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念能力

ねんのうりょく

漫画『HUNTER×HUNTER』に登場する特殊能力。
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概要

体から溢れ出す生命エネルギーオーラ」を自在に使いこなす力のこと。
あらゆる生物がオーラを持っているが、それを使いこなせる念能力者はごくわずかに限られる。
常識では考えられない力を発揮できるため、念能力者は一般人からは天才超人として特別視されている。また、ある分野で突出したを持つ人物が、本人も自覚しないまま念能力を使っているケースは多い。
修行次第では誰にでも習得が可能で、動物ですら可能。しかし悪用される危険があるため、念の存在は一般人には秘匿になっている。
ただし、プロハンターには相応の強さが求められるため、念の習得は「裏ハンター試験」の課題となっている。

念能力を巡るあらすじ

287期生
ゴン&キル
グリードアイランドで修行中


ハンター試験に合格したゴンは、自身の力不足と路銀の問題を解決するため、キルアと共に天空闘技場へと向かった。そして、そこで出会った少年ズシが、自分たちにとって格上のヒソカイルミと同レベルの存在であることを知る。
ズシの師匠にあたるウイング弟子入りし、念に目覚めた二人は、基礎の「四大行」を習得。ゴンは「裏ハンター試験」に合格する。
その後グリードアイランドのプレイ中に出会ったウイングの師匠ビスケにより、念の「応用技」と「発」の稽古をつけてもらい、二人はゲームを通じて念願の必殺技を会得する。
キメラアント編では引き続き彼女のコーチによる「堅」の特訓で、オーラの総量を上げている。厳しさを増す蟻との戦いの中で、二人は自分の技にさらなる磨きをかけている。

念の覚醒

オーラの溢れ出す「精孔」を開いた状態にすることで、念能力に覚醒する。目の精孔も開くため、オーラが見えるようになる。
通常、人間の精孔は閉じていて、微弱なオーラしか出ていない上に垂れ流しになっている。当然オーラは見えず、念能力者の放つオーラも殺気や不気味な気配程度にしか意識できない。

精孔を開くには、座禅瞑想でオーラの流れを体感しながら「ゆっくり開く」場合と、オーラを他人の肉体にぶつけて「無理やり開く」場合の二つの方法がある。キメラアントは暴力的に無理やり起こすことで、弱者を間引き、兵隊としての素質がある者を残す「選別」を行っていた。
通常、「無理やり開く」場合は上記のように非能力者に念能力による攻撃かそれに準する行為を行うことで強制的に精孔を解放させるが、この方法はオーラを持たない者にオーラをぶつけるわけなので非常に危険であり、場合によっては死もありえる。ウイング曰く「外道と呼ばれる方法」。

しかしキメラアントの場合、肉体が銃弾刃物を弾くほど頑丈にできており、たとえ念能力を用いても生半可な攻撃では致命傷にはなりえない。ゆえに、ほとんどの個体がこの方法で念能力の取得に至った。

基本能力

四大行

読み 説明主な効果
テンオーラが拡散しないように、体の周囲にとどめる体を頑丈にする、若さを保つ
ゼツ精孔を閉じ、オーラが全く出ていない状態にする気配を絶つ、疲労回復
レン精孔を広げて、通常以上のオーラを出す大量のオーラを駆使できるようになる、攻防力が上がる
ハツオーラを駆使して、「系統」の力を発揮する念能力の集大成にして個別の能力。いわゆる特殊能力必殺技


備考

  • 念の説明を避けるための方便として「燃」の四大行が存在する。これは意志を強くする過程として説明され、「点」で目標を定め、「舌」で目標を言葉にし、「錬」でその意志を高め、「発」で実際の行動に移すというもので、錬(意志)で勝れば実行に移さずとも人を圧倒できると説明されている。ただし、これは念を使用するために必要な心構えも表しており、念の修行を禁止されたゴンは「燃の修行」として自己を見つめ直すことで、念の精度を格段に上昇させた。
  • ハンター同士のスラングで「強さを見せる」ことを「練を見せる」と呼ぶ。その場合、見せる能力には「発」も含まれる。


応用技

四大行の上位技、または複数の基本能力を組み合わせた複合技である。
応用技は四大行と比べ疲労が激しいため、使いこなすには相応の訓練が求められる。

読み方基になる技説明主な効果
シュウ纏・練物質にオーラを纏わせる武器が硬化して強度が増す。刃物なら切れ味が増す。速度回転などを強化する
インオーラを見えにくくする気配が消せる。「発」が見えなくなるため、仕込みや不意打ちが可能。具現化した物体も見えにくくなる
ギョウオーラを体の一部に集中させる攻防力・身体能力が部分的に強化される。目にオーラを集めることで「隠」を見破ることができる
ケン纏・練「練」の状態を維持する戦闘態勢をとり、隙のない防御を固める
エン纏・練オーラの覆っている範囲を広げるオーラに触れたモノの位置や形状を肌で感じ取ることができる
コウ纏・絶・練・発・凝練で生み出したオーラ全てを一点に集める特定部位の攻防力が飛躍的に上がる。反面それ以外の箇所は「絶」の状態であるため極端に脆くなる
リュウオーラの量を振り分ける状況に応じて、強化する箇所とその度合いを決めて戦うことができる

備考

  • 「凝」とは通常「隠」を見破る技術という意味で使われる。
  • 厳密な「円」とは、自分を中心にオーラを半径2m以上、1分以上維持する技術を指す。ただし、普段身に纏っているオーラにも、触れた物を感知する力は備わっている。また具現化した物体や体から離れたオーラが「円」の役割を果たすこともある。円は得意不得意の個人差が顕著で、規模が極端に違う。
  • 「硬」によるオーラの集中は、自分の肉体だけでなく武器などの物質にも可能である。


個別能力

系統

オーラには6つの属性があり、誰もが生まれついて、そのどれかに属している。
生まれ持つ系統が最も習得が早く、力が発揮できる。逆に相性の悪い系統ほど、扱いにくく覚えにくい。そのため、強化系に向いているからと言って絶対に特質系が使えないわけではない。
各系統は円を描くようにして並んでおり、隣り合うものほど相性がいい。系統の並ぶ順番は以下のとおりである。

系統性質主な能力
強化系物の持つ働きや力を強くする肉体や武器の強化、感情の発露
放出系オーラを飛ばす念弾、瞬間移動
操作系物質や生物を操る他人の操作、命令の強制、特定の物質を武器にする
特質系他に類の無い特殊なオーラ他人の能力を利用
具現化系オーラを物質化する特殊な武器の創造、念獣、念空間
変化系オーラの性質を変えるをオーラで再現、形状変化

備考

  • 戦闘において最もバランスの良い系統は強化系である。
  • 系統は生まれつきの適性であり、自分では変えられない。
  • 「発」は自分で決めることができる。一度変な個別能力にしてしまうと取り返しがつかない。
  • 後天的に特質系に変化する場合がある。可能性が高いのは両隣の具現化系と操作系である。
  • 特質系の能力は特質系能力者にしか使えず、他の五系統の能力者では一切使用できない。


念獣

「発」の一種。複数系統を用いた複合技であり、自分のオーラをキャラクターや生物にして使役する。自動操作型と遠隔操作型がある。
カキン帝国の王族には、儀式によって寄生型の念獣が備わる。これを独自に「守護霊獣」と呼んでいる。

水見式

自分の属する系統を知るための方法。詳しくは記事にて。

制約と誓約

ケルト神話ゲッシュよろしく、自ら念能力に制約(ルール)を定めて、それを遵守すると心に誓う(誓約)と、爆発的な力を発揮できるようになる。制約が厳しいものであればあるほど念能力は強大化するが、術者の背負うリスクも大きくなる。
地道な修行で得られる「安定した力」とは真逆の「諸刃の剣」であるため、強力ではあるが非常に危険。そのため制約を使うには、相応の覚悟が求められる。

制約と誓約でパワーアップしたキャラクターは以下の通り。

名前クラピカフランクリンゴン
クロロvsクラピカ
フランクリン
タスケナクチャって…何?
リスク幻影旅団以外の人間に対して中指の鎖の能力を使用すると死ぬ念弾を発射する指を全て切り落とすネフェルピトーを殺すためだけに、自分の命と才能の全てを賭ける
結果限りなく絶対に千切れない強度のになった念弾の威力が飛躍的に向上したゴンさん

死者の念と除念

念能力は使い手が死んでも能力が解除されるとは限らない。術者が強い執着や恨みを持ったまま死ぬと、その念は恐ろしく強くなり、自ずと憎悪や執念の対象へと向かうようになる。すでに念を込めたものがあれば、その能力が強大化する可能性が極めて高い。
念能力を解除するには解除条件を満たす以外に「除念」する方法がある。これが可能な念能力者は「除念」と呼ばれ非常に数が少ない。特に死者が遺した念を除念するのは極めて難しく、これが可能な除念師は世界中で10人足らずである。
「除念」といっても念の影響を完全に取り除けるわけではなく、現状では除念師が死者の念を代わりに引き受け、その分のリスクを負うという大変に危険な方法でしか行うことができない。無論何でも除念できるわけではなく、あまりにも業の深い「ドス黒いオーラ」に対しては、除念師も音を上げてしまう。
なお、念能力の存在を知らない一般人はこうした現象をの仕業と誤解しており、霊能力者によって除霊できると考えている。

オーラ別性格分析

いわゆる血液型性格診断や星座占いの念バージョンである。作中ではヒソカが自前の分析を披露した(下記参照)。勿論科学的根拠は皆無である。
他の能力者も、独断やシンパシーなどから他人の系統にアタリをつけることがある。

系統性格
強化系単純で一途
放出系短気で大雑把
操作系理屈屋・マイペース
特質系個人主義者・カリスマ性あり
具現化系神経質
変化系気まぐれでうそつき

関連タグ

HUNTER×HUNTER HUNTER×HUNTERメイン4人 水見式
ハンター試験 天空闘技場 グリードアイランド キメラアント
超能力

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