曖昧さ回避
- 黒い聖母マリアのこと
- トランプゲームの一種。別名「ブラックレディ」とも呼ばれる
- ゲーム『女神転生』シリーズに登場するキャラクター
- 漫画『ONEPIECE』に登場するキャラクター→ブラックマリア(ONEPIECE)
- 『チョロQシリーズ』に登場するライバルチョロQ→ブラック・マリア
概要
黒い聖母(Black Madonna)、黒い聖処女(Black Virgin)ともいう。
聖母マリアの絵や像のうち、肌の色が黒くなっているものを指す。またマグダラのマリアがブラックマリアと呼ばれている説もある。
長年ついた煤により黒ずんだもの、材質が暗い色や黒色である木や金属であるもの。
褐色の肌をしたマリアのイコンもこれに含まれる。
マリア崇敬批判者や非宗教的な人々から、マリア崇敬が異教の女神崇拝に起源を持つと主張するにあたって引き合いにだされてきた。この主張によると、黒いマリア像はキリスト教が異教から豊穣女神崇拝を取り込んだ根拠であり痕跡ということになる。
黒いマリアに限らず、マリアの絵や像は、幼子イエスとのセットの「聖母子」の形になることも多く、幼子ホルスとセットで作られることも多いイシスと比較される。
(イシスもマリアも褐色の肌で描かれることがあるが、これはそれぞれの宗教を生んだ人々の肌の色によるものだろう)
女神転生シリーズ
上記の影響から、同作に登場した際には種族が「地母神」となっている。
初出は『真・女神転生デビルサマナー』。
真・女神転生デビルサマナー
敵を眠らせる「子守歌」、復活魔法の「サマリカーム」と「リカームドラ」を持つ。
この悪魔は、性格が回復専念タイプの「温和」である為、味方全員をHP完全回復で復活させるが使用者は死亡するリカームドラが邪魔になり、扱いづらい。
英雄ジャンヌダルクを造る際に必要となる。
ソウルハッカーズ
この作品では種族は「偉霊」である。
上記の3つに加え、眠らせた相手を即死させられる「永眠への誘い」とマリアよりも死をも司る地母神に近い性能である。
真・女神転生 ストレンジジャーニー
子守歌はそのままに全体回復魔法メディアラハンに電気属性の単体攻撃魔法ジオダインという所持スキルとなっている。この技構成はⅣにも引き継がれた。
真・女神転生Ⅳ
討伐クエストにも登場。
本作ではケルト神話のトゥアハ・デ・ダナーン(ダーナ神族)の母ダヌー女神が変じた姿である。妖精たちをヘブライ系悪魔(天使)から迫害されないよう、「マリア」と融合する形で仲間入りした。マリアとして信仰される立場になっためかつての姿に戻ることはできないが、ある登場人物に後継者としての可能性を見出している。
オンラインゲーム『真・女神転生IMAGINE』にも実装予定。