーロボット。
車内設備
- 機関車
星穹列車の先頭車両にして要。
武装の類は無いが、緊急時にはエンジンに負荷をかけ急加速して離脱を図る。"開拓の運命"から得られる虚数エネルギーを動力にしている様で、永く既知の地ばかりを運行しているとガス欠を起こす。
- ラウンジ車両
宇宙の見える大窓が自慢のラウンジ。車掌の働きでいつもピカピカ。
乗車員は基本ここに集まっており、報告や会議のほか来客が滞在する事も多い。
- 客車
ホテルの廊下のような内装で、資料室や乗員の個室もここにある。
- 資料室/丹恒の部屋
列車が赴いた星々の情報や宇宙の世界観・歴史などが保存されたサーバールーム。ただ姫子の発見時には、データの殆どが飛んでしまっていた模様。
丹恒はここに布団を置いて寝泊りしており、アーカイブの整理や学習も彼の役目。
- なのかの部屋
年頃の女子らしい可愛い内装にアレンジされている。
- パーティ車両
Ver.2.7にてメンテナンスが終わり解放された車両。
元は会議室だったが、ある人物が勝手に改修して豪華になり、現在は第二の憩いの場や簡易住居として使われる。
- 開拓者の部屋
パーティ車両の二階に設けられた主人公の部屋。
元は倉庫であり、イベントにて大幅にカスタマイズ可能。
関連派閥
「開拓」の運命を歩む者達の総称。派閥としての星穹列車も彼らの一員である。
本作の開始と同時に、強引かつ一方的に協力関係を結んできた集団。
開拓クエスト第二章にて、彼らと同盟を結ぶこととなる。
ヘルタやスクリューガムとの間で互助協定が結ばれている。列車が開拓の旅で見つけた珍しい物と引き換えに、ヘルタはできる限りの支援を提供する。
カンパニーの繁栄はアキヴィリの列車が残した星軌があってのものであり、未知の世界への通路を造れる列車は当然彼らにとって喉から手が出るほど欲しい遺物である。
トパーズの言によれば、かつてカンパニーは大金をはたいて列車の運行権を買い取ろうと試みたことがあったそうだ。
2024年4月に行われた、ローソンとのコラボにおける列車組の派閥。要はきのこたけのこ戦争である。列車組代表として登場したのは三月なのか。対するたけのこ派は星核ハンター、代表はカフカだった。
関連イラスト
関連リンク
ナナシビト…過去の乗員はこちらを参照。