我は汝、汝は我。我は汝の心の海からいでし者。
概要
ペルソナ使いの「ペルソナ」が初めて発現した時や、合体で生み出したペルソナ(『5』では交渉で仲間にしたペルソナも)が言うセリフ。
ペルソナが「もう一人の自分」であるということを示しており、特に『4』はこのセリフを端的に表した作風となっている。
「我は汝、汝は我」の後に続くセリフはペルソナによって様々。
主人公の初期ペルソナの例
「万邦支えしセイメンコンゴウなり・・・ 今こそ力を貸そう・・・」
「一切の不浄をなぎ払う、業火の運び手ヴォルカヌスなり!!」
「幽玄の奏者『オルフェウス』なり!」
「汝、己が双眸を見開き、今こそ発せよ!」
「己が信じた正義の為に、あまねく冒涜を省みぬ者よ! その怒り、我が名と共に解き放て! たとえ地獄に繋がれようと全てを己で見定める、強き意志の力を!」
余談
ナンバリング作品で主人公の初期ペルソナは初覚醒時に伝承をもじった二つ名で端的に自己紹介をしてくれるのが定番(※)…なのだが、実は唯一、イザナギは上記のセリフだけでその手の自己紹介を一切行わない(これはペルソナ合体時も同様。『P5』では合体時に「我はイザナギ」の名乗りが入ったが、それ以外は原典と同じ。ちなみにオルフェウスはセリフが丸々変わっており、元の召喚者に準じた一人称となった)。
(※)マイアなら「英明なる母」、アルセーヌは「逢魔の掠奪者」といった具合。
P5XでもペルソナはP5同様の覚醒の仕方だが、ペルソナ側がセリフの〆に「我は汝」と告げると、それに主人公らが「汝は我」と返すことで契約成立し完全覚醒する、これまでにありそうでなかった用法になっている。