「今回は迷惑かけずにみんなを救えた!ふっふふ、謙遜はしないよ —— ウチってさすが!」
概要
お茶目な少女。写真撮影など、この年頃の少女が興味を持つような物事すべてに「執着」している。
常にカメラを持ち歩き、列車と共に行けばいつかきっと過去に関する写真を撮れると信じている。
列車が少女を発見した日、彼女は漂流する恒氷の中に封印されていた。
目が覚めた時、自分についての記憶をすべて失っていた少女。しばらく思い悩んだ後、彼女は生まれ変わった日を自分の名前にすることに決めた。
そうしてこの日、三月なのかは「誕生」した。
プロフィール
※ストーリーを進めると新しい属性と運命を解放可能。
人物
一人称は「ウチ」。列車内での役割は特に決まっておらず、その結果として「勇者」を自称している。
記憶喪失の身だが、あまり悲観的に思っていない天真爛漫な性格で、列車組におけるムードメーカー。当然好奇心も旺盛で、彼女の一挙手一投足はしばしば列車組の行動方針に影響を与えており、周りから何かと気にかけられている。
一方基本的にボケ役で、明るい性格故にその場の空気に合わない発言やブラックジョークをかます事もあるが、後輩の開拓者も別方面でクレイジーな性格をしているため、お互いにボケとツッコミを行き来している。
これまでの日々は自分を構成する唯一無二の宝と考え、忘れることのないよう各地での風景や思い出等を写真に留めているカメラ少女。その撮影技術も謎めいており、私室には本人だけでは撮影できないはずのアングルのシーンの写真が飾られている。
「六相氷」という、彼女が封印されていた氷と同じ氷を生み出す能力を持ち、氷という名がついてはいるが普通の氷ではなく、異なる条件下で6種の結晶構造を表す特殊な結晶であるらしい。
列車が跳躍する際はパムから座るようアナウンスがあっても立ったまま衝撃に耐えようとするのが恒例行事らしく、いつも失敗して転倒してはあられもない姿を見せてしまうところまでがお約束。
その過去の詳細は不明だが、記憶の運命に大きく関わってるらしく、度々ガーデンオブリコレクションのメモキーパー達が思い出さないように釘を刺し、ブラックスワンは過去に記憶をカメラに残すことが好きだったメモキーパーがいたことを明言している。
能力と戦術(三月なのか・存護)
属性 | 氷 |
---|---|
運命 | 存護 |
メインストーリーで最初に加入するチュートリアルキャラ。
バリアと凍結で味方を補助するサポーター。攻撃力には期待できないが、天賦によるカウンターの頻度が高く、氷撃破または凍結を狙う状況であれば一線でも戦える。
軌跡
- 通常攻撃「極寒の弓矢」
「ほら!」
削靭値10。
指定した敵単体に氷矢を撃ちこみ、攻撃力50~100%分の氷属性ダメージを与える。
- 戦闘スキル「可愛いは正義」
「ウチがいるんだから、負けないよ~」
「動かないでね、今祝福してあげるから~」
指定した味方単体に防御力38%+190~57%+760分のバリアを与える、3ターン継続。
その味方の残りHPが30%以上の場合、敵に攻撃される確率が大幅にアップする。
バリアの耐久値はそこそこ優秀だが、ヘイト値も上がってしまうことには注意。だが自身の天賦による氷反撃の機会が増える事も意味し、敵に殴られることが前提のアタッカーであるクラーラを始めとした壊滅キャラとの相性は抜群。
- 必殺技「氷刻矢雨の時」
「たまには真面目にいこっか」
「ウチのとっておきをくらえ!」
削靭値20。
敵全体に弓で撃ちだした六相氷を降り注がせ、攻撃力90~150%分の氷属性ダメージを与えつつ、攻撃を受けた敵は50%の確率で凍結状態になる。1ターン継続。
凍結状態の敵は行動できなくなり、ターンが回ってくるたびに攻撃力30~60%分の氷属性付加ダメージを受ける。
メインとなるであろう戦闘スキルが防御力依存なのに対し、こちらは攻撃力依存で火力が決まる。
それゆえ火力は期待できない。凍結によるサポート技と割り切ろう。
- 天賦「少女の特権」
「逃がさない!」
「殴ったね?」
削靭値10。
バリアを持つ味方が敵に攻撃されると、攻撃者に氷矢のカウンターを放ち、攻撃力50%~100%分の氷属性ダメージを与える。この効果はなのか自身の次のターンが回ってくるまで、2回発動可能。
- 秘技「凍る瞬間」
「凍れ!」
削靭値20。
直近の敵を弓矢で射り、戦闘に入った直後100%の基礎確率でランダムな敵単体を凍結状態にする。1ターン継続。
凍結状態の敵は行動できなくなり、ターンが回ってくるたびに自身の攻撃力50%分の氷属性付加ダメージを受ける。
地味に付加ダメージの倍率が必殺技のものと違う。
- 追加能力
「純潔」 | 残りHPが50%以下の場合、敵に攻撃される確率ダウン。 |
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「加護」 | 戦闘スキルで付与したバリアの継続時間+1ターン。 |
「氷呪」 | 必殺技を発動した時、敵を凍結状態にする基礎確率+15%。 |
星魂
①「記憶の中の君」 | 必殺技が敵1体を凍結させるたび、三月なのかはEPを6回復する。 |
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②「記憶の中のあの子」 | 戦闘に入る時、残りHP割合が最も低い味方に、三月なのかの防御力24%+320の耐久値を持つバリアを付与する、3ターン継続。 |
③「記憶の中の全て」 | 必殺技のレベル+2、通常攻撃のレベル+1 |
④「もう失いたくない」 | ターンが回ってくるたび、天賦のカウンター効果を発動できる回数+1。カウンターのダメージが三月なのかの防御力30%分アップする。 |
⑤「もう忘れたくない」 | 戦闘スキルのレベル+2、天賦のレベル+2 |
⑥「このまま、ずっと…」 | 戦闘スキルによるバリアで守られている味方は、ターンが回ってくるたびにHPをそれぞれの最大HP4%+106回復する。 |
装備・編成について
最適解の遺物は防御力とバリアの耐久値が上がる「純庭教会の聖騎士」。メインオプションの多くは防御力にして、バリアをとことん固くしよう。味方を守ることを最優先として考えたほうが育成が簡単なので、攻撃力や会心率ダメ、ダメバフなどはあまり必要ではないが、凍結を起こせる効果命中や、行動不能などを避ける効果抵抗は欲しいところ。
光円錐は星5なら「勝利の刹那」、またはヘルタショップの「記憶の素材」。星4なら「余生の初日」か、ナナシビトの報償光円錐(要課金)の「これがウチだよ!」が良いだろう。特に星4ならガチャを回していればポロポロと出てくるはずなので凸もしやすい。また、ヘルタショップの光円錐は頑張れば完凸も目指せるのでしっかり強化しよう。
推奨される軌跡はスキルを最優先で強化し、その次に必殺技など。バリアが最も重要なので、ここを最優先で強化してしまえば、あとは自由に強化していっていいだろう。
無課金勢でおすすめの編成例は、クラーラ、ヒーラー枠を1人、自由枠(バッファーやアタッカーなどでも可。ただしアタッカーの場合は防御が薄いので倒されないように注意)を組み込んだパーティが一番お手軽。この編成での基本戦法は、クラーラになのかでバリアを張り、他のキャラは攻撃やデバフなどをかけつつ、バリアのヘイト値が上がる特性を使ってカウンターを誘発させる、これを繰り返すことで物理弱点の敵を殲滅できる。
初心者のうちは、アタッカーを守りつつ、必殺技で付与できる凍結を使って一気に叩いていく戦法でも問題ないだろう。
欠点として、なのかのバリアの対象は味方1人だけというものがある。味方に向けられるヘイトは絞れるものの、全体を守ることはできないので、どれだけ硬いバリアでも過信は禁物。
能力と戦術(三月なのか・巡狩)
開拓クエストを進めることで開放可能。彦卿と雲璃を師匠に取り、仙舟における一大イベント「演舞典礼」における羅浮の代表として登場する新たな姿。衣装は雲璃が、2振りの飛剣は彦卿がプレゼントした物。
味方単体をサポートし、サポート対象の運命によって異なる自己強化を行う単体アタッカー。
軌跡
- 通常攻撃「妖魔を祓う瑠璃剣」
「ウチを甘く見ないで!」
削靭値10。
指定した敵単体に斬りかかり、攻撃力50~100%分の虚数属性ダメージを与え、下記「チャージ」を1つ獲得する。
- 戦闘スキル「師匠、お茶をどうぞ!」
「師匠、お茶をどうぞ!」
「お疲れ様!」
指定した自身以外の味方単体を「師匠」状態にして、ミルクティーを謙譲し「弟子入り」する、言葉上ではトンチキなスキル。「師匠」にできる味方は一人だけで、スキル再使用により別のキャラを指定した場合上書きされる。
「師匠」に任命されたキャラは、速度が+6.0~10.0%アップ。
そして「弟子入り」状態のなのか自身が、通常攻撃を行う、または強化通常攻撃「一に眉間、二に心臓」によるダメージを1段与える時、「師匠」の歩む運命に応じて下記の効果が追加される。
- 「知恵」「壊滅」「巡狩」の場合
- なのかの攻撃1段ごとに、「師匠」の属性に応じた付加ダメージが発生する。威力は彼女を基準とした攻撃力10~20%分。
- 「調和」「虚無」「存護」「豊穣」の場合
- なのかの攻撃1段ごとに、彼女を基準とした削靭値+100%が上乗せされる。
- 天賦「師匠、わかりました!」
「ああ~わかった!」
「おお、さすが師匠!」
「師匠」が攻撃を行う、または必殺技を発動した後、なのかは「チャージ」を1つ獲得する。獲得上限は10。
チャージが7以上になった時、なのかは即座に行動し、与ダメージ+40~80%。通常攻撃が「一に眉間、二に心臓」に強化され、戦闘スキルを発動できなくなる。
強化通常攻撃を行った後、チャージを7消費する。
- 強化通常攻撃「妖魔を祓う瑠璃剣」
「くらえっ!」
「ウチのとっておきをくらえ!」
削靭値5。
指定した敵単体に、攻撃力40~80%分の虚数属性ダメージを3連続で与える。そして最後の1段の攻撃を行うたびに、60%の固定確率でさらに1段の攻撃を行う(追加攻撃は最大3段、計6段まで)。
この攻撃ではEPを回復できず、攻撃段数の増加もEP回復に影響しない。
巡狩なのかのメイン火力。若干運に左右されるが、各種バフや攻撃回数が組み合わせることで、馬鹿にならない総ダメージ量を叩きだす。
「師匠」の攻撃回数が多いほどこの技を使える頻度も上がり、与える速度バフも実質的にそのため。自動発動の追加攻撃も含まれる為、それらを備えたキャラと組むのが最適解となる。
- 必殺技「蓋世の傑物、三月なのか」
「今こそ真の剣術を見せる時 」
「左に青龍、右に白虎、ミルクティーはやっぱりサイコー──くらえ!」
削靭値30。
指定した敵単体に攻撃力144~240%分の虚数属性ダメージを与える。そして次に使う「一に眉間、二に心臓」の初期攻撃段数が+2され、攻撃段数が増加する固定確率も+20%。
ダメージソースとしてはシンプルだが、次の強化通常攻撃をほぼ確実に最大回数で放てるという、バフを兼ねた必殺技。直前に割り込んで使うのもアリだろう。
- 秘技「一気に三食」
「桃花影落飛神剣~」
巡狩なのかがパーティに編成されている場合、彼女以外の味方が秘技を使用した回数1回につき、次の戦闘開始時、チャージを1(最大で3)獲得する。
彼女自身の秘技は近くの敵を剣で攻撃し、それで戦闘に入った際、自身のEPを30回復する。
- 追加能力
「驚鴻」 | 戦闘開始時、三月なのかの行動順が25%早まる。 |
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「玲瓏」 | 三月なのかは「師匠」の属性に応じる弱点属性を持つ敵の靭性を削れる。敵を弱点撃破する時、虚数属性の弱点撃破効果が触発される。 |
「破浪」 | 強化通常攻撃を行った後、「師匠」の会心ダメージ+60%、撃破特効+36%、2ターン継続。 |
星魂
①「流星を振るう春花」 | フィールド上に「師匠」が存在する時、三月なのかの速度+10%。 |
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②「雪白の刃は怒涛の如く」 | 「師匠」が通常攻撃または戦闘スキルを発動して敵に攻撃を行った後、三月なのかは追加攻撃を行い、その回の攻撃のメインターゲットに三月なのかの攻撃力60%分の虚数属性ダメージを与え、「師匠」の運命に応じた戦闘スキルの効果を発動し、チャージを1獲得する。攻撃できるメインターゲットが存在しない場合、ランダムな敵単体に攻撃を行う。この効果はターンが回ってくるたびに1回まで発動できる。 |
③「冴えた頭と優れた腕前」 | 戦闘スキルのLv.+2、最大Lv.15まで。通常攻撃のLv.+1、最大Lv.10まで。 |
④「竜章鳳姿」 | ターンが回ってきた時、EPを5回復する。 |
⑤「稽古を増やして甘味は控える」 | 必殺技のLv.+2、最大Lv.15まで。天賦のLv.+2、最大Lv.15まで。 |
⑥「ウチが世界一!」 | 必殺技を発動した後、次の強化通常攻撃「一に眉間。二に心臓」によるダメージの会心ダメージ+50%。 |
関連人物
自分と似た境遇の後輩。勇敢さや能力に関しては素直に賞賛しているものの、時折行われる自分以上の奇行には呆れることも多い。とはいえ、精神年齢も近いからか仲良しで、メインビジュアルではふたり一緒に仲良く描かれているものもある。
余談
3月7日
正式リリース日は2023年4月26日であるが、実はこの日は「中国鉄道の父」と呼ばれている詹天佑の生誕日でもあり、「鉄道」をコンセプトにした本作にとっても別の意味で重要な記念日と言える。
また、現在の中国ではグレゴリオ暦と旧暦を併用しているが、偶然か意図したものかグレゴリオ暦の2023年の4月26日は実はちょうど旧暦の「三月七日」でもある。
関連動画
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声優インタビュー
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三月なのか・存護
三月なのか・巡狩
私物のドレス(非実装)