プロフィール
(※)P3Rでは身長が変更されている。
(※)なお、どの媒体でもアルカナは変わらず固定だが、『P3P』の女性主人公のコミュイベントでのみ『星』が充てがわれている(使っているペルソナのモチーフ的には理に適っていると言える)。
概要
私立月光館学園高等部に通う3年生。桐条美鶴と同じく特別課外活動部の創設メンバー。
ボクシング部の主将でもあり、超高校級のボクサーとして名を馳せている。
ストーリー序盤、最初の大型シャドウ襲撃時に負傷してしまうため、5月中頃まで前線を離れ療養している。
人物像
爽やかな見た目に反して典型的な体育会系で熱血かつ好戦的な性格。文武両道で成績も上位だが、その分理屈っぽくて頭が固い上に融通が利かない事も多く、話の内容にボクシングをこじつけようとする。
また、美鶴程では無いが、庶民感覚が薄い所があるため、順平やゆかりを困惑させる事もしばしば。また自身のトレーニングに相手を強引に誘うことも多い。
食事が肉とプロテインに偏っているため、ファンからは「肉彦」というあだ名で呼ばれ、後述するスピンオフでもネタにされている(『PQ』ではタンパク質の補給のために卵の白身をしこたま入れる事が判明している)。
女性ファンは多くファンクラブまで存在するが、交際経験は全く無し。屋久島旅行の際に順平から挑まれたナンパ勝負は散々な結果で終わっている。
女主人公版で特別な関係になると、不器用ながらも恋人として振る舞おうとするいじらしい姿を見ることができる。
幼いころに両親を亡くし孤児院で妹と暮らしており、育ての親の真田家に妹と一緒に引き取られる予定だったが孤児院の火災で妹が帰らぬ人となり、ボクシングはその時に感じた無力感を拭うために始めたという経緯がある。
女主人公版の星コミュでは妹のことを吹っ切れていない様子が見られ、女主人公との交流を通じて妹から解放されるまでを描いている。
育ての親とは時々仕送りを送ってくれるなど関係は良好の様子。
とは言え孤児院育ち故か食の好みは質素で、好きな食べ物はホットケーキとスイートポテト。
荒垣真次郎とは同じ孤児院の出身。現在も「シンジ」「アキ」と呼び合う友人の間柄であり、特別課外活動部を脱退した後も戻るように催促し続けている。
戦闘スタイル
武器はもちろん拳。命中率が高い上に、P3P以降では主人公の装備が片手剣で固定されているため、貴重な打撃属性持ちという利点は大きい。
電撃属性に強く、氷結属性に弱い。
覚えるスキルは、ジオ(電撃)系、能力低下系(~ンダ系)を中心に習得する。
回復スキルも習得するため、安定性はパーティ内でも随一である。
しかし、AIにより戦闘指示が出せなかった無印P3ではやたらと「タルンダ」などのスキルを使用し、思った通りの行動をしてくれないことから「タルンダ先輩」というあだ名を付けられてしまった。
ポリデュークス | カエサル |
進化前は右腕が徹甲弾になった長髪の特殊部隊員のような姿を、進化後はユリウス・カエサルのパブリックイメージをベースに右手に剣を、左手に地球儀を持ち、胸部の座席に人を収めた巨大な姿をしている。
ちなみに、ゲームの都合上そういう風には見えないが、設定上カエサルは真ん中の穴にいる人の大きさが明彦と同じという巨大さを誇るらしい。
かたや神々の王とスパルタ王妃の間に生まれた双子の英雄の片割れ(操る属性も父の司る「雷」である)、かたやKaiser(皇帝)の語源となった政治家とアルカナ「皇帝」に相応しいモチーフとなっている。
なお、ポリデュークスは双子座のモデルとなった英雄だが、明彦の誕生星座は乙女座。
尤もこれは荒垣との関係性を表しており、またポリデュークスはボクシングの守護神なので決してイメージから外れているわけではない。
PERSONA -trinity soul-
P3本編から10年後のパラレルワールドを描くTVアニメ。
本作ではペルソナ能力を発現できるのは「子供」のみ・・・という設定のため、ペルソナは使用できない。
神郷諒とは同期で、かつて現実のものとなりかけたペルソナ特殊部隊の設立にも適性者及びメインブレーンとして参加していた。その後も密かに神郷をサポートしていたが、彼の失踪を機に本庁より参事官として綾凪署に赴任することになる。
ペルソナの亜種を弄する者たちに対して義憤を覚えている。
なぜかアイドルに詳しくなっている。
P4Uシリーズ
帰ってきた力の狂信者! 剛拳のプロテインジャンキー、真田明彦!!
作中では3年の月日が流れているとはいえ、上半身裸にマントというもはや別人レベルの姿で登場。
月光館学園卒業後、大学に進学していたのだが美鶴からの誘いで「シャドウワーカー」に参加。その際に「プロとして戦うからには妥協はできない」と、わざわざ大学を休学して世界を股にかけた武者修業の旅に出かけていた。ハイジャック事件とそれに伴うラビリス強奪事件の際に美鶴からの召集を受け、稲羽市へとやって来る。
自称特別捜査隊の中では、里中千枝と絡みが多く「真田師匠」と慕われている。
一方で彼女のギャグルートでは肉丼を巡って対決したことも……。
ちなみに帰国後に真っ先に要求したのはプロテイン。
彼に関してはキャッチコピーに偽り無しと言わざるを得ない。
ついでに彼は八十稲羽に裸マントで現れ、それを見た美鶴から常識というものがないのか!と言われたが、アイギスからそれをいう資格は全く無いように思われますと言われた
ボクシング部主将という設定を生かし、数々のスキル派生を持つテクニカルなラッシュキャラに仕上がっている。
「サイクロンレベル」という固有ステータスを持っており、スキルを派生させれば派生させるほどその威力は高まっていく。
数多くの派生スキルを使いこなし、相手のガードを前後上下に揺さぶるのも彼の得意戦法である。
リーチは短いがDボタンでカエサルを出せば相手を引き寄せて強制的に接近戦に持ち込める。
ペルソナによる攻撃の性能はかなり低いが、一部SPスキルを除くほとんどのスキルでペルソナを使わない為ペルソナブレイクを恐れる事無く戦えるのも強みの1つである。
家庭用P4Uの個別エンディングでは、非公式部隊であるシャドウワーカーを表から守りたいと警察官を志す。また、P3で武器防具を売ってくれた黒沢巡査とは未だ交流があり、P4U2エンディングではP3の一件で刑事に昇進した彼に警察キャリアとなるための相談をしている。
ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト
PlayStation VitaおよびPlayStation4専用のダンスゲーム。
エリザベスによってベルベット姉妹のダンスによる姉妹喧嘩に巻き込まれる。
ペルソナQ
台風により文化祭が中止となった日の夜。タルタロスを訪れた特別課外活動部の一同は、何故かベルベットルームへと迷い込む。突如として急降下し始めたエレベーター。停止した先で待っていたのは、「やそがみこうこう」と呼ばれる異なる世界の文化祭だった。
同じく迷い込んだペルソナ使いの集団「自称特別捜査隊」と共に、一行は迷宮探索へと乗り出す。
時系列としてはP4U以前であるため千枝とは初対面。しかし脳筋ステゴロ肉愛好者として気が合うらしく、頼れる先輩として慕われるように。
続編「ペルソナQ2」にも参戦決定。
千枝に加え、P5の武闘派ペルソナ使いである新島真との絡みが注目される。
ペルソナ3リロード
オリジナル版から18年の時を経て発表されたフルリメイク作品。
イラスト、アニメーション、グラフィック、ボイスも一新されており、P5基準になっている。
男性主人公とはコミュがなかったが、代わりにリンクエピソードが追加しており本編では語られていなかった育ての親、黒沢巡査とのエピソードや女性主人公のコミュで語られていた妹や孤児院でのエピソードが追加されている。
タルタロス内での戦闘時、桐条グループ開発の戦闘服を着るようになった。
それぞれの制服に合わせた衣装になっており、彼の場合はいつもの制服を腕まくりしており、ショルダーホルスターを装備している。特殊な機能を持つ腕章にはSEESメンバー全員に隊員番号が振られており、彼の番号は「1」となっている。
余談
漫画「家庭教師ヒットマンREBORN!」の登場人物・笹川了平と、容姿体型や性格、ボクシング部主将といった設定がほぼ同じため(ただし頭の中身は…)、コラボしたイラストが描かれることがある。
関連イラスト
関連タグ
ペルソナ3 ペルソナ3ポータブル P3M P4U P4U2 P3D ペルソナQ ペルソナQ2
キタロー ハム子 伊織順平 岳羽ゆかり 桐条美鶴 荒垣真次郎