タカヤ(P3)
たかや
謎のペルソナ使い3人組ストレガのリーダー。
灰色の髪、金色の瞳、両腕にタトゥーを彫った、白い肌の上裸の少年。無精ひげが生えているが少年。
「過去に捕らわれず、未来を望まず、今この瞬間だけを生きる」という刹那的・虚無的な思想を持ち、さらには「死こそが救いである」と考えている。それ故に殺人に対しても何の躊躇もなく、劇場版では容赦なく民間人を手に掛けている描写がある。
使用武器は銃(S&W M500 おそらく10.5インチモデル)。
彼の体格ではこの銃を撃ったときの反動に耐えられないと思われるが、ゲーム中では片手で軽々扱っている。ペルソナ使いってすごい。
この銃が放つ.500S&Wマグナム弾を受けた場合、体に大穴が穿たれると予想されるが、ムービーシーンを除いて主人公たちは撃たれても平気でいる。ペルソナ使いってすごい。
使用ペルソナはヒュプノス。
アルカナは『運命』で、神経細胞のような翼でつりさげられた白い人間という痛々しい姿をしている。
後述の事情による影響か死の覚悟が完了している表れか、召喚器なしでペルソナを呼び出すことができる。その際には苦しむ様な動作をしながら召喚している。
幅広い属性の「〇〇ダイン」に加え「メギド」系、コンセントレイト、即死魔法を使ってくる強敵である。
今作の物語の根幹にあたるニュクスは神話上の母で、主人公の後期ペルソナであるタナトス は神話上の兄弟という対応関係である。
なお、ヒュプノス自体は神話上では『運命』に関するエピソードはないが、『ペルソナ3リロード』では同アルカナに人々に眠りを与えるザントマンが所属しており、同アルカナでは睡魔の類もカテゴライズされることがあるのかもしれない。
本編でのシリアスな立場に反して冬でも上裸という中々に奇抜な容姿はさながら教祖のような人ならざる神秘的とも呼べるビジュアルだが多くのプレイヤーからは「服を着ろ」と至極真っ当な評価をされている。
…と思ったらリロード版の追加イベントでついに主人公からも突っ込まれることとなった。本人の談では「愚者には見えない上着」らしい。無論、これは冗談であるとのこと。お前ジョークとか言えたんか…
また、一部のプレイヤーからは「ジンの方がタカヤで、こっちの方がジンっぽい」とまで言われている。
実は桐条グループ・エルゴノミクス研究所において作られた人工ペルソナ使いの生き残りで、ゲーム中あきらかになることはないが、本名は『榊貴隆也(さかき たかや)』。
召喚機を使わずにペルソナを出せる一方で実験の影響で制御薬なしでは生きられず、制御薬の副作用で体温調節機能も失われている(冬でも上裸である理由はこれが原因)。
終盤ではニュクス教なるカルト教団を立ち上げ、自らもニュクス撃破を阻止すべく特別課外活動部の前に立ち塞がる。この時リメイク版となるリロード版の最終戦では何とテウルギアを使用してくる。
これを撃破するとその場に倒れ込み、充分に生きたとして彼らにトドメを刺される事を望むが拒まれて放置されてしまう。
ニュクスが覚醒すると満身創痍のまま最上階まで登り詰め、ニュクスの絶対的な力を確信すると先へ旅立ったジンを思いながら瞳を閉じた。