概要
アトラスのRPG『ペルソナ4』に登場する主人公の従妹、堂島菜々子にメロメロになることである。
ファンから呼ばれ始めたのであって、公式発ではない。
しかし…(後述)
本来、『4』にはパーティキャラのヒロインが4人いるほか、恋人になれるキャラも他に数人おり、当初は菜々子を「あくまで居候先で同居する従妹」程度に見ていたプレイヤーも少なくなかった。
しかし、幼いながらもしっかり者で、なおかつ言葉さえもどかしいほどに愛らしいキャラクター性から、ヒロインたちそっちのけで菜々子に傾く者が続出する事態になる。
感染者曰く、「ロリコンと一緒にするな!」とのこと。
どっちかと言えばシスコンに近い。
もともと製作スタッフも愛されキャラとして設定したため、当然と言えば当然の結果なのだが、おそらくその感染速度はスタッフの予想をはるかに超えている。
感染深度
- Lv1:かわいらしい子だなぁ。
- Lv2:しっかりしたいい子だなぁ。
- Lv3:なんていじらしい子なんだ、かわいすぎる…!!
- Lv4:俺はロリじゃない!菜々子が好きなだけなんだ!!
- Lv5:………遼太郎さん、俺、菜々子と結婚する。
(※ニコニコ大百科参照)
なお、堂島親子のコミュをMAXでEDのあいさつ回りをすると、菜々子から「菜々子、お兄ちゃんとけっこんする!!」と言ってくれるうえに、菜々子の父・遼太郎からOKサインがもらえるという特典が付く。
このくだりはアニメ版でも再現された。(OKを出す遼太郎叔父さんの目は笑っていないが)
また、コミック版では主人公を駅まで見送った際、主人公に「およめさんになるって言ったの本気だから、菜々子が大人になるまで待っててね!」と耳打ちで念押しまでした。
???「このナナコンどもめっ!!」
そして・・・
格闘ゲーム『ペルソナ4 THE ULTIMATE IN MAYONAKA ARNA』にて主人公に『鋼のシスコン番長』のキャッチコピーが起用。
ほぼ公式に「ナナコン」が認められた瞬間であった。
ちなみに、格闘番組風のPVにて各キャラのキャッチコピーと名前が紹介される際に、各キャラの意気込みのような一言メッセージが語られるのだが、主人公のこの『鋼のシスコン番長』と共に紹介された直後の一言メッセージは「えぇ!?何!?」と驚愕するものと「当然です」と言うものがある。
ちなみに開発のアークシステムワークスがニコニコ動画等で公開していた公式ラジオ番組『ぶるらじ』内の本作家庭用発売に向けた記念回では番組内で「当然です」の方のPVが紹介されていた。それでいいのか?
ただし、他のキャラも皆おかしい反応をしているため、「当然です」版はシャドウ版の方の反応の可能性も高い。
上が驚愕するもので、下が「当然です」
該当部分は01:02頃
該当部分は17:00頃
その後、他媒体においても4主人公=菜々子大好きの構図は採用されていくことになる。
例えば…
- P3、P4のメインキャラが集結したお祭りゲー『ペルソナQ シャドウ・オブ・ザ・ラビリンス』において、ステータス異常「混乱」を受けた4主人公が、「菜々子危ないッ!!」 と叫びながら味方に斬りかかるという物凄い光景が見られる。
- そして、本編に全く登場しないはずの菜々子のナビボイスが配信される。
- 『Persona4_the_Golden_ANIMATION』第2話において、男女双方の約束が同じ日にブッキングしてしまうという大惨事の中、菜々子との晩御飯を最優先事項としている。さらに、番組表風に表示されたその日の脳内予定表を縦読みすると…
- 『ペルソナ4 ダンシング・オールナイト』のトロフィーには「ナナコン上等」という名前のものがあり(取得条件はコミュフィーバー含めて菜々子のダンスを全て発生させる)、呼び名も公式化した。
- 『ペルソナQ2 ニューシネマラビリンス』では、とあるエピソードにて、自称特別捜査隊のコードネームを考えることになった際、4主人公のコードネームは「ナナコダイスキ」にしようという流れに自然になり、しかも4主人公は真顔でゴーサインを出す。(ちなみに、もうひとつの選択肢は「番長」であり、こちらを選ぶと『妙にしっくりくる』と喜多川祐介に納得されてしまう。)
しかもペルソナQシリーズで今のところレギュラーになっている本編のキャラクターはペルソナ使い以外は基本的に登場しないのに、3Dのグラまで出てる優遇っぷりである。もはや公式がナナコンである。
彼のナナコン伝説はとどまるところを知らない。
お前もナナコンにしてやろうかア!?
ナナコンの結果がこれ↓だよ!!
関連タグ
イヴコン:他作品の似た意味合いの言葉。「決してロリコンではない。○○が好きなだけ」(←ここ重要)なのだ。