概要
プレイヤーにとって冒険の拠点となる集落『マデューラ』にある大穴を下へ下へと降りていくことによって到達できるエリア『クズ底』および『黒渓谷』のボス。
ドラングレイグ各地に存在する名を禁じられた”4つの偉大なソウル”の持ち主のひとつ。
人の体を無数に固め合わせたような不気味な姿で、プレイヤーのSAN値を容赦なく削ってくる。
ただし、全てを受け入れる腐れは世界から捨てられた者たちの聖地でもあるらしい。
また、目的は不明だがクズ底からの道中でプレイヤーを苦しめてきた毒吐き石像を作ろうとする、あるいは修理しようとする一面も見せている。
本作の設定を考察するプレイヤーの中には、黒渓谷の奥にあるDLCステージ『聖壁の都サルヴァ』を治めた「深い底の王」と腐れが同一の存在ではないかと主張する者もいるが、真偽は不明。
ボスキャラとして
主に右手の巨大な肉断ち包丁を武器に戦う。
包丁の威力は高く盾受けも効果は薄いが、予備動作が大きく出した後の隙も長めなので、回避からのカウンターはそう難しくはない。篝火が近い為リトライは容易(ハイスペック版では篝火の解放に一苦労は必至)なのも嬉しい。
HPが減ってくると油の混じった吐瀉物、肉断ち包丁から発する闇の波動、周囲の敵を吹き飛ばす衝撃波などの飛び道具も使ってくるが、やはり動作は緩慢なので回避は容易。ただ思ったより攻撃判定は残るので安易に近づくと痛い。
さらに左手で行う掴み攻撃はガード不能なうえに当たり判定の持続時間が長く、掴まれると雑巾のように絞られて大ダメージを受けるので要注意。
ボス部屋は広いものの多くは炎に覆われており、不用意に踏み込むのは自殺行為。特に吐瀉物を浴びて油まみれ状態になっていると想定外のダメージを受けてしまう。
とはいえ、慎重に戦えば(偉大なソウルの主にしては)さほど辛い相手ではないはず。現に、RTAなどでは彼をソウル稼ぎのカモとするルートも確立されている。
もちろん悪い足場と暗い部屋。ここまで無双状態の打撃武器の効きが悪い。信仰や理力にソウルを費やさなかった戦士には闇属性技を軽減できない、ハズレNPCなど苦戦する要素は十分揃っている為決して弱い相手では無いのだが...
ちなみに、両腕は直接攻撃を当てると破壊できる。相手の攻撃手段を奪えるのは勿論、左手からはファロスの石が入手できる。余裕があれば狙ってみるのもいいだろう。
2周目以降、または特定の篝火の熱を上げた状態で撃破すると『古き死者のソウル』が手に入る。
関連装備
自作にも登場しダークソウルシリーズ皆勤賞となったあの包丁が作成可能。
- 肉断ち包丁
腐れのソウルから作成可能な斧。
斧ではあるがリーチが長く、使用感は斧より直剣、大剣に違い。
HP吸収効果があるが実感は薄くゴリ押しは不可能。
使いやすいのだが、重量16と厳しく、耐久40と壊れやすいのがネック。
- 激しい鈍麻
古き死者のソウルから作成可能な闇術。
視界が悪くなる代わりにダメージ35%カット。転落死や不意打ちのリスクが跳ね上がるが、煙の騎士などの派手に飛び回らない系のボスには有効。
固い誓いと違って攻撃力は1も上がらない専守防衛スペル。
- 不死廟の黒剣
古き死者のソウルから作成可能な特大剣。
アガドゥランが振るう特大剣。...しかし残念ながら彼の様な軽快な斬撃は出来ない。
闇派生で闇補正Sと闇に弱い相手には滅法強いが必要なステータスの要求が高く、闇補正Sを活かしたいなら高レベルの運用になるのがネック