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概要

ロバとは、哺乳綱奇蹄目ウマ科ウマ属ロバ亜属の総称である。
ウマより小さく、が長い種が多い。寿命は約30年ほど。

ウマに比べて従順さや社交性に欠けるが、頑健で粗食に耐えるため、古来より荷役用の家畜として飼われてきた。中国においては、ロバは一般的な食材のひとつともなっている。馬と比べて扱いにくいのも上述の頑健さの代償である(馬よりも厳しい環境の生き物である為)。「くまのプーさん」に出てくるイーヨーが後ろ向きな性格なのもこれが理由なのである。

一応、乳や肉など馬と同様に食用として飼育される事も少なくはない。

純粋な野生種はアフリカ大陸に住む「ソマリノロバ」のみであるが、ハワイ島では元家畜のロバが野生化しており、現地ではロバ注意の看板も見られる。

また、昭和時代にはロバの牽く屋台でパンを販売する「ロバのパン屋」というものが存在していたが、衛生面の観点から姿を消していった。

ロバに関する逸話

英名の「ドンキー(donkey)」には馬鹿者という意味もあるように、古くから愚鈍な動物とされ、後述の昔話にも多数登場する。しかし、中にはロバを飼育し、あまつさえ愚鈍とまで言い放った人間を逆に皮肉る説話もある。ストーリーは次の通り。

ロバを売る親子

ある村に親子がおりました。親子は生活に困窮していて、大事なロバを市場に売りに出かけなければなりませんでした。けれども、市場までには長い距離があるものですから、二人はロバの背中に乗って行く事にしました。そんな二人を見かねたおばさんが親子に向かってお説教を始めました。

「ちょっとそこの方!ロバに無理させるなんて何を考えてるザンスか!?まったく…動物愛護の観点が…(クドクド)」

あまりに通行人がクドクドと説教を垂れるので一番重い父親が背中から降りました。しばらくして通りすがりの男がこんな事を言い始めました。

「坊主、年取った親父さんを歩かせるなんてこんな酷な事はないぜ。ロバの背中に乗せて親孝行してやんな」

普段から真面目な父親を尊敬していた子供は父親をロバの背中に乗せてあげました。それからしばらくして女の子がお父さんに注意しました。

「ちょっと、おじさん!こんな小さい子に歩かせて自分だけ楽しようってわけ?なっさけないわね…せめてロバの背中に乗せてあげるとかしないワケ!?」

息子の厚意だったとはいえ、まだ小さい子供に無理をさせようとした自分を恥じて、子供を背中に乗せてあげました。さらにさらにしばらくしてエラくマッチョな通行人が

「ロバに乗ってたら体が鈍っちゃうぜ?ロバを棒に括り付けて持ち上げれば筋肉付くよ?騙されたと思ってやってみなよ。」

と言うものですから二人はマッチョな通行人の言う通りにロバを運びました。やがて橋に差し掛かりましたが、ロバは体勢が苦しくなってきたのか暴れ始め、うっかり棒を離してしまいました。第一、年老いた男と小さな子供では運ぶのには無理があったのです。脳筋マッチョにはそれがわからんのです。

ロバは川へ転落、親子はそのまま貧しい生活を余儀なくされるのでした…(完)

(※注:内容は元の話から大幅にアレンジしてあります)

いわゆる付和雷同を戒める為の寓話として度々引き合いに出される話である。作中で登場したロバが社交性に欠ける頑固な生き物に対し、人間は群れて生活する生き物であり、周りの意見に左右されやすい特徴を持っているのはなんとも皮肉である。

トムとジェリーの昔のギャグで頻繁にネタにされたりする。

別名・表記ゆれ

  • 「ウサギウマ」と言う別名がある。


関連タグ

シマウマ 動物 家畜
オノケンタウロス(ケンタウロスのロバ版) ロバ耳 馬耳
ラバ(雄のウマと雌のロバの雑種)

登場作品

キャラクター

神話・伝承

漫画・アニメ

特撮

ゲーム

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