概要
正式名称『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』。
2018年11月29日発売。ペルソナシリーズでは2作目となる3DS作品。
本作では、前作登場したP3、P4のメンバーに加えて、P3PとP5のメンバーが世界樹風のちびキャラになって、異世界の映画館を冒険する。
2人の主人公から視点を選べた前作「ペルソナQ」と異なり、今作は「ペルソナ5」の怪盗団を主軸に据えたストーリーとなっている。また、前作とは独立した物語となっているため、PQ未プレイでも問題は無い。
ストーリー
メメントスにて突如モルガナカーが制御不能の大暴走!? 不思議な空間に吸い込まれ、たどり着いたのは、見知らぬ敵が闊歩する謎の街。その場を間一髪で脱出した怪盗団が次に迷い込んだのは、出口のない映画館だった。そして、映画館で出会った 白い服を着た黒髪の女性ナギと、うつむきがちな少女ひかりに映画の中から出てきたことを告げられる。迷宮のような映画世界(ラビリンス)。そして映画の中で、導かれるように出会う同じ力(ペルソナ)を持つ者たち。怪盗団は映画館から抜け出すことができるのか・・・?
(公式サイトより抜粋。)
登場キャラ
前作同様、各作品の主人公には名前が付いておらずプレイヤーが自由に設定できる。
P3&P3Pサイド
コロマル (CV:???)
P4サイド
P5サイド
新キャラクター
「映画館の支配人」と名乗る白い女性。ひかりと共に映画館に閉じ込められたらしい。
おどおどとした様子の少女。いつもナギの側にいる。「記憶がない」らしい。
映画館にいる謎の生物。ナギとひかりに映画を見せているようだが、目的は不明である。
今作のシステム、P5や前作との相違点
P5サイドの遠距離武器(銃)が使用不可
「ペルソナ5」では近接武器と遠距離武器の2種類を使うことができるが、PQシリーズでは武器の種類によって前衛・後衛に分かれるため使用武器の一本化がされている。
設定としては「認知世界ではないため銃がただのモデルガンに戻っている」という設定。
近接武器もイミテーションじゃねーかというツッコミが来そうだが、怪盗団がP5世界から持ちこんだ武器はPQ2の世界ではいわゆる初期武装の扱いで攻撃力は作中に登場する武装の中で最弱。このことは近接武器もイミテーションに戻りただの鈍器になってしまったと考えれば一応辻褄は合う。
ボコスカタイム後のフィニッシュカットイン
ペルソナシリーズお馴染みの総攻撃チャンスだが、本作はP5に合わせフィニッシュのカットインが入る。
ただしP5のような個別カットインではなく、パーティメンバー合同カットインとなっている。
「協力技」システム
エリザベスが発券する「特別上映チケット」(特別ミッション)をクリアすると、対象メンバーの特殊演出攻撃を会得できる。
主人公タッグや同じアルカナ属性、メディアミックスでの繋がり、はたまた予想外な組み合わせによる「協力技」が楽しめる(他作品を知っていると嬉しい組み合わせもある)。
バトンタッチ
『ペルソナ5』で初登場したシステムが本作にも登場。BOOST状態のメンバーがいる時、その状態を他の仲間に引き継いで交代できる。
ただし一度バトンタッチを決定したらキャンセル不可。
関連動画
公式OP映像
CM60秒Ver.
CM15秒Ver.
PV第一弾
PV第二弾
余談
- 本作オリジナルキャラのナギの担当声優の井上喜久子氏は過去にATLUSの親会社の格ゲーにて、同名の釵使いのキャラを演じている。
- タイトルの元ネタは恐らく「ニュー・シネマ・パラダイス」から。
- スーパーマンとジュラシックパークとA.I.を元にしたと思われる映画予告編風迷宮紹介ムービーが公開されている。
- 本作のペルソナ合体はジュスティーヌ&カロリーヌが担当。映写機を使い、合体させるペルソナをスクリーンに映し、それを重ね合わせ、そのあとにジュスティーヌ&カロリーヌが踊って合体させるが、合体事故が起きた場合同じ部屋に居るマーガレットにぶつかりマーガレットにつままれる演出になっている。
関連タグ
ATLUS ペルソナ 世界樹の迷宮 クロスオーバー 迷宮 映画館
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