概要
進化の実とは、美紅によって書かれた小説作品の事である。
あらすじ
主人公、柊誠一はどこにでもいるようなデブ&不細工の虐められっ子。
虐めに耐えながらかつての友人と距離を取り、一人寂しく生きる毎日だったが、それでも柊誠一はくじけなかった。
そんなある日、唐突に神を名乗る存在から、その日学校に居た生徒全員を異世界へ送ると唐突に告げられる。
そんな中、虐められっ子であった柊誠一はクラスメイトからはぶられてしまい、一人でクラスメイト達とは違う場所へと転移させられてしまった。
柊誠一の孤独な戦いが、今始まる・・・!
なんてことはない。
本当のあらすじ
この作品を一言で表すのならば、異世界ファンタジー風チートギャグである。
最初のヒロインはゴリゴリマッチョなあいつだし、主人公はツッコミポジション。
何なら主人公が初めてモンスターを討伐した方法は常識じゃありえないもの。
何より、柊誠一は挫けない!
そして柊誠一は今日も元気にツッコミを入れるのだった。
主な登場人物
主人公勢
CV:下野紘
主人公。ツッコミ役。一応ツッコミ役。
デブ&不細工の虐められっ子だったが、後に変貌を遂げる。
ヒロイン。女子力の高いゴリラ。
ゴリラである。
CV:井上麻里奈
ヒロイン。人間。
生まれつき《災厄を背負う者》という呪いを所持している。
二つ名は【災厄】。
CV:西本りみ
ヒロインなのかギャグ要員なのか未だに不明のロバ。
ロバである。
- オリガ・カルメリア
主人公の妹的ポジション。獣人の暗殺者。
【黄昏の暗殺者】の二つ名を持つ。元奴隷。
- ルーティア
とある出来事がきっかけとなり、誠一達と行動を共にする。
魔王一族に伝わる《魔王魔法》を使える。
主人公の地球での友人達
柊誠一以外の転移者は全員がカイゼル帝国の帝王、シェルド・ウォル・カイゼルに利用されており、とあるアイテムを装着させられて異世界の学園でステータスを強化している。
誠一の幼馴染。腰まで伸びた黒髪ロングの美人。
神無月グループという大企業の令嬢で剣道部主将という絵にかいたような人物である。
しかし柊誠一のその認識は異世界にて覆る事になる。
- 高宮翔太
誠一の幼馴染でイケメン。剣道部所属。
基本的に冷静。
誠一のことを気にかけているが、誠一の気持ちとすれ違い、なかなかかみ合わない。
高宮美羽の実兄。
- 高宮美羽
誠一の幼馴染。
肩まで伸びた黒髪に、花のピンを付けた美少女。
誠一とは学年が違うため、なかなか会うことができず、翔太たちのように、気にかけることも難しかった。
誠一の事を「誠一お兄ちゃん」と呼び、慕っていた。
- 荒木賢治
短い茶髪のイケメン。ボクシング部所属。
人懐っこい性格ではあるが、怒るとかなり怖い。
神無月華蓮には、頭が上がらない。
誠一のことを気にかけているが、誠一の気持ちとすれ違い、なかなかかみ合わない。
- 日野陽子
背中まで伸びた茶髪に、カチューシャを付けた美少女。
幼馴染とは別に、誠一のことを気にかけてくれる、数少ない存在。
アイドルグループに所属しているわけではないが、学園内ではその優しさから、アイドル的存在である。
何やら誠一には恩があるようで・・・?
- 新島絵里
幼馴染とは別に、誠一のことを気にかけてくれる数少ない存在であり、翔太の彼女。
そこそこ有名なアイドルグループに所属しているが、恋愛は別に禁止されていない。
- 村田梨香
幼馴染とは別に誠一のことを気にかけてくれる数少ない存在であり、賢治の彼女。
そこそこ有名なアイドルグループに所属しているが、恋愛は別に禁止されていない。
異世界人達
- ガッスル・クルート
CV:稲田徹
主人公が登録したギルドのギルドマスター。
ギルドの場所は王都テルベール。
ギルド本部でもあり、変態の巣窟でもある。むしろ王都の住人には変態の巣窟という認識の方が強い。
ブーメランパンツをこよなく愛用している筋骨隆々で褐色肌な男。
- エリス・マクレーヌ
金髪縦ロールといったお嬢様のような髪型の受付嬢。
美人でその上マクレーヌ伯爵家という貴族のご令嬢だが、その正体はドSである。
- ホモン・ゲイザー
外見はヒャッハー!な世紀末な人。
だが実際は名前の通りの「やらないか」な人物である。
簡単に言えばいい男。
- ルイエス・バルゼ
『剣聖の戦乙女』と呼ばれる部隊の団長。《剣騎士》の異名を持つ。
驚異的な実力を持っており、それに加えて美しさも兼ね備えており、国内外問わず有名である。
誠一との模擬戦に負け、誠一の事を師匠と呼び始めた。
生まれつきスキルを使用する事ができないが、スキルを技として吸収し、己が物にしている。
- カイゼル帝国帝王
マスコット?
- 羊さん
CV:新井里美
誠一が召喚された異世界の迷宮管理人で本名はエドワード・リューゼンシュタイン・バルヘッド・ヘイバトス。だが長たらしいので「羊さん」で済ませている。燕尾服にシルクハットを被った羊の姿をしており、二足で歩行し言葉を話す。現在の状況やステータスを教えてくれたり、便利なアイテムを届けてくれたりする。
だが実際は人の心を読んでわざとボケ行為をかましたり解説の手紙等で色々ヤラかす為、かなりウザい。
真・進化の実より登場
- デストラ
CV:沢城みゆき
魔神教団の神徒で【絶死】の称号を持ち、命を奪うのみならずダンジョンのルールや自分が死ぬ未来を含むあらゆる物を『殺す』事ができる『通常ならば』とんでもない能力で真・進化の実のPVの中ではでは誠一やサリア(ゴリラモード)を圧倒する凄さを見せるが…………
だが実際(小説版)はダンジョンのルールや自分が死ぬ未来を『殺す』能力は見せるものの誠一が『進化』して【絶死】の能力に適応しまくったことにより無効どころか完全に『効かない』状態になり更に『同調』によりサリア達にまで能力が効かなくなり、更に更にデストラが生み出した死の概念を誠一が握り潰したことにより【癒し】の力へと反転し、あらゆる物を『殺す』事ができなくなり絶望、自分を傷付ける未来すら消え去りアルによって気絶させられようやく沈黙した。
と原作ではギャグ要員だった訳だがアニメ版ではCVが沢城みゆき氏になったこともあり、どのような活躍(暗躍)を見せるか気になるところではある。
ネタバレ勢
- 宝箱
しかし誠一に討伐されてからしばらくして、とある場所にて偶然再会した。
出会ってばかりの頃とは違い、現在は敵意はない様子。
今では王城勤めの公務員となっている。無駄に行動がイケメン。
- ゼアノス
とある出来事があり復活を遂げ、今は現世を謳歌している。
誠一ほどではないが、かなりチートクラスな人物。
- マリー
死んでいたが、とある出来事がきっかけとなってゼアノスと共に復活を遂げる。
- 柊誠
誠一の親というだけあって、どこかズレた感性の持ち主。
非常におおらかで、超常現象が目の前で起きても動じることはない。
ある意味大物。
- 柊一美
誠一の親というだけあって、どこかズレた感性の持ち主。
長い間会えなかったこともあり、誠一の成長を間近で見て何でも大喜びする。
誠と同じで、マイペースかつ天然。
- 謎のヒーロー?
原作には登場していない謎の人物。