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概要
全ての悪魔との交渉を成功させ、スペルカードを全種類集めることで入手できるアイテムアヴァターラを合体で用いることにより作ることができる。
TVCMや漫画版でも登場する影響で、主人公の後期ペルソナといえばこれとイメージするファンが多い。
容姿
女神転生シリーズでの姿と違い、こちらは灰色で憤怒の相の仮面を付け、ピエロのような姿が特徴。
異聞録のペルソナはヒーローがデザインモチーフの一つとなっており、金子一馬氏によると「白鳥の湖」の白鳥のイメージが含まれているという。
能力
弱い
その一言に尽きる。
まず、パラメータが低い。
異聞録においては合体素材同士に相性があり、これが悪いと作成したペルソナの能力が低下してしまう。
ヴィシュヌの合体素材はヤクシニー+ガンダルヴァ+アヴァターラで固定であり、そしてこの組み合わせでは能力の低下が発生する。
おまけに成長させてもパラメータの伸びが非常に悪く、最終的にはLv86という高レベル&作成の手間に全く見合わない数値になる。
異聞録では合体時にアイテムを加えることで能力の上昇や本来覚えないスキルを覚えさせられるが、そもそも作成のためにアイテムのアヴァターラを使用する関係上、アイテムによる補強もできない。
(PS版では裏技的な手段で行うことはできる)
所持しているスキルもショボい。
なにせこのLVになって初期スキルが疾風中位のガルーラ、当然の事ながら力不足も好い所。
成長させてランクを上げると次に覚えるのが疾風上位のガルダインで疾風が完全にかぶってしまっている。
その後も、魅了効果のマリンカリン・地殻上位のマグダイン・氷結上位のブフダインとこの時点ではさほどに魅力的ではない魔法ばかりを覚えてゆく。
最後に覚える天驚地爆断はスキルの威力自体は高いのがせめてもの救いか。
ペルソナ2においてはアヴァターラの入手方法がラクシュミを最大まで育てて帰還(ペルソナを消す)する事で貰えるようになり、難易度が大幅に下がった上、スキル群も改善されて上位ペルソナ相応の強さになっている。
その他
キョウジの父が遺したGUNPに封じられており、それを引き継ぐ形でキョウジも召喚するようになる。
しかし、駆け出しサマナーのキョウジではとてもではないがヴィシュヌを扱いきれず、前半の敵であるシド討伐までついぞ完全にコントロールすることはできなかった。第2クールでのキョウジの主力がケルベロスとなったのもこの為。
強さは作中最強クラスであり、アリオクを下級扱いし(※実際に序盤の敵なのだから困る)、それ以降に登場した悪魔もワンパンで吸収している。
後半において、ラスボスであるピアスの少年が使役する悪魔として再登場。
キョウジを大いに苦しめるが、相棒のレイの声援を受けたキョウジが悪魔合体によってスサノオを召喚した事で形勢逆転、キョウジは見事ヴィシュヌを打ち破った。
ドラマ版をベースとした小説版デビルサマナーでは、ヴィシュヌのみだけでなく化身も召喚可能となっており、姿の身似た弱い偽ヴィシュヌやヴィシュヌ・クリシュナ等を召喚している。
- 上記の通りCMに出ている。
- ソフトのプリント面には横顔がプリントされている。