概要
日本統治時代の1900年、映画が台湾に紹介されてきたことが始まり。40~60年代の台湾映画は中国国民党を支持する中国映画製作者が台湾へと渡ってきたこともあって、中華民国政府のプロパガンダと密接に関係しており、政府は、当時の国語(北京語)を推進することで国家の統一を図ろうとし、方言は制限されたため、台湾語などによる映画は徐々に減少していったが…
1980年代初期から、高い娯楽性を有する香港映画などに対抗するため、台湾ニューシネマと呼ばれる台湾人を写実的で現実的、共感的な描写を特徴とするニューウェーブ映画が登場。これらの映画は、台湾の都市部あるいは地方に住む人の真実の物語を描き出そうとし、実生活を率直に描写するため、台湾アイデンティティを強く持つ層に支持されている。それにより台湾語や方言を使った映画も増えるようになった。
70年代には日本の東映と手を組んで日台合作映画シリーズ『閃電騎士』(劇場版仮面ライダーシリーズの台湾リメイク版)が公開されるなど、日本のスタッフを招いて特撮映画を製作することもあった。
台湾映画一覧
「幽幻道士」シリーズ
「海角七号 君想う、国境の南」
「レッドクリフ」
「星空」
「變身」
「閃電騎士」
「セデック・バレ」
『乾神大決戦』
『新・桃太郎』
『台北ストーリー』(原題:『青梅竹馬』)
『返校』