プロフィール
概要
本編の主人公。神郷三兄弟の次男。凪の杜学園高等部二年生。(物語後半部から三年に進級。)
両親の死後は東京の叔母に育てられていたが、綾凪市へと帰郷する。
正直者で、感情は素直に出すタイプ。冷たい兄とどこか覚めた弟を慈しむ。
イメージを粘土造形や絵画によって具現化できる地味な才能がある。ただし、料理は下手。
保有するペルソナは【アベル】。ウトナピシュティムとの戦いで実体化した。
ヘブライ語で『息吹』の意味を持つ。
由来は旧約聖書のアダムとイヴの次男から来ており、人類最初の殺人事件の被害者とされる。
体色がエメラルドグリーンで大きな剣(本来は楔)を持っている。
特Aレベルの高い戦闘力に加え、保有者を傷つけず他者のペルソナを切り離す特殊能力を持つ。
このペルソナの能力のために、慎は稀人に狙われることとなる。
なお、本作のペルソナは基本的には喋らない存在であり、我は汝、汝は我のくだりもない上に初期作同様に特殊な動作を介さずに召喚している。
余談
『P3』以降の世界観をベースとする作品の主人公は基本的に「愚者」のアルカナを持ち、「ワイルド」の素養を持つとされているが、慎はそれに当てはまっているような描写はない。というのも、本作のペルソナにアルカナは明確に設定されていない為である。
とはいえ、彼らと同様にベルベットルームを訪れていたらしい事が第1話で示唆されている。
関連イラスト
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※(注意)ここからはネタバレ要素の強い記事になります。視聴後に見ることを推奨。 |
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10年前の同時多発無気力症について「列車事故に遭って記憶がない」と言っていたが、それはアヤネのペルソナが原因である両親(ペルソナ研究者だったらしい)の死と、その戦いで起きた事を忘れさせるためという名目で小松原啓祐によって施された催眠療法によるものである。
第1話時点でイゴールからペルソナ能力に目覚めていると指摘されていたのもこれが理由である。
物語の終盤で、慎は実際に起きた出来事を思い出すこととなる。