概要
パドキア共和国、標高3700mのククルーマウンテンに棲む伝説の暗殺一家。
現在は10人家族で構成されている。
地元では有名で、バスツアーが日に一本通う観光スポットになっている。
ククルーマウンテンの麓から高い塀が山と樹海を丸ごと取り囲んでいて、この全体がゾルディック家の敷地になっている。
屋敷は厳重に管理されていて、守衛、番犬、執事達が一家を防衛、侵入者は容赦なく排除する。開くのに強大な力を要する「試しの門」が正門入口。
「誰も真の姿を見たことがない」「顔写真ですら1億ジェニーの値がつく」とされているが、彼らは変装や潜伏などは一切せず、正体を隠すことなく堂々と外出している。
仕事の顧客はマフィア、幻影旅団などで、ハンター協会の活動の暗部を請け負うこともある。
敵対関係にある依頼人同士から家族個々に別々で依頼を受ける場合もある様で、その際は統一せず早い者勝ちで片方の依頼人が暗殺された場合もう片方の依頼は失敗(ゼノ曰く「タダ働き」)とみなし即座に退いている。淡々と携帯で確認してることから家族の共通認識である模様。
一族
高祖父:マハ
ネテロと並ぶ程の高齢で、暗殺者としては未だ現役。過去に彼と一戦交えた事がある。
基本的に家庭内の問題に関してはノータッチである。強化系能力者。外見がE.T.。
祖父母
祖父:ゼノ | 祖母:?(本編未登場) |
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?? |
父母
五兄弟
兄弟の名前は3文字のしりとりになっている。真ん中の文字は全員「ル」。兄弟と称したが二名はキルアにとって弟なのか妹なのかハッキリしていない。
またネテロと共に暗黒大陸に挑戦した人物に「ZZIGG=ZOLDYCK(ジグ=ゾルディック?)」がいるが一族との関係については不明。
高祖父まで生きているがキルアから見た曽祖父(マハの子でゼノの父)は故人であることが語られている。
執事
ゾルディック家の命令を忠実にこなす人々。
外部と本邸の連絡調整、侵入者の排除、来客の対応や育児などが主な仕事。
敷地内に執事達の養成所があり、そこで必要な教育を受ける。みな相当の使い手である。
ゴトー | カナリア |
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執事長。一見ヤクザのような強面の人物だが、人としての良心を持つ。ゼノの直属ゆえか、キルアに甘いところがある。 | 執事見習いの少女。キルアとは年が近いため、彼に対する思い入れが深い。過去にキルアと会うため、屋敷に向かおうとしたゴン達を排除しようとしたことがある。この時、キルアと彼らの友情が本物だと知ることになる。 |
ツボネ | アマネ |
巨体の老婆。養成所で執事の生徒を育成しており、ゴトーらからは「ツボネ先生」と呼ばれる。キルアを「ちゃん」付けで呼ぶ唯一の人物。シルバの直属。 | ツボネの孫娘。毅然としているが、素の性格は結構可愛い。 |
- ヒシタ
- ミツバ
- ハサム
- ヤスハ
- カスガ
- キリコ
使用人
ゾルディック家正門付近で仕事をする人々。
敷地内に使用人の家がある。「試しの門」を出入りするために、超重量の家具を使って日々鍛えている。
ゼブロ | シークアント |
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試しの門横の守衛室に勤めている初老の男。表向きは守衛だが実際はミケが殺した侵入者を後片付けする掃除夫である。怪力の持ち主で「試しの門」の1(4トン)を開けることができる。 | 元賞金首ハンター(ライセンス所持)。三年前に100人もの手下を連れてゾルディック家を襲撃したが、カナリア一人の手で壊滅させられて屈服、そのまま使用人になる。守衛室の当番は彼とゼブロの交代制である |
ペット
ゾルディック家は様々な動物を飼育しており、その用途に応じて訓練している。
ミケ
ゾルディック家番犬。かなりの巨体である。
「試しの門」以外から入った侵入者を無差別に食い殺している。
徹底的に訓練されていて、動物としての感情は一切残っていない。