概要
用いられる媒体はもっぱらフィルムが多く、家庭用では8ミリフィルムがメジャー。
このフィルムを電球など等の光源とレンズの組合せにより拡大し、スクリーン上に投影する。
ちなみに8ミリフィルムには音声は入っていない。
金曜ロードショーでおじいさんがフィルム映写機を操作しているOPアニメ知っている方は多いはず。
映画館などでは35ミリフィルムが用いられる。映画の画面比率によって焼かれている像は違うが、原理は同じ。
8ミリとの違いは左右に音声トラックが入っている点。
もちろん電球では光の量が足りないので、キセノンランプという光源を用いる。
昔はフィルムの材質とキセノンランプの性質上発火しやすかったため、映写技師になるには国家資格が必須だった(家庭用は免除)。
その後フィルム材質の変化により発火する事はなくなり、映写技師という資格もなくなった。
現在は家庭用、映画館用共にフィルムですらなくなり、外部ストレージに保存されたデジタルデータや、パソコンなどの画面を投影するデジタル映写機になっている。