スラオシャ(女神転生)
すらおしゃ
シリーズでの初出は『真・女神転生デビルサマナー』。
『ペルソナ4』〜『ペルソナ5』や『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』などでも同じ姿で登場する。
種族は「大天使」であるものの、アブラハムの宗教系の天使とはかなり異なるテイストとなっている。
『デビルサマナー』にはアムシャ・スプンタの一柱アールマティも同じ種族で登場するものの、理由は不明だがスラオシャのほうがレベルが高い。
現在でこそハマ系スキルあるいは物理系スキルを得意とする作品が多いが、初登場作で習得していたのは「マハ・サイオ」であった。
『D×2』においては味方が敵を倒した時に敵全体にクリティカル率30%の打撃(貫通)ダメージを与える効果が発揮される「死魂の裁定」、MPを削りながらクリティカル率30%の打撃ダメージを与える「ソウルブレイク」を固有スキルに持ち、「スピードスター」でバトルスピードを上昇させる事もできる優秀な物理アタッカーとして登場した。
『ペルソナシリーズ』のナンバリング作品では『ペルソナ4』や『ペルソナ5』で登場。
『P4』では「正義」コミュMAX報酬として登場。物理ステータスが特に高く、チャージとブレイブザッパーが使えるが、他に覚えるスキルは「ジオダイン」や「メギドラオン」といった魔法スキルが中心。
「大天使の加護」も習得するが、このスキルの効果は光/闇/万能以外の回避率が2倍になるというものであり、闇属性に滅法弱い点が痛い(幸いにも電撃は吸収、光は反射となっている)。
同作のアニメ版ではとあるシーンで活躍するためか、『P5R』のチャレンジバトルにてP4主人公が召喚してくる。
『P5』ではミトラ、ミトラス、メルキセデク、リリス、ガブリエルの集団ギロチンで作成可能。
魔法に比重が置かれるようになり、高威力の祝福属性とサポート系の魔法を習得するスキル構成となった。
「マハンマオン」で邪魔な道中の敵を一掃する戦法が得意だが、その戦法を取るならばだいそうじょうの「回転説法」で良いじゃないかとか、お互いの持ってる「祝福ブースタ」と「ハマ成功率UP」を交換すれば良いんじゃね?というのは禁句。
なお、「正義」は古今東西の天使系が多く属するアルカナとなっており、死者の裁定者としての役割を持つスラオシャには相応しいアルカナだと言える。
『P5』で「星」に充てがわれたのは、日没後に魔と戦ったり、神々の目安箱としての役割を持つエピソードが由来か(ちなみにアルカナの「星」が意味するのはズバリ「希望」である)。
ちなみに「太陽」のアルカナの最上位に該当するのは上司に当たるアスラおうである。
ドラマ版『デビルサマナー』では第11話で計3体が登場。取り憑いた人間の口から強酸を吐き出し、人間を容易く溶かしてしまう設定になっており、ヴィシュヌに瞬殺された。