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ねらわれた学園

ねらわれたがくえん

1973年に刊行された、眉村卓のジュブナイルSF小説。また、それを原作とするドラマ・映画。
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あらすじ編集

関耕児の通う中学校が、生徒会長に選ばれた高見沢みちるを中心としたパトロール委員たちに支配されていく。

やがて耕児は高見沢みちるのやり方に反発し、生徒会に立ち向かっていく。


ドラマ編集

『未来からの挑戦』

NHKの「少年ドラマシリーズ」の一つ。1977年1月10日~2月11日の毎週月~木曜日に放送された。

当時はビデオテープが高価で、作品が放送後に上書き消去されたため、DVD化されたのは視聴者のビデオテープがNHKに寄贈されたものに入っていた第8回と第10回のみとなっている。


『ねらわれた学園』

1982年にフジテレビで連続ドラマ化。主演は原田知世

1987年にも「月曜ドラマランド」の単発ドラマで放送。主演はおニャン子クラブの新田恵利。

1997年にはテレビ東京で連続ドラマ化。後述の劇場版『THE MESSIAH FROM THE FUTURE』に続き製作されたが、設定やストーリーはこの劇場版とは異なる。


映画編集

『ねらわれた学園』

1981年公開。舞台は中学校から高校に変更している。

監督は『金田一耕助の冒険』の大林宣彦。主演は薬師丸ひろ子


『ねらわれた学園 THE MESSIAH FROM THE FUTURE』

1997年公開。上記映画のリメイク版。主演は村田和美。


アニメ映画『ねらわれた学園』編集

pixiv内では、主にこちらのイラストが登録されている。


たびたび映画化・ドラマ化された本小説の初のアニメ映画化作品であり、テレビアニメ『魍魎の匣』等を手がけた中村亮介の劇場初監督作品でもある。


アニメーション制作はサンライズ(第8スタジオ)。

キャラクターデザインは細居美恵子(pixiv)。

未来人による学園支配という原作の根幹部分は踏襲するが、ストーリーや登場人物は完全オリジナル。


コミカライズは「ニュータイプエース」(角川書店)にて連載。作者は石川樹。


ストーリー(公式サイトより)編集

始業式の朝。古都鎌倉の中学に通う関ケンジを待っていたのは、ふたつの“出会い”だった。ひとつは、密かに好意を寄せていた、生徒会書記・春河カホリとの心弾ませる遭遇。そしてもうひとつの出会いは、高台で桜の花びら受けながら、まるで風を操るように立っていた少年との心ざわめかせる遭遇。

その少年に何か不思議なものを感じるケンジ。そしてその少年との再会は思ったより早く訪れる。ケンジたちのクラスにやってきた、転校生・京極リョウイチ、彼こそがその少年だった。

ケンジ、ナツキ、カホリのいるクラスに現れた京極は、次第にクラスに溶け込んでいきながら、一方で何かクラスメートの持つ雰囲気と相容れないものを漂わせる。そしてそんな京極にひそかに惹かれ始めるカホリ。

やがて学園では不思議な出来事が起こり始める。この不思議な出来事がケンジ、ナツキ、カホリだけではなく、生徒会の面々、担任の先生、ケンジの祖父である関耕児、そして不登校を続けていた山際ゆりこなど皆を巻き込んでいく。


登場人物編集

涼浦ナツキ(CV:渡辺麻友) - ヒロイン。ケンジに思いを寄せているが、彼の前だと素直になれない。

関ケンジ(CV:本城雄太郎) - ナツキの幼馴染。カホリに片思いしている。

京極リョウイチ(CV:小野大輔) - 謎の転校生。

春河カホリ(CV:花澤香菜) - ナツキの友達。生徒会書記。

山際ゆりこ(CV:戸松遥

京極の使い魔(CV:平田広明

関耕児(CV:内田直哉

斉藤先生(CV:木内秀信

神野ゆう(CV:木村良平

曽我はるか(CV:石川由依


テーマソング編集

主題歌 – 渡辺麻友「サヨナラの橋」

オープニングテーマ – supercell「銀色飛行船」


関連タグ編集

小説 眉村卓


外部リンク編集

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