注意!
本記事にはペルソナ5タクティカの第三のキングダム以降の内容が含まれます!
この先へ進んで本当によろしいですか?
>>はい
>>いいえ
もう、覚悟は決まったみたいだね。
あらゆる苦痛が、貴方の心を惑わせる・・・
けれど紡がれた『焔』(ひ)はいかなる逆風でも消えはしない・・・!
もう一度、ここから始めよう。
呼んで、私の名を・・・!
「エルネストォォォォ!」
「僕は成す・・・革命を・・・僕自身の革命を!」
概要
春日部統志郎の反逆の意志により覚醒したペルソナで、エルのもう一つの姿でもある。特異なペルソナであるため、エルの姿とエルネストの姿を自由に切り替えられる他、エルか統志郎のどちらかが回復・補助スキルの効果を受ければもう一方にもその効果が表れる。
赤い肌の女性の姿をし、機械的な手と多数の銃弾が付いたマント(腰マント?)を身に着けていて両足も銃になっている。星が付いた帽子をかぶっているため、顔だけ見るとどことなく列車の車掌っぽく見えるかもしれない。
覚醒後はゲスト枠で戦闘に参加できるようになる。ただし、覚醒直後の戦闘と最後のキングダムと一部のクエスト以外では使用不可。
エルの正体とキングダムの実態
では肝心のエルは何者なのかというと、本人曰く「統志郎の心の核を担う者」、そしてそれを守るために生まれた存在らしい。後ほど合流したラヴェンツァの話だと認知存在、ペルソナ、シャドウの性質を併せ持つものと考えるのがいいかもしれないとのこと。
ラスボスの力により統志郎の心に宿った意志と力が窮地に追い込まれた時に『希望』『変革』『抗い』の象徴というイメージを持って生まれた存在がエルで、無意識に力の芽(ペルソナの芽)を託したことで認知存在の内側にペルソナを宿したと言える状態だった。
そもP5T本編の舞台となるキングダムというのはラヴェンツァ曰く統志郎の認知を基盤にラスボスが作りだした春日部統志郎の心を折る為の世界であり、各キングダムの支配者が統志郎が知っている人物に似ているのも統志郎の心にダメージを与えるのに最適な存在だったからこそ。
そしてキングダムに居たもうひとりの統志郎もまたラスボスの産物であり、エルを積極的に排除しようとする所からラスボスの意思の代弁者とも言える。
本来なら精神の介入で「変革の意思」を消せていたが、統志郎の心に「反逆の鎧」たるペルソナが芽生え始めていた為に消すことが出来ず、キングダムを作るに至った。(本人曰く父の不正を告発するか悩んでいた時に怪盗団の電波ジャックを見て芽生えたようだが、実は他にも切っ掛けはあったようで…?)
元ネタ
現実にも名に「エルネスト」を持つ革命家が複数いるのだが、特徴的な星付きのベレー帽といい元ネタは恐らくキューバの革命家エルネスト・チェ・ゲバラだと思われる。
余談
- 作中では特に突っ込まれていないのだが、統志郎がペルソナを覚醒させたにもかかわらずなぜか怪盗服への変身が発生していない(仮面は一応出現したが覚醒の時に剝がしたっきりで二度と出て来ることは無かった)。そのためコードネームも考えられていない。
- ラヴェンツァも特に言及していないので今は様々なイレギュラーが重なった結果としか言いようがない。
- 怪盗服とは「本人の叛逆の意思」の具現であるとともに、「歪みに飲まれないための鎧」である事から考えるに、恐らくは統志郎の「反逆の意思」がエルとして表に出ていた影響なのかもしれない。(統志郎が仮面を剥がした事によってエルがペルソナとして完全体となったと考えれば、仮面が二度と出て来なかった理由にも一応は繋がる)
- ちなみに、過去作にはある人物がペルソナを覚醒した時に怪盗服への変身が発生してないどころか仮面すら出現しなかった前例がある。(ただし仮面の代わりに砕け散ったものがある)だがあちらは心が芽生えた直後だったのでその影響で仮面と怪盗服が出現しなかった可能性がある。(この理屈なら少なくとも仮面に対しては説明が付く)
- 実はあるシーンでエルネストの「ブチッ」カットインが見れるのだが、ペルソナ使いのカットインではなくペルソナのカットインは割と珍しかったりする。
- あくまでもゲスト枠だからか、統志郎(もといエルネスト)はサブペルソナを装備できないどころかスキルツリーが存在しないのでスキルの強化が不可能(ただし一つだけ新たに攻撃スキルを習得できる)。これが災いして補いようがない火力不足を起こしてしまっている。
- おまけに近接攻撃と銃撃が使えない(銃撃属性のスキルは使える)のも相まってなんとも使い勝手が良いとは言い難い状態となってしまった。
関連タグ
長谷川善吉:万能属性と補助スキルをメインで覚えるペルソナ使い繋がり。