概要
八方美人な狐族の少女、天舶司商団「鳴火」の首席代表。
生まれつき弁の立つ停雲が口を開けば、人々は彼女の言葉に耳を傾けざるを得なくなる。そんな停雲の指揮のもと、仙舟の貿易祭は次第に有名になっていった。
できるだけ戦闘を避け、できるだけ口で説得する——これが停雲のルールである。
プロフィール
人物
仙舟「羅浮」天舶司の接渡使を務める狐族の女性。
商団と共に多くの世界に足を運んでは、貿易関係や同盟を結び、仙舟の貿易の繁栄に一役買っている。
柔和でおっとりとした性格だが、名うての商人だけあってか小狡いちゃっかり者でもあり、責任や荒事を上司や客人に押し付ける図太い面も目立つ。
開拓クエストでは第二章で主要キャラの一人として登場。
流雲渡しで魔陰の身に襲われていたところを開拓者達に救われ、以降開拓者達のことは「恩人様」と呼ぶ。その後、景元の客人という扱いになった開拓者達の羅浮での案内役を任せられ、行動を共にすることになる。
能力と装備
戦闘スキルや必殺技によっての攻撃力および与ダメージにバフを上げつつ必殺技に必要なEPを回復することが出来るバッファー。
特に雷属性の知恵キャラの景元との相性は抜群となっている。
軌跡
- 通常攻撃『逐客令』
「落ち着いて」
指定した敵単体に停雲の攻撃力50~100%分の雷属性ダメージを与える。
- 戦闘スキル『祥音和韻』
「諸悪退散~」
「万事順調~」
指定した味方単体を「賜福」を付与し、その味方の攻撃力+25~50%、攻撃力アップ量は停雲の現在の攻撃力の15~25%を超えない。「賜福」を与えられた味方が攻撃を行った後、敵にその味方の攻撃力20~40%分の雷属性付加ダメージを1回与える。「賜福」は3ターン継続し、停雲の戦闘スキルの最後のターゲットにのみ効果を発揮する。
- 必殺技『慶雲光覆儀祷』
「万事吉とならん、一心同帰」
「一心同帰」(2倍速)
指定した味方単体のEPを50回復し、その味方の与ダメージ+20~50%、2ターン継続。
- 天賦『揺れる紫電』
敵が停雲の攻撃を受けた後、「賜福」を付与された味方が、その敵に自身の攻撃力30~60%分の雷属性付加ダメージを与える。
- 秘技『恵風和暢』
「涼しいですね」
秘技を使用した後、自身のEPを50回復する。
- 追加能力
『留晴』 | 戦闘スキルを発動した時、停雲の速度+20%、1ターン継続。 |
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『除災』 | 通常攻擊の与ダメージ+40%。 |
『亨通』 | 停雲は自身のターンが回ってきた時、EPを5回復する。 |
星魂
①『春風吹きて時運巡る』 | 「賜福」を与えられた味方単体は、必殺技を発動した後に速度+20%、1ターン継続。 |
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②『君子の恩恵微笑みを以て承るべき』 | 「賜福」を与えられた味方単体は、敵を倒した時にEPを5回復する、この効果はターンが回ってくるたびに1回まで発動できる。 |
③『青丘の遺恩』 | 必殺技のLv.+2、最大Lv.15まで。通常攻撃のLv.+1、最大Lv.10まで。 |
④『情勢を読み変化せし鳴火』 | 「賜福」の付加ダメージ倍率+20%。 |
⑤『綏んずる狐魅』 | 戦闘スキルのLv.+2、最大Lv.15まで。天賦のLv.+2、最大Lv.15まで。 |
⑥『和気生財』 | 必殺技で味方のEPを更に10回復する。 |
装備・編成について
- 光円錐
おすすめ光円錐は✦5はEP回復効率の上がる「だが戦争は終わらない」。限定✦5はいずれもクセが強いため、停雲の✦5は実質これしか無い。
✦4は必殺技発動後に味方全体の速度が上がる「ダンス!ダンス!ダンス!」、戦闘開始時、および装備キャラのターンが回ってきた時に三種のバフの内ランダムに一つ掛かる「彫月裁雲の意」。「記憶の中の姿」は撃破特効が上がるものの、停雲はアタッカー系では無いので効果は腐るが、攻撃をするとEPが回復するので手持ちがコレしか無いなら持たせよう。
✦3は戦闘に入った時、味方全体の攻撃力を上げる「斉頌」、装備キャラが攻撃した後、または攻撃を受けた後にEPを回復する「輪契」が良い。
- 遺物
トンネル遺物は攻撃力を上げる「草の穂ガンマン」4セット、無ければ「ガンマン」+「バンド」の2セットで。
次元界オーナメントは最大HPアップ+装備者の速度120以上で味方全体の攻撃力を上げる「老いぬ者の仙舟」、単純に攻撃力を上げる「宇宙封印ステーション」、効果抵抗アップ+装備者の効果抵抗が一定値の時に味方の会心ダメージを上げる「折れた竜骨」。
部位はオール攻撃力で問題ないが、上げすぎてもそれ以上バフが上がらないので、胴体は攻撃力、脚部は速度、オーブは攻撃力、縄はEP回復効率で。
ただし調和キャラの宿命として耐久力が低いので、とにかくダメージを稼ぎたい訳でも無いなら胴体かオーブのいずれか、あるいは両方とも防御で良いだろう(防御力が上がるとジェパードやアベンチュリンが付与するバリアの耐久力が上がるため)。
基本的にどのパーティに入れても問題なく運用できるが、黄泉や飛霄など自身の攻撃や味方の行動によって必殺技が発動できるキャラにとっては停雲の必殺技でのSP供給が意味を為さないため編成の際には注意。
関連イラスト
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※以下、開拓クエストのネタバレを含みます。
開拓者たちと行動しているうちに星核の騒動に巻き込まれることになった停雲だが、建木から現れた豊穣の異形に恍惚とした反応を示したり(仙舟では豊穣の信仰は禁忌とされている)、雲騎軍と薬王秘伝の争いを「子供のままごと」と一蹴するなど、次第に不穏な言動が見え始める。
そして、開拓者たちが倒した薬王秘伝の首魁が、自分たちに星核を与えた存在として指し示したのは停雲であった。
「恩人の皆様、改めて自己紹介させてもらおう」
その正体は反物質レギオンの「絶滅大君」幻朧であり、仙舟に混沌をもたらす為、停雲に化けて羅浮に潜入していた。
(その際、こちらに捻じれた首を向ける停雲の姿がトラウマになった開拓者たちもいる)
現状成り代わられた本物の停雲がどうなっているのかは不明。
ヴェルトは「もし停雲を殺して成り代わっていたのなら、幻朧の性格上、正体を明かすと同時に目の前に死体を放り出すだろう」と希望交じりの推察をしている。
また、いつ入れ替わったのかについても不明ではあるが、符玄曰く、星穹列車が羅浮に到着した時点で既に入れ替わっていたとのこと。
つまり、開拓者達が羅浮で出会って一緒に行動した停雲は最初から幻朧が化けた偽物であり、事実上シナリオ内では停雲本人が登場していない状況となっている。
そのため、プレイアブルキャラクターとしての停雲も幻朧が成り代わった存在なのかも判然としていない。
今後公開されるであろう開拓クエストもしくは解放レベル7のキャラクターストーリーで判明するかも知れない。
ちなみにPV「星海旅行」の停雲の影を良く見ると彼女の背中側から生えている物が上向きになっている。プレイアブルの停雲の尻尾は下向き(建物に映る影でも下向き)なので、少なくともPVでは幻朧が化けていると思われる。
なお、戦闘中では存護(タンク)や壊滅(アタッカー)より何故か狙われやすくなっており(存護と壊滅は隠しステータスのヘイト値が高く、調和は低い)ためネットでは『中身が壊滅だからじゃね?』と言われている。
ver.2.5ネタバレを含みます
「自分の名前を覚えていますか?」
「私は…停雲……仙舟羅浮の商団「鳴火」の接渡使です……」