「『羅浮』雲騎驍衛彦卿、ご指導よろしく!」
概要
意気揚々とした雲騎驍衛、仙舟「羅浮」最強の剣士。
剣に生き、剣に溺れる少年。ひとたび彦卿が剣を握れば、この年若い天才を侮る者もいなくなる。
その宝剣の鋒鋩を収められるのは、恐らく時間だけであろう。
プロフィール
人物
仙舟「羅浮」最強の剣士。雲騎驍衛。
将軍である景元の護衛を務めており、8歳程の見た目ながら、「一度剣を握れば、誰も彼に敵わないと」評される剣の天才。
基本的に飛剣「繁花剣海」を使って戦うが、無類の剣好きで、剣を購入してはそれぞれ名前を付けていたり、剣の話になると止まらなくなる一面も。
景元将軍に育てられ、師匠のように慕っている。
能力と戦術
- 通常攻撃「寒光刺す霜鋒」
指定した敵単体に彦卿の攻撃力(50%)分の氷属性ダメージを与える。
- 戦闘スキル「三尺秋水」
「剣は飛燕の如し」
指定した敵単体に彦卿の攻撃力(110%)分の氷属性ダメージを与え、自身に「智剣連心」を付与する、1ターン継続。
- 必殺技「快雨に戯れる燕」
「万剣、天来!」
自身の会心率+60%、彦卿に「智剣連心」がある場合、更に会心ダメージ+(30%)、1ターン継続。その後、指定した敵単体に彦卿の攻撃力(210%)分の氷属性ダメージを与える。
- 天賦「呼影剣」
彦卿に「智剣連心」がある場合、攻撃を受ける確率ダウン、自身の会心率+(15%)、会心ダメージ+(15%)。敵を攻撃した後に(50%)の固定確率で追加攻撃を発動し、敵に彦卿の攻撃力(25%)分の氷属性ダメージを与え、65%の基礎確率で凍結状態にする、1ターン継続。凍結状態の敵は行動できず、ターンが回ってきた時、彦卿の攻撃力(25%)分の氷属性持続ダメージを受ける。彦卿がダメージを受けると「智剣連心」が解除される。このダメージを受けるとバフが解除されるという特徴から、耐久値の高いバリアを張れる三月なのかまたはジェパードが必須になる。
- 秘技「御剣真訣」
秘技使用後、次の戦闘開始時、残りHPが40%以上の敵に対して、彦卿の与ダメージ+30%、3ターン継続。
- 追加能力
「頒氷」 | 攻撃後、氷属性が弱点の敵に対して彦卿の攻撃力の30%の氷属性付加ダメージを与える。 |
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「凌霜」 | 「智剣連心」がある場合、効果抵抗率+20%。 |
「軽呂」 | 会心が発生した時、速度+10%、2ターン継続。 |
星魂
①「素刃」 | 彦卿が敵を攻撃する時、その敵が凍結状態の場合、敵に彦卿の攻撃力60%分の氷属性ダメージを与える。 |
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②「空明」 | 彦卿に「智剣連心」がある場合、更にEP回復効率+10%。 |
③「剣胎」 | 戦闘スキルのLv.+2、最大Lv.15まで。通常攻撃のLv.+1、最大Lv.10まで。 |
④「霧厲」 | 残りHPが80%以上の時、自身の氷属性耐性貫通+12%。 |
⑤「武骨」 | 必殺技のLv.+2、最大Lv.15まで。天賦のLv.+2、最大Lv.15まで。 |
⑥「自在」 | 敵を倒した時に必殺技のバフを受けている場合、それらのバフの継続ターン+1。 |
装備・編成について
会心率は天賦や必殺技の発動時に上昇するので、会心率上昇は遺物のサブステータスに留めて他の火力ステータスに回そう。
- 光円錐
恒常✦5「泥の如き眠り」は会心ダメージが上がるだけでなく、通常攻撃または戦闘スキルで会心攻撃が発生しなかった場合に1ターン会心率が上昇する。欠点はこの効果が3ターンごとに1回しか発動しないことだが、毎ターン必殺技を撃つので無ければ充分である。
他にはヘルタ✦5「星海巡航」。会心率が上がり、攻撃する相手のHPが50%以下になれば更に会心率が上がる。どちらも無料で手に入り、特に「星海」は毎週しっかり模擬宇宙をクリアしていれば入手も容易である。
✦4なら「論剣」。同じ敵に攻撃を当てると与ダメージが上昇(最大5層)するが、実は彦卿の戦闘スキル1回で4層分蓄積されるので実質攻撃2回で5層になる。あとは敵が2体以下で会心率が上がる「沈黙のみ」や会心率上昇+一定確率で敵のバフを一つ解除できる「幽冥に帰す」が良い。
- 遺物
遺物は「雪の密林の狩人」。2セットで氷ダメージ上昇、4セットで必殺技発動時に会心ダメージが上昇する。2セットずつなら「狩人」+「ガンマン」2セット。オーナメントは攻撃力が上がる「宇宙封印ステーション」、必殺技と追加ダメージを上げる「自転が止まったサルソット」。
脚が速度なら「蒼穹戦線グラモス」。速度160を目指すならルアン・メェイの速度バフ+彦卿の遺物サブステータス速度をあと5上昇すれば達成は容易。
オプションは胴体が会心ダメージ、脚部は速度で手数を増やすか攻撃力で不足気味な火力を上げよう。
オーブは氷ダメージ、縄は攻撃力。サブステータスは会心ダメージ、攻撃力、会心率で。
しかし肝心のダメージソースである必殺技に必要なEPが140と重いため、縄をEPにするのも良い。
- 編成
彦卿は敵の攻撃によるダメージを受けないことが大前提であるため、バリアを付与できるキャラとの運用は必須。彦卿と組む上で、一番癖が無く安定してバリアを付与できるのはアベンチュリン。次点は、一回に付与するバリアの倍率が高く、確率であるものの凍結状態で敵の行動を阻害できるジェパードになるだろう。
調和は多くのバフを付与するルアン、速度の加速+ダメージ上昇+デバフ解除のブローニャ、速度の加速+ダメージ上昇+SP供給の花火。特に花火なら(パーティの組み合わせ次第では)毎ターンスキルを撃てるようになるので脚と縄を攻撃力にすることが出来る。
余談
種族と年齢についての噂
神策府にいる青鏃から彦卿に関するあることが聞ける。
それは彦卿が実は持明族だというもの。神策府から公開されている情報だと幼いと記載されているが実際は老いぼれであるという(持明族の中にも少年の姿から成長しない人がいるらしい)。
だが持明族は耳が尖っているが彦卿は尖っていないと聞くと、神策府で鼠害が発生したことがあり昼休憩していた彦卿は両耳の尖っている部分を某ネコ型ロボットのように食べられてしまったのだという。それ以来彦卿は鼠を怖がるようになり、自分の顔を守るため自身を幼い仙舟人と偽っているらしい。
将軍に聞くと、「彼の頑固な性格は耳を噛まれたことによる後遺症かもしれない」との事。真実は自分で確かめるといいと言われ話は終わるため、上記の年齢の話も本当なのかどうかすら定かではない。
ちなみにこの話を聞いた者は全員消えており青鏃は消えていないことを聞くと「…あなたが誰かに言わなければ私は消えない」と暗に誰にも言うなと言われる。
なお後にイベント「星天演武典礼」にて、長命種の年齢を考慮して自分をお兄さんと呼びかけたルカに対して、「君が長命種じゃないなら、年齢はそれほど変わらないと思うけど」と返しており、この場合たとえ高齢でも20代前後ということになるため、少なくとも老いぼれ云々の部分はほぼ否定されている。
崩壊3rdとの関連性
同じmiHoYoが手掛ける崩壊3rdの公式ビジュアルノベル「神州折剣録」にて「馬彦卿」という人物が登場している。作中では34歳の中年ながらその容姿の各パーツは彦卿そっくりな剣に精通した武人であり、「幼少期は少女と見紛うほどの美少年」と書かれている(実際顔が同じ)はことから、彦卿と馬彦卿は並行同位体の関係にあると思われる。
関連イラスト
関連タグ
李素裳:崩壊3rdの登場キャラであり、素裳の平行同位体。戦闘スタイルが彼女に似ている。
ストーリーでは
開拓クエストの第2章(仙舟編)で登場。
雲騎軍が捕えていた星核ハンターの一員である刃が逃亡したため、景元の静止を振り切り単身で捕獲へ向かうことに。
そのため開拓者たち列車組の前には現れず、彼の同行クエストや開拓クエストでは「一方その頃・・・」的な場面で登場する。
以下、ネタバレ
……のだが、同行クエストでは途中で出会った鏡流との勝負に完敗した挙句、圧倒的な実力差に心を折られかけ、その後の開拓クエストではとある理由で丹恒と刃と戦うものの敗北してしまい、更にその後のカフカの同行クエストでは主人公に敗北し、カフカの言霊で操られる(※)…と、中々に損な立ち回りを演じる羽目になっている。
※主人公がカフカを完全に拒絶すればクエストが即終了するため、彦卿と出会わなくなる。
なお、これらの敗北は彦卿が弱いわけではなく、相手が強すぎたのが原因である。
鏡流、刃、丹恒(の前世)は「雲上の五騎士」と呼ばれる、かつて仙舟を救った英雄達。特に鏡流はその中でも飛びぬけて剣技に秀でており、最強と謳われた剣士である。彦卿が敗北するのも仕方がなかっただろう。因みに「雲上の五騎士」の一員であった景元は彦卿の師匠であるため、鏡流から見ると孫弟子にあたる。
余談だが、操作キャラとしても鏡流に圧倒的な差をつけられている。鏡流は複数の敵を同時に攻撃することで総火力を出す範囲アタッカーで、彦卿は1人の敵へのダメージに特化した単体アタッカーなのだが、単体火力で比較しても鏡流のほうが上。
このゲームでは敵の弱点を突くことが重要なため、属性が違えばまだ使い分けができる。しかし、よりにもよって鏡流は彦卿と同じ氷属性である。
彦卿君の運命や如何に…