CV:福圓美里
概要
ペルソナQ2ニュー シネマ ラビリンスのオリジナルキャラクター。
映画館にいた記憶喪失の少女で常にメガホンを持っている。
人とのコミュニケーションが苦手で、心の怪盗団の面々と出会った当初はナギに伝言を頼まなければ会話もできないほどだったが、ゲームを進めていくと次第に口を開くようになる。
戦闘には参加しないが、ゲーム終盤でナビスキルを獲得する。
関連イラスト
関連タグ
ネタバレ
映写技師をしていた父親の影響で幼い時から映画好き。
将来の夢は映画監督で、映画の話を振ると別人のように多弁になる。
元は聡明で自分の意見をはっきり言えるタイプだったが、幼少期より理解者に恵まれず掌を返され続けてきた結果、今の暗い性格が成形されていった。
小学校時代
低い位置でツインテールに結んでいる。
クラスで飼っていた兎が病気になり、学級会で担任教師は飼育係の責任として追及した。
飼育係の子たちが謝罪する中で、ひかりは「先生が用意した野菜にウサギには悪いものが入っていた。自分たちはそれを除けていた」と弁明。
だが教師は聞く耳を持たず、「先生の言うことを聞かない悪い子のせいでウサギが病気になった」とひかりを責め、クラス中の児童達もそれに追従。
自分の言い分を聞いてもらえないと悟り、心折れて謝罪した。
中学時代
カチューシャをしている。
いじめられていたクラスメイトのミユキを案じ、自らも属していた女子グループに引き入れて友人となった。
だがそれが原因で今度はひかり自身がいじめの標的になり、グループのリーダー格はミユキのグループ追放を提案する。
他の面々も賛同する空気になるが、ひかりは「自分は気にしないから」と反対。
しかし、リーダー格は「このままだと自分たちも標的になる、ミユキを助けたいならひかりが身代わりに出ていけ」と言い出す。
やはり他の面々もそれに賛同し、ミユキすらも「ひかりが出ていけばいい」と表明。
元々グループは『意見は多い方が正しい、少ない意見はただの自己中』という不文律に支配されており、同じ意見のミユキは友達、一人だけ違う意見のひかりは友達じゃないと言わんばかりに満場一致でひかりのグループ追放が決定。
ひかりに庇われていたはずのミユキは「ダメだよ、ひかりちゃん。意見はみんなに合わせないと。」…と言い放った。
高校時代
父子家庭だということが判明。
多忙な父親に代わる保護者として家に手伝いに来ていた親戚夫婦に将来の進路について問われ、『映画監督になりたい』と答えた。
だが夫婦はそれを「良い大学や良い就職先に行くのが普通」「みんなと同じことをして、普通でいればそれで良い。お前は異常だ」と全否定。
親戚夫婦はひかりの父親のことも善く思っていない模様で、ひかりの趣味や映画監督の夢についても「何の役にも立たない」と切り捨てていた。
本編開始直前?
幾度も自分を否定され続けた経験から、自室に籠もるようになっていた。
そんな彼女に、欲しがっていたノートを届けに来た父親。
呼びかけにも応じない娘に、父親は語りかけた。
『どうしてお前はそうなんだ?』
これまでひかりを傷つけてきた人々と同じ言葉が父親から放たれたことに絶望し、父親のことも信じられなくなってしまう。
その歪んだ心の産物が、四重に錠をかけられ閉ざされた映画館であり、映画を流し続ける存在…ドーである。
映画館脱出後は再び映画を撮り始め、高校自主制作映画祭で怪盗団と再会する。
映画のタイトルは「ニューシネマラビリンス」。