「サーシスは聖なる大樹で世界に降臨した。人間はその周りを歩きながら思弁して目を覚まし、知識を得ることを許された」
概要
オンパロスに登場するタイタンの一柱。創生の三タイタンの一角。
存命中で「理性」を司り、権能は「分裂する枝」を有する。
火種の継承者は不明。
理性と知性、植物の成長を司るタイタンで、知識をもとめる隠者とも呼ばれている。大樹の姿をしているとされ、オンパロスの繁栄に重要な役割を果たした。
「神悟の樹庭」の学者達の信仰対象であり、彼らは傲慢な人類を見守っていると信じている。サーシスの祝福を受けた植物の中で人間と討論ができる固体が現れるのも、こうした理由があるかもしれない。
伝説によるとモネータに思いを寄せられたことがあり、当初縁談を断ったが、転生したモネータの愛の力で復縁を果たしたという。
余談
- サーシスは英表記Cercesを和訳したものと思われる。Cercesは古代ギリシャの神キルケー(Circe)が由来かもしれない。