フロールス
ふろーるす
CV:星野充昭
フロールスとは、「グランブルーファンタジー」のRおよびSRキャラクター・ロジーヌのフェイトエピソードに登場するNPCであり、彼女が探し求めている夫。
名前と容姿はSRで判明する。
独流で医学術を学んだ医師で、子供達の怪我から病気の治療、果ては流浪の騎空士の刀傷から戦士の喪失した四肢の再生など、ありとあらゆる斬新な治癒療法によって患者を治してきた名医。その評判は噂を聞き付けた大勢の怪我人や病人が村や島内外からやって来るほどである。だが、ある日突然夫婦の家を訪れて来た星晶獣の研究機関を名乗る組織に無理矢理連れさらわれ離れ離れになる。
ロジーヌはかつて世話になった患者達の協力で必死に後を追ったが、一向に手掛かりは見つからずそのまま行方不明となってしまっていた。
諦めかけていた所へシェロカルテから組織を脱出し、流浪の医師として島々を周りながら帰り道を探しているという情報を聞き、ロジーヌは意を決して主人公の騎空団に入り再び探しに行く。
そして、SRのフェイトエピソードでようやく再会を果たし・・・・・
大鎌や鍬などを背中に背負い、赤と黒のフードを被り黒い手袋をはめた見た目は物騒な風体。
だが、その下は優しい笑顔のよく似合う穏やかな雰囲気のおじいちゃん。
妻のことは「ローズ」という愛称で呼んでおり、離れていてもなお大切に思っている。
フロールスが拐われていた組織は『キマイラ』とよばれる、軍用の合成動物兵器を人工的に造り出す非人道的実験をおこなっており、ある時彼は隙を見て、自身が生み出したキマイラの一体であるガスパールとリヨンを連れて命からがら逃げ出した。生家へ戻った際ロジーヌの姿がないため最悪の事態も考えたが、愛用の焼き鏝も無かったので無事な事に安堵し、ひとまずは追っ手を巻くため島を脱出し、時おりロジーヌが身を寄せている騎空団の噂を耳にしながら、実験施設にいる魔物や星晶獣を助け出したいという思いを胸に旅を続け、そして事情を知ったとある村に匿われていた。物騒な風貌もカモフラージュの一つである。
話を聞いた主人公達は当然協力を申し出るが、フロールスは皆やロジーヌをこれ以上危険な目にあわせたくないという理由から断る。
そして、全てに決着がついたらその時は必ず妻を迎えに行くこと、そして一緒にイスタルシアへの旅に同行することを主人公達に固く約束した。