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本記事はペルソナ5タクティカの第三のキングダム以降の内容が含まれます!
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「・・・何度も同じことを言わせるな。お前はいったい何者なんだ。」
『何者?これは心外だな。まさかお前がそんなことを言うとは。』
『・・・俺は、お前の罪そのもの。そして『お前自身』だよ。統志郎。』
CV:前野智昭
概要
支配者が中蜂(ナカバチ)だと思われていた第三のキングダムの真の支配者で、一人称と目の色が違うことを除けばその姿は統志郎そのものである。
始めはスピーカー越しに怪盗団一行に接触していたが、自身が連れ去ったエルの救出に来た一行の前についに姿を現す。
ベースが統志郎ということもあり頭はキレるらしく怪盗団も罠に嵌り身動きが取れなくなってしまった。
目的
もうひとりの統志郎(以下幻影)の目的は手っ取り早く話すと統志郎の心をへし折り変革の意志をつぶすため。そのため統志郎の過去の行動や怪盗団の世直しを真っ向から全否定しており、その過程でエルを「夏原恵利の残骸」と称して消し去ろうと(殺そうと)している。
幻影に言い負かされそうになった統志郎だったが、エルの言葉により先輩から託されたものを思い出したことで再び覚悟を決める。ジョーカーから受け取ったナイフを投げつけてスキを突いた統志郎はエルの救出に成功した。
それでもなおコイツは統志郎を否定し続けるどころか恵利を「くだらん自己満足に陶酔するため他人を地獄に引きずり込む狂人」だと愚弄しはじめる。だが・・・
「・・・るせぇ。」
『・・・は?』
「うるせぇーっ!」
最終的には・・・
揺るぎない覚悟を決めた統志郎はついにペルソナを覚醒させ、身動きが取れなくなっていた怪盗団を救出する。決着を付けるべく激闘を繰り広げ、怪盗団達が勝利を収めたかに思えたが・・・
『アハハ・・・アーッハッハッハ!』
なんと巨大な夏原恵利の姿になって襲い掛かってきた。だがその姿は傷だらけで制服もボロボロ、おまけに右目があったであろう部分に空洞ができており(左目もまあまあエグイ)某ホラーゲームさながらな見た目となっている。
『ねぇ・・・統志郎・・・私の為にもっと苦しんでよぉ・・・』
『全部あんたのせいよね・・・?あんたさえいなかったらぁぁぁ・・・!』
「・・・言いたいことはそれだけか?」
「彼女を利用し、傷つけ・・・」
「どこまで愚弄するつもりだ!お前だけは・・・絶対に許さん!」
最後まで統志郎の怒りを買い続けた幻影は、怪盗団と統志郎に打ち破られたのだった。
余談
- 幻影は自分が統志郎のシャドウかのような発言をしていたが、結論から言うと統志郎のシャドウと呼ぶべき存在は他にいる。詳しくはこちら。
- 明確な描写は特にないのだが、唐突に姿を消したことからキングダムで出くわした中蜂も幻影が姿を変えて成りすましていただけの可能性がある。