リーパー(FF14)

りーぱー

MMORPG「ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア」に登場するジョブ。

データ

ロール	近接DPS
武器種	両手鎌
ベースクラス	なし

概要

拡張パッケージ「暁月のフィナーレ」で新たに追加されたジョブ。歴代のFFシリーズに元ネタのない、FF14オリジナルのジョブとなる。

両手鎌を武器とする近接(メレー)DPSであり、防具は竜騎士と同じスレイヤー装備。

エーテル放射を不得手とする体質故に魔法を上手く扱えないガレアン族が、魔法を操る異民族に対抗するためにクリスタルを用いて異界「ヴォイド」と交信し、自らの半身となる妖異「アヴァター」を呼び寄せて契約したことがルーツ。

鎌を武器にしているのは、かつてガレアン族が異民族の侵略を受ける前は農耕を主な生業としていた名残であり、敵の魂を刈り取る「魂の収穫者」として「リーパー」の名が与えられた。

魔法を使えない不利を妖異の力で補い、敵の総大将を暗殺することで最小限の犠牲で戦いを終わらせるリーパーは、共和国時代のガレマールにおいては主戦力として重用されていた。

しかし、ソル・ゾス・ガルヴァスがもたらした青燐機関による技術革新により魔導兵器が普及すると、リーパーは次第に無用の長物として淘汰されていった。魔導アーマーの一種が「魔導リーパー」の名を冠するのも、リーパーに成り代わる存在としての皮肉が込められているとされる。

やがて、ソル帝の方針に疑念を抱いたリーパーの一族の長が皇帝の暗殺を企てるも返り討ちに遭い、反逆者として国を追われたことで、リーパーは完全に帝国から姿を消した。

ジョブクエスト開始地点はウルダハ。裏通りパールレーンに事務所を構える組織「レムレース」と関わりを持つ事でクエストが開始される。

レムレースのリーダー・ドルシラからソウルクリスタルを渡され、「青ざめた男」による連続殺人事件の解決を目指す中で「レムレース」のルーツや謎が明らかとなってゆく。

アヴァターの存在がジョブ最大の特徴となっており、同時に攻撃を行ったり、アヴァターを自身に憑依させることで一時的に自身の能力を向上させることが可能。

方向指定の少なさやスキル回しの慣れやすさから、近接DPSとしては比較的とっつきやすい部類。

憑依時には外見も専用のグラフィックとなり、ミコッテやアウラなどは一時的に角・耳・尻尾が消える。

ゼノス・イェー・ガルヴァスもこのジョブとなる事が、フルトレイラーにて明らかとなった。なおアヴァターはプレイヤーのそれと異なり、両目を覆った独自の姿をしている。

「漆黒のヴィランズ」のラストにて刀に代わる新たな得物として、両手鎌を手にした。ベンチマークソフトでは終盤に登場し、LB3「ジ・エンド」を披露する。

新たな武器を手にし、命を燃やすに値する「友」との再戦を望む彼と、光の戦士が迎える結末とは……

パッチ6.3メインクエストにおいて、ガレマルド東方山脈の洞窟「ラピス・マナリス」に、かつてリーパーの隠れ里が存在した事が明らかとなる。

突如として大量発生した妖異を封じる為、魔導雪上車「マンモス」に乗った光の戦士が向かった先で、リーパーの修行場および訓練人形「ガラテア・マグナ」が登場。基礎訓練と応用訓練と称した攻撃を仕掛けて来るが、クリアタイムや被ダメージの有無で評価が変わるという仕掛けが見られる。なおドルシラは最上位につける優秀なリーパーだった事が、評価から判明している。

なお、パッチ6.1以降のメインクエスト中「ヴォイド」「妖異」がよく話題に上がるため、主人公がリーパーの場合、よくその事に触れられる。