私は邪兎屋の従業員、ホロウ事務のエキスパート___アンビー・デマラ
プロフィール
概要
『ゼンレスゾーンゼロ』に登場する、便利屋「邪兎屋」の従業員第1号。
年齢不詳のクールな剣士で、同僚のビリーと共にチームの戦闘員を務める。
人物
冷静沈着で合理的かつ慎重派。感情表現に乏しく口調も淡々としており、日本版ではしばしば女性語を交えて会話する。咄嗟の判断力に優れ、敵の奇襲や罠から味方を守護する役割を担う。
その出自には謎が多く、長年の訓練を受けてきたかのような効率的で洗練された戦闘能力を見せるが、本人は自分のことを一切語らず、まるで記憶喪失か過去を捨てたようにも見える。
かつて旧都付近の廃墟でニコに拾われたという邪兎屋の古株で、彼女に対しては全幅の信頼を置き、刷り込み効果に近い感情も持っている。デマラの姓も彼女ものを自ら使用しており、当然二人は血縁者ではない。
それぞれ別ベクトルで調子に乗りやすいビリーやニコと比べると、仕事への向き合い方は客観的かつストイック。邪兎屋(というよりもニコ)にとっての利害には特に敏感で、赤字続きの現状を憂う会計役な面の他、ノリと勢いで前のめりになりがちな二人を制止する目付け役として動く。
また、利益をちらつかせてニコに取り入ろうとする猫又には牽制したりあからさまに冷淡な反応を見せたりと、人間くさい一面を露わにする事も。
「パエトーン」の兄妹の事は「プロキシ先生」と呼んでおり、仕事に関しては一定の信頼を置いている。
好物はハンバーガーで、味が良いのはもちろん、タンパク質・炭水化物・野菜を一度に摂れる点がお気に入りらしく、どうやら“リーズナブルな完全食”だと思っている様子。
各種装備品や音動機にも造詣が深く、新型機の性能把握にも余念がないものの、邪兎屋の懐事情もあってとても手が出せないのが実際のところ。
映画脳
一番の趣味は映画鑑賞。直接劇場に足を運ぶ映画館派だが、いつでも視聴できるビデオも好きで、プロキシ兄妹のレンタルビデオ屋「Random Play」にもちょくちょく顔を出している。その鑑賞量やジャンルの守備範囲は同じく映画通の兄妹が舌を巻くほどで、リンの方はビデオ屋の店長として危機感を抱き始めている。
アンビーは趣味を共有できる相手として個人的にも兄妹を慕っており、作中では二人と映画トークに花を咲かせる場面も。
ただし、“フィクション”という概念を持ち合わせているのか疑わしいレベルで映画の内容を真に受けており、ホラー映画のエンドロールが「実際の犠牲者リスト」だと主張したり、任務の直前に探偵映画で「プロのミーティング」を予習してきたりと、本人も大真面目なので同僚(主にビリー)は訂正に苦労している。
危なっかしいところのあるニコやビリーにツッコむ場面は多いが、稀にアンビーのボケが上回って収拾がつかなくなるのが邪兎屋コントの真骨頂である。
ホラー映画のエンドロールに「実際の犠牲者リスト」というアンビーの考え
リアリティを強調 - 観客に現実味を感じさせ、恐怖を強めるため。
犠牲者への敬意 - 実在する犠牲者への哀悼の意を示すため。
事件の風化防止・警鐘 - 忘れられないよう社会へのメッセージを込めるため。
不安感の演出 - 現実と虚構の境界を曖昧にして、観客に余韻を残すため。
話題性を高める - マーケティング戦略として映画の注目度を上げるため。
これらの理由が、エンドロールに「実際の犠牲者リスト」を使う意図として考えられます。
容姿
銀髪のショートボブで、右のもみ上げを三つ編みにしている。瞳はオレンジ色。
トップスはショート丈の白インナーにオフショルダーの黒パーカーを羽織っており、胸部と両腕は黄緑色のプロテクターで覆われている。両手にはフィンガーレスのグローブ。
ボトムスは黒のショートパンツにプリーツミニを合わせたカジュアルな装いで、腰の両側に覗くインナーのストリングがアクセント。
アキラ曰く「四六時中」着けているというヘッドホンは、有事の際には記録用のボイスレコーダーとして使用される。なお本人は直に音楽を聴くより、観た映画のBGMを口ずさむ方が好み。
背中には武器の電力源らしきバッテリーのような装置を背負い、邪兎屋メンバーの中でも目に見えて重装備だが、イベントシーンや戦闘では宙返りや回転斬りなど非常に軽快な動きを見せる。
能力と戦術
リリース当初から存在するA級エージェントで、序章で最初に操作する事になるチュートリアル役。
初期配布キャラクターではあるが変調でも入手可能となっている。
電磁ナタによる剣戟を得意とする電気属性の撃破タイプで、オーソドックスな近接型とあって直感的に動かしやすい。
また、初期実装組の中では唯一のA級撃破であるため、ライカンやクレタを入手していないプロキシはかなり長くお世話になることだろう。
スキル
- 通常攻撃「ボルトターボ」
最大4段。最終段は電気属性のダメージを与える。
シンプルなコンボ攻撃……かと思いきや3段目発生時に通常攻撃ボタンを長押しするか少し間をおいて入力すると「落雷」に派生する。
威力はもちろんのこと、ブレイク倍率も後述のコアパッシブのお陰でかなり高いため基本的には4段目まで出し切らずに落雷に派生するほうが効率が良い。
- 特殊スキル「電光斬り」
「どこかに行って!」
前方に打ち上げ斬撃を放ち、電気属性ダメージを与える。
小型の敵であれば宙に浮かせられるが、お世辞にも各種倍率が優れているとは言い難いため基本は封印推奨。
エネルギーが一定量溜まっている状態だと強化特殊スキル「蒼雷斬り」に変化し、各種倍率が劇的にアップする他、スキル発動中は完全無敵となる。
また、通常攻撃3段目及び落雷から素早く派生が可能であり、3段目から派生した場合は発動後に通常攻撃ボタンを押すことで落雷に繋げることができる。
後述のコアパッシブ効果も考えると基本は3段目派生で発動するのが主になるだろう。
- 終結スキル「オーバードライブエンジン」
「ターゲットを排除する!」
飛び上がりながらの回転斬撃→落下攻撃の二連コンボ。
撃破タイプ故にダメージはあまり期待できないが、代わりにブレイク値を大幅に稼ぐことができるため状況次第ではアンビーでデシベル値を使うのも選択肢に入る。
- コアパッシブ「波動電圧」
アンビーが通常攻撃3段目の後に落雷、特殊スキル、強化特殊スキルのいずれかを発動した場合、スキルの与えるブレイク値が32%アップする。
シンプルだが強力なパッシブ効果。これを活かすためにも通常攻撃からの派生はマスターしておきたい。
- 追加能力「並列回路」
チームに自身と同じ属性または同じ陣営のメンバーがいる時に発動する能力で、アンビーの回避反撃が敵に命中した場合、エネルギーを追加で7.2Pt回復する。5秒に1回のみ発動可能。
これを活用すれば強化特殊スキルの回転率がアップする。そのためアンビーを操作する際は敵の攻撃を極限支援だけで対処するのではなく回避で捌くことも重視したい。
心象映画
01「急速充電モード」 | 『通常攻撃』の4段目の斬撃が敵に命中した時、アンビーのエネルギー獲得効率が12%アップする、継続時間30秒。 |
---|---|
02「精密放電」 | 『通常攻撃:落雷』がブレイク状態の敵に命中した時、スキルの与ダメージが30%アップする。『強化特殊スキル』がブレイク状態ではない敵に命中した時、スキルの与えるブレイク値が10%アップする。 |
03「訓練の成果」 | 『通常攻撃』、『回避』、『支援スキル』、『特殊スキル』、『連携スキル』のスキルレベル+2 |
04「電荷伝導」 | 『連携スキル』または『終結スキル』を発動した時、控えの電気属性メンバーのエネルギーを3Pt回復する。アンビーのエネルギー獲得効率12%につき、回復量が追加で2Ptアップする、最大6Ptまで。 |
05「ストリートの経験」 | 『通常攻撃』、『回避』、『支援スキル』、『特殊スキル』、『連携スキル』のスキルレベル+2 |
06「フィールドチャージ」 | 『強化特殊スキル』を発動した時、アンビーはパワーを8重獲得する(最大8重)。『通常攻撃』または『ダッシュ攻撃』が敵に命中した時、パワーを1重消費して、現在のスキルの与ダメージが45%アップする。 |
1凸目は本来ほぼ振る意味のない4段目にバフ効果が付与されるようになる。
ただしバフの持続時間は30秒と長いため、逐一4段目を当てずとも戦闘開始時や敵のブレイク終了時にアタッカー役と後退した際にだけヒットさせる立ち回りで充分。
2凸目は実質的なブレイク値バフ。一応ブレイクした敵に対するダメージバフもあるがこちらは純アタッカーではないアンビーにとってそこまで重要ではない。
4凸目では雷属性にピンポイントでエネルギー配給を行えるようになる。
雷属性はアンドーやグレースといったエネルギーを大量に確保したいエージェントが多いため、彼らの電池役となれるこの効果は地味ながらありがたい。
6凸は強化特殊スキル発動後の通常攻撃とダッシュ攻撃が計8回まで強化されるものだが、2凸目で説明した通りアンビーにはダメージアップ系の効果はあまり意味がないため残念ながら完凸効果としては微妙な内容。
とはいえ逆に考えれば最後まで凸を重ねなくても問題ないとも取れるため、そこまで気にしなくても大丈夫だろう。
装備・編成について
- 音動機
モチーフ音動機である『デマラ式電池Ⅱ型』が最有力候補……というかストーリー序盤で必ず一つ入手できるため余程のことがない限りこれ以外を装備させることはないだろう。
電気属性ダメージをアップしてくれるほか、回避反撃もしくは支援攻撃が敵に命中した際に8秒間エネルギー獲得効率を上昇してくれる。
なんらかの事情でどうしても他の音動機を装備させるのであればエネルギー自動回復効率をアップさせつつエネルギー量に応じて衝撃力バフを付与してくれるA級音動機『まな板の鯉』がおすすめ。
- ドライバディスク
4セット効果発動分のドライバは撃破タイプ汎用の『ショックスター・ディスコ』ほぼ一択。
これに加えて2セット効果分としてエネルギー自動回復効率を上げてくれる『スイング・ジャズ』を組み合わせるのが安定して強力。
アンビー自身で火力を出したい場合であれば2セット効果分を会心率上昇の『ウッドペッカー・エレクトロ』、もしくは雷属性バフの『霹靂のヘヴィメタル』にするのがお勧め。
メインOPは4番は会心系、5番は貫通率か雷属性ダメ、6番は衝撃力が望ましい。
サブOPは撃破タイプ御用達の衝撃力が出現しないため、攻撃力%、会心系、貫通率を狙おう。
- 編成
【2属性編成】
全員が追加効果を発動できるバランスの取れた編成。
アンビーとビリー、カリンは初期配布であるため、リナさえ入手できれば即座に編成できるのも嬉しいポイント。
雷強攻エージェントであるアンドーをメインにしつつサポート要員を織り交ぜた編成。
全員がA級かつアンドー以外は配布であるため編成難易度が非常に低く誰でも組みやすい。
【3属性編成】
アンビー・ビリーor猫又・ニコ
猫又以外は全員初期配布のお手軽邪兎屋パーティ。
属性がバラバラであるため状態異常を引き起こしにくいのが難点だが、特製のバランスが良く扱いやすいため、戦闘システムのあれこれに慣れるまではこの編成がオススメ。
ボイス・掛け合い
ステータス | パターン2種/ |
---|---|
キャラ選出 | パターン2種/ |
ガチャ演出 | 3種以下略// |
通常攻撃 | ////etc... |
弱点攻撃 | |
強化特殊スキル | //// |
連携スキル | //// |
連携スキル(撃破時) | // |
終結スキル1 | |
終結スキル2 | |
終結スキル3 | |
敵発見 | |
敵の閃光 | ///【背後から】: |
敵のブレイク復帰 | |
回避 | |
被弾 | ////etc... |
探索/放置1 | |
探索/放置2 | |
戦闘/放置3 | |
戦闘/放置4 | |
汎用交代 | // |
ニコ交代 | |
ビリー交代 | |
猫宮又奈交代 | |
汎用クイック支援 | |
ニコクイック支援 | |
ビリークイック支援 | |
猫宮又奈クイック支援 | |
汎用戦闘不能 | |
固有キャラ戦闘不能 | |
固有キャラ戦闘不能 | |
固有キャラ戦闘不能 | |
【ホロウ探索】 | |
ディニー回収 | / |
ギアコイン回収 | / |
物資箱回収 | |
弾体射出 | |
敵マス撃破 | |
出会いマス | / |
HP回復 | |
HP侵食マス | /etc… |
ストレス値回復 | / |
ストレス値上昇 | |
ショップ/他 | / |
考察
現時点では劇中で特に言及はないものの、いくつかの要素でオボルス小隊所属のエージェントである11号と似通った部分があり、何らかの関係性があることが匂わされている。具体的な例を挙げると
- 武装や戦闘スタイル
両者ともバックパックを背負っており、属性エネルギーを纏わせたナタを用いた剣戟を得意としている。
ダッシュで一部の飛び道具を無力化する際のモーションもほぼ同じ。
- 11号のPV
11号のエピソードPVにて、彼女が敵に追い詰められた際にアンビーと同じ声による言葉を思い出すシーンがいくつか存在している。
明確にアンビーが語ったものであるかは明記されていないため声だけ同じ別の人物である可能性もあるが、少なくともアンビー本人か近しい存在がかつて11号と共に行動していたことは確実。
- 掛け合いセリフ
ゼンゼロでは同陣営のエージェント同士だと交代時に専用のセリフを発する時があるのだが、何故かアンビー→11号の時に限り同陣営でないにもかかわらず専用のセリフが用意されている。
その際はっきりアンビーの名前を口にしているほか、中国語版ボイスだと「0号」という呼び方をしており、最早両者に何かしらの関係があることを隠す気がないレベル。
- 顔グラフィック
公式から配布されている3Dモデルを有志が解析した結果、アンビーと11号の顔グラフィックは完全に同一であることがわかっている。
原神やスタレと違いゼンゼロでは共通ボーンを用いずに各キャラのモデルを作成しているため、コストや技術面での理由で同一グラを用いているとは考えにくい。
- 邪兎屋の共通点
邪兎屋の面々はニコが他陣営から流れてきた人物を受け入れ集まったというコンセプトがあるのではないかと考えられる。
猫又が元赤牙組であったのはストーリーを見ての通りだが、ビリーもカリュドーンの子に所属していたらしき経歴が見受けられる。
関連イラスト
関連動画
非売品ビデオ
ラミネート手帳
声優さんからのお祝いメッセージ
関連タグ
ニコ・デマラ ... 上司