プロフィール
概要
仕事に振り回される父親の代わりに家を預かる少女。本編から1年前に母親を亡くしており、小学一年生ながら炊事・洗濯・掃除・買い物を一手に引き受けている。
そんな子供らしさを感じさせない彼女だが、たまに遼太郎が早く帰ってくると連れて行ってもらえるジュネスへのお買い物をとても楽しみにしている。
物語当初は主人公に対してぎこちない態度を取っていたが、GWを境に「お兄ちゃん」と呼び慕うようになる(そのきっかけをくれたのは千枝である。)。
大勢のプレイヤーを「ナナコン」なる不治の病に突き落とした存在。
家庭用のP4Uで追加ナビゲーションとして登場
人物像
とても愛らしい容姿と、子供とは思えない聡明さを兼ね備える少女。
ともすれば、自称特別捜査隊の仲間たち以上に大人びた精神力の持ち主であり、主人公も含めて感心しきりなことも多い。
世界名作劇場などの低年齢登場人物でさえ、若くても8歳(家なき子原作のレミが該当)なので、彼らに比べても相当若い。
この大人びた子は、登場時前年にはスモックを着ていたのである。
一方で、ちゃんと子供らしい部分もまだまだ残しており、そうした面が現れた時に見せる純真で屈託のない微笑みはキャラたちはおろかプレイヤーさえも夢中にさせる。自称特別捜査隊メシマズ三羽烏のオムライス(及びオムドライス)を、相手を傷つけないよう、動揺をにじませつつも笑顔で「美味しい」と言える下手な大人顔負けの気遣いと優しさの持ち主。
決して表では出さないが、幼さゆえに母親への想いは未だ強く、それゆえに孤独を恐れる寂しがり屋な部分を隠し持っている。
決して流言や風評に流されず、自分の思ったこと・考えたことに従って行動を起こす純粋さは『正義』コミュの担い手に相応しい心の持ち主と言える。
余談だが、初期設定ではロングヘアにワンピースという容姿であった。しかし、大人しすぎるという理由から変更された模様。P4G後日談では髪を下した姿で登場している。
菜々子とジュネス
八十稲羽にできた大型スーパー「ジュネス」が大好き。CMソングを歌っている姿が印象的。
ちなみにいつもの服装は遼太郎がジュネスで買ってきたものである。
GW以降、たびたび主人公に連れられジュネスを訪れる事になるが、そこで知り合ったクマと仲良くなる。
ペルソナ4ダンシング・オールナイト
P4Gの後日談より少し経った夏休み終了直後。
ダンスレッスンのため都会の芸能事務所へ赴いた自称特別捜査隊を追うように父親と事務所へと来た菜々子は、ひょんな事から真下かなみと知り合いダンスレッスンを受けることになる。
「ジュネスのテーマ」に合わせて踊る愛くるしい姿にメロメロとなったプレイヤー続出。
余談
関連イラスト
関連タグ
ペルソナ4 ペルソナ4ザ・ゴールデン P4U P4U2 P4D
花村陽介 里中千枝 天城雪子 巽完二 久慈川りせ 白鐘直斗 クマ 真下かなみ
類似点があるキャラクター
- 天田乾:P3及びP3Pにおける「正義」コミュ担当。菜々子と同じ小学生(天田は5年生だが)で母を亡くしている。
- 佐倉双葉:P5及びP5Rにおける義妹枠。「母を亡くしている」「マスコットキャラとの関わりが多い」といった共通点がある。菜々子と違い、年齢は高校生でペルソナ使い。アルカナは「隠者」でキャラクター像に関しても菜々子よりも上記の直斗に近い(所謂オタク女子)。
- 明智吾郎:P5及びP5Rにおける「正義」コープ担当。菜々子と違い高校生。
- 奥村春:P5及びP5Rの登場人物。アルカナは「女帝」でポジションは上記の雪子に近いが、「親を亡くしている(春は母ではなく父を亡くした)」「ゲーム内で主人公が菜園をするきっかけとなる」「マスコットキャラとの関わりが多い」「服装がピンク」「美少女(菜々子はファンの大半を惚れさせる程に容姿端麗、春は美少女怪盗)」といった類似点がある。
- 天倉澪:別作品の登場人物だが中の人繋がり。「妹キャラ(血の繋がった姉がいる)」「それぞれの作品内の都市伝説による怪奇に巻き込まれる」という類似点がある。
- 妹尾あいこ:こちらも別作品の登場人物だが、「父と二人暮らし(ただし、母は生きており、後々よりを戻した。)」「小学生ながらも家事全般を全て引き受けている」という共通点がある。ただし、喋り方とイメージカラーはP4Uシリーズのラビリスを彷彿とさせる。