A.I.
えーあい
- スティーブン・スピルバーグの映画作品。本稿で詳述。
- Artificial Intelligence - 人工知能を意味する略語。
- A・Iが止まらない! - 赤松健の少年漫画。
- 『A.I.LoveYou!』(アイ・ラブ・ユー!)- 電撃G'sマガジンで展開した読者参加企画。
- cosMo(暴走P)が作曲した、「消失」ストーリーに含まれる初音ミクオリジナル曲。
元々スタンリー・キューブリックがスピルバーグに持ち込んだ企画であり、キューブリックが製作、スピルバーグが監督をする予定だった。キューブリックが1999年に没し、企画自体が白紙になりかけたが、キューブリックの遺族が継続を希望。スピルバーグは「キューブリックならどうしたか」を念頭に置き監督しており、実質上キューブリックとスピルバーグの合作ともいえる作品。
原作はブライアン・オールディスの小説『スーパートイズ』。モチーフは童話の『ピノキオ』。
ロボットを憎む人間によるロボット破壊ショーや、セクサロイドの存在など、えぐい描写が織り込まれており、お涙頂戴モノだと思って観るとハートフルボッコされること請け合い。
しかし本国アメリカでは振るわなかったわりに、日本で大ヒットした。
地球温暖化により人間の住める土地が減り、妊娠・出産には制限が敷かれるようになった近未来。代わりにロボットの技術が発達し、労働力として使われるようになった。
スウィントン夫妻の一人息子マーティンは不治の病を患い、冷凍睡眠を施されて離れ離れだった。夫ヘンリーは、勤め先のロボットメーカーから少年型ロボット・デイビッドのモニターに選ばれる。デイビッドは母親を求めるよう《愛》をプログラムされた新型だった。初めは抵抗のあった妻モニカも、デイビッドの人間そっくりの挙動に息子同然の愛情を注ぐようになる。
しかしマーティンの治療が奇跡的に可能となり、スウィントン家に戻ってきたことで、デイビッドの居場所はなくなってしまう。二人の息子はいさかいを起こした末、マーティンが死にかける事故に発展。デイビッドの廃棄処分が決まる。
だが、情を捨て切れなかったモニカは、デイビッドを森の中に置き去りにする。それでも母モニカを求め続けるデイビッドは、自分を人間にしてもらうため、『ピノキオ』に出てくるブルー・フェアリーを探す、長い旅に出る。
監督・脚本 - スティーブン・スピルバーグ
製作 - スティーブン・スピルバーグ / キャスリーン・ケネディ / ボニー・カーティス
プロダクション - アンブリン / スタンリー・キューブリック
原作 - ブライアン・オールディス
VFX - インダストリアル・ライト&マジック
VFXスーパーバイザー - デニス・ミューレン
クリーチャー・スーパーバイザー - スタン・ウィンストン
音楽 - ジョン・ウィリアムズ
配給 - ワーナーブラザーズ
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