「流れるステュクスは、死の抱擁を与える。」
「そして暗澹たる手の使い ステュクスの娘…それに抱擁の権利を与えれば、死すらも安らぎを得るだろう……」
プロフィール
人物と経歴
オンパロスのキャラクター。ミステリアスで物静かな少女。
神の血を引く「黄金裔」の一人で、「納棺師」と呼ばれるオクヘイマの墓地を管理する仕事をしている。
出身は不明。彼女によると、エイジリアに引き取られる前は荒野を彷徨っていたという。タナトスの祝福を受けていると信じられた彼女はエイジリア人に匿われ「督戦の聖女」と崇められるようになった。
しかし災厄の「死」を信仰しないオクヘイマでは異質的な存在であり、彼女自身は嫌われていないが畏怖の対象として見なされている。
趣味は手芸と読書で、身に着けている蝶や花のアクセサリーも彼女自身が作ったものである。
読書もオンパロス最大蔵書数を誇るオクヘイマの蔵書を読み漁るほど熱心で、中でも歴史と文学を好み、特にお姫様が巨大な竜になる物語がお気に入りな模様。
能力と戦術
YouTube公式(46秒付近)では「鎌」らしき武器を持っている。またX公式では「龍を召喚」しドラゴンビームを放っている姿が確認できる。このことから運命は記憶である可能性が高い。
余談
- キャストリス(Castorice)のモデルはギリシャ神話に登場する双子の兄弟の兄・カストル(Castor)だろう。
- rice(リス)はラテン語の女性語尾「-trix(トリクス)」に由来していると思われる。
- ステュクスとはギリシャ神話に登場する冥界を流れる川のことであり、三途の川にあたる。