概要
主人公のクラスメイト。クラスは2-4。通称「レイジ」。
半年前に転入してきた無口な転校生。趣味は手品。
強面で無愛想ではあるが、実は母親思いの少年。
神取鷹久に対し個人的な恨みを抱き、自らの思いを果たすことのみを目的としていた。
主人公に同行したのも、当初は信頼関係というよりも利害の一致、目的が果たしやすくなるという打算的な考えからであったが、行動を共にしていくうちに徐々にその意識が変化していく。
パーティーメンバーとして共に戦うことができるのはセベク篇のみ。
仲間にする条件が難しく、仲間にするまでパーティ人数を少ない状態で進めなくてはならないなど、隠しキャラクター的な存在である。
相性の悪いペルソナが非常に多い代わりに、DEVIL・TOWERなどの特殊なペルソナを扱うことができる。
初期ペルソナは「DEVIL ブレス」。専用ペルソナは「DEATH モト」。
隠しキャラ扱いにもかかわらず、ペルソナのコミックアンソロジーなどでも人気があり、リリムに夕飯の材料にされるなど、よく登場している。
また、続編の『ペルソナ2』(罪・罰)にも登場したが、舞台は3年後であり、高校を卒業して営業職に就き、母親似の2歳年上の女性と交際中。妊娠もしているらしく罰EDでは無き神取から取って「鷹司」という名前を付けている等、彼の成長がうかがえる。
(女神異聞録ペルソナとペルソナ2で見た目が大幅に変更されている(腹違いの兄に似てきたようだ)
余談
強面な外見とはギャップがあるトークで用いる手品は、自分を養うために苦労していた母を喜ばせるために身に付けたという設定である。
モデルは漫画『愛と誠』の太賀誠。
製作スタッフによると、もし主人公たちに出会わなければ神取に復讐は成功したとしても、その後は抜け殻のような人生を送るしかなかったと語られていた。
成長した彼は『女神異聞録ペルソナ』『ペルソナ2』の元凶となったペルソナを、多くの登場人物がいる中で唯一使いこなすことに成功している。
2の時代には営業職に就いているものの、強面な外見と話下手なことから営業成績は芳しくない。それに対し、同じ会社に就職した同級生の横内健太(トロ)は(魅力がUPするペルソナの恩恵もあり)営業成績トップとなり、学生時代とは力関係が逆になってしまっている。
噂が実体化する『ペルソナ2罪』では伝説の裸番長として伝わっており、特殊ダンジョン「廃工場」最下層で最強の拳武器「伝説のメリケングラブ」を継承してくれた。
『ペルソナ2罰』では彼の外見からの噂を利用する形で、ある存在が復活する。
担当声優
山野井仁(異聞録本編)
浜田賢二(Persona<異聞録のPSPでのリメイク作>のドラマCD)