概要
DLC『SCHOLAR OF THE FIRST SIN』を導入すると出現する存在。
人の顔を模した燃え盛る巨大な樹木のような姿をしており、会う度に謎めいた言葉を語りかけてくる。DLCのタイトルが彼の名を指していることからも分かる通り、ストーリーの根幹に関わる重要なキャラクターである。
四つある「はじまりの篝火」全てを灯すと、突然爆発と共にプレイヤーの前に姿を現す(爆発にダメージはない)。
「はじまりの篝火」では、四つの偉大なソウルを集めたプレイヤーに対して何か期待できるものがあったらしく、ヴァンクラッドに会うよう言い残して姿を消す。その後、ヴァンクラッドのいる「不死廟」へ移動。更に「祭祀場」の入口へと移動(この時だけやけにサイズが小さい)し、その度にプレイヤーへ質問を投げかけてくる。
各所で会話イベントを終わらせ、ヴァンクラッドを撃破した上で「渇望の玉座」に辿り着き、ボスの玉座の守護者・玉座の監視者、そしてラスボスのデュナシャンドラを撃破すると、隠しボスとして最後に乱入してくる。もし玉座の守護者・玉座の監視者からノーミスでクリアしていた場合は三連戦という形になるが、敗北しても事前のボスが復活する事はない。また、条件を満たさずにデュナシャンドラを倒してしまった場合は登場しないので、交戦したい場合はヴァンクラッドを倒した後に篝火「渇望の玉座」の熱を上げ、デュナシャンドラと再戦する必要がある(当然だが若干手ごわくなる)。
「全てを失った」という本人の言葉通り、倒しても特殊なアイテムやソウルは得られないが、玉座に入らず外へ出るという新たな道が提示される。
どちらを選ぶかはプレイヤー次第である。
以下ネタバレ
その正体はヴァンクラッドの実兄、アン・ディール。
かつて弟と共にドラングレイグを興したが、生命の真理を極めていくうちに弟と道を違え、東の果てにある「アン・ディールの館」へと幽閉されていた。
館の中では様々な実験を繰り返していたらしく、館に招いた人物を実験台にするなどの非道な行いをしていたようだ。「王城ドラングレイグ」に現れる巨像騎士や「アン・ディールの館」で檻に監禁されている不死の異形はアン・ディールが生み出した怪物であるらしい。アン・ディールに関連する武具のフレーバーテキストからも、彼やその部下である「竜の学徒」たちの狂気に満ちた逸話が窺い知れる。
また、巨人たちを館に集めて「竜を生み出す」ことを目的としていたらしく、恐らくその研究対象か試作品が護り竜であり、完成形が古の竜とその娘であるシャナロットと思われる。
ボスとして
全身に纏った炎と地面から突き出す根を使って攻撃してくる。
根による攻撃は攻撃範囲が広く、火球を連射する攻撃は誘導性が高い。また、テレポートと共に発生する高威力の爆発で奇襲を仕掛けてきたリ、しばらく動きを止めて力を溜めた後、広範囲を焼き尽くす巨大な火球を発射する事もある。
また、炎を纏っている時は近づくと手痛いスリップダメージを受けるほか、原罪の探究者の防御力が上昇するのでダメージを与えづらい。更にこの炎は単なる炎ではなく闇属性が付与されているらしく、炎耐性を上げる防具やアイテム、水濡れ状態などを利用してもダメージをあまり減らすことが出来ない。
ただ、テレポート直後や巨大火球発射前のチャージ時間中は炎が消える為、このタイミングを狙って攻撃するのが攻略法となる。