「今もなお ケファレは黎明を背負い続けている。原初より光があったこの世界に、タイタンは最初の天地を創造された。その後、ケファレは人間を造り、暦法で光陰を定め、歴史は動き始めた...」
概要
オンパロスに登場するタイタンの一柱。創生の三タイタンの一角。
「世を背負う」を司り、権能は「万象の座」を有する。
対応する黄金裔は不明。
かつてケファレは人類を創造した偉大な神だった。しかし束の間の平和の後「暗黒の潮」がオンパロスを襲来。ケファレはタイタン1柱と自身の玉座を犠牲に「黎明」を背負い「聖都の石壁」を築き上げることで最後の希望オクヘイマの「光(昼)」を守り切った。
しかし天父の庇護を得ていないそれ以外の都市ではエーグルの瞳が閉じていることもあり今も「永夜」に包まれている。
自身を犠牲に聖都を守った歴史はオクヘイマでは誰もが知る英雄譚であり、人々の信仰の拠り所となっている。彼らは世界が終末に訪れることがわかっていながらも「ケファレは再び目を開き、人々を導いて暗黒の潮に打ち勝ち、もう一度天地を切り拓く」伝説を信じている。
余談
- 「ケファレκεφαλή」はギリシャ語で「頭」を意味する。