葛葉キョウジは悪魔召喚士である! 数奇な運命故に自らの肉体に悪魔を呼び込み、パートナーレイ・レイホゥと共に、悪魔に立ち向かう!!
概要
テレビ東京深夜ホラードラマシリーズ第3弾として作られた。制作は円谷プロダクションの関連企業である円谷エンターテインメント。
当初は1クールの予定であったが好評だったため2クールに延長された。1クール目は設定やストーリー骨格は原作になぞらっているが、2クール目はオリジナルストーリーになっている。
ドラマ版を元にした小説も刊行されている。全3巻。
1クール目は悪魔に取り憑かれた人々が引き起こす怪事件をキョウジが解決するという内容であり(キョウジの悪魔であるヴィシュヌがあまりにも強すぎるため、ワンパンする事が多い)、2クール目からは悪魔の力を悪用する召喚者=ダークサマナーと戦う内容はシフト、特撮や戦闘のクオリティも上がっている。
ベースこそ第1作であるが、『真・女神転生if...』や『ソウルハッカーズ』、『女神異聞録ペルソナ』などから引用された要素も多い。
1990年代の深夜帯に放送されたということもあってか、規制はかなり緩く、スプラッタ要素やR-18的要素が多め。
登場人物
ゲームと違いキョウジ本人だが性格がかなり異なる。
如月マリー
原作では守銭奴だったが本作ではそういうところが見られない人物となっている。
小説版ではキョウジが金を借りているので多少原作寄りの描写もみられる。
演じているのはなんと『ウルトラマン』のフジ・アキコ隊員役で知られる桜井浩子氏である。
葛葉キョウイチ
キョウジの兄という小説版オリジナルキャラクター。
登場悪魔
(※)登場順
- ヴィシュヌ(女神異聞録版)
- アリオク
- エンジェル(※本作オリジナルデザイン)
- シウテクトリ
- スラオシャ
- ガシャドクロ
- サタン(※本作オリジナルデザイン)
- オルゴンゴースト
- ウブ
- イツマデ(※本作オリジナルデザイン)
- ジャックフロスト
- インフェルノ
- ケルベロス(デビルサマナー版)
- ヴィーヴル
- ローレライ
- レギオン
- ブラックマリア(※本作オリジナルデザイン)
- スサノオ(女神異聞録版)
原作との違い
- 舞台は架空の都市平崎市ではなく横浜市。
- 仲魔を召喚するのではなく、召喚者の肉体に降魔するというペルソナに近い扱いとなっている(実際にペルソナデザインが出ている。)。召喚者が未熟であったり、素質のないものに降魔すると暴走を引き起こし、場合によっては肉体が悪魔化してしまう。
- 造魔は悪魔に他の悪魔を取り込ませて強化を行う悪魔合体に近いものとなってるが、新たな悪魔となるのではなく元の悪魔のまま。
- キョウジの使うGUMPは原作と異なりソウルハッカーズの卜部と主人公が使うものと同デザイン。小説版ではキョウイチのものはキョウジの物の色違いでこちらは金色、どちらも父󠄀恭介がのこしたもの。