この記事には女神異聞録ペルソナセベク編のシナリオの核心に迫るネタバレを含みます
>それでもいいですか?
- はい
- いいえ
しゅる・・・
ふしゅるるるるるるる・・・
麻希:これも わたし!? これが・・・ パンドラ!!
南条:あれは!! 奴の後ろにあるのは デヴァ・システムのコアか!?
とうとう・・・
とうとう ここまで来たのね・・・
ふしゅ・・・ るるるるるるるる・・・
これは・・・ やっと手に入れた 「楽園の扉」・・・ しゅるるる・・・
誰にも・・・ 誰にも渡さない 私はこれで 楽園を創るの なにも存在しない楽園をね・・・
麻希:違う! それは 「楽園の扉」なんかじゃない!
この世に災いをもたらす 「パンドラの函」よ!
ふしゅるるるるるる・・・
全ては無駄・・・ 何もかも無駄・・・ あなたたちも無駄・・・ 私も無駄・・・
無駄なものはいらないわ・・・ 消えてしまいなさい・・・ ふしゅるうあぁぁぁぁぁぁぁ!
概要
魔王パンドラとは、女神異聞録ペルソナのセベク編のラスボスの一体。
元ネタはギリシャ神話における増長した人間を滅ぼすため、世界に全ての災いをもたらすために遣わされた、神々によって創造されし完璧な女性パンドラ。
本来は転送装置として造られた「デヴァ・システム」が、異世界の魔法のコンパクトを通じて持ち得ることになった、願いを何でも叶えてくれるという不思議な力。
その力をもって人類全てを洗脳し、世界を自身の支配する「デヴァ・ユガ」に変えてしまった、SEBEC社御影町支社長神取鷹久との戦いが始まった。
彼との戦いに勝利したことでその野望は潰えたと思われていたが、世界滅亡の危機は続いていたのだ。
人類の抹消を望んでいたのは、自分は何のために生きているのか、自分自身の未来に対する果てしない不安。
自分は変わりたいのに変われない。変われないのであれば、その絶望と恐怖を人類全てで背負って消えてしまいたい・・・
それは今まで虚無の中で生きてきた神取の望みであったのだが、舞台の警察も病院も無い異世界「楽園」を形作っていた、「デヴァ・システム」と次元を超えて霊的にシンクロしてしまった「本物の園村麻希のシャドウ」の望みでもあったのだった。
ベッドにインターフェースでつながれた本物の麻希が寝かされている一室で、パパと慕った神取が倒されたことに絶望の叫びをあげながら消滅する、麻希のシャドウの一人であった黒い少女「あき」。
部屋の片隅には魔法のコンタクトの一つが残された。
そして主人公達と一緒に今までこの状況をどうにかしようと戦ってきた園村麻希=「理想の麻希のシャドウ」は、全ての元凶は病弱で孤独ゆえに他の人々を妬んだ自身であることを悟ってしまい「迷いの森」に逃げ込んでしまう。
「迷いの森」の住人で麻希のシャドウの一人「まい」の問いに答えてコンパクトを受け取り、奥に進む主人公達。
そして奥の小部屋で「無貌の仮面」を被って心を閉ざす「理想の麻希」を発見する。
しかし今まで共に過ごしてきた仲間達と母の説得により、世界の滅亡と人類抹消を望む最悪のシャドウ「魔王パンドラ」と対峙する覚悟を決めたのだった。
主人公と「理想の麻希」二人で「業魔」たちが次々と襲いかかる「アラヤの岩戸」の奥深くに向かい、本物の麻希の意識と対話し最後のコンパクトを入手。
消滅し始めた世界、「聖エルミン学園」の一室に飾られる麻希の絵画作品「楽園の扉」から、パンドラとの最終決戦の場「アヴィデア界」の奥深くに向かうことになり・・・
外見
るうぅぅぅぅああああ さぁ 一緒に消えましょぉぉぉぉ
暗がりの中に浮かぶ麻希の顔。
周囲が見えるようになると白い六本の腕、六本の脚、イモムシもしくは臀部のような頭部には歯を噛みしめた唇。
そして麻希の顔は、脚の間から伸びているまるで昆虫の腹部にある産卵孔のような部位から覗いているという、悍ましくも異形の姿である。
物理攻撃に強くバフ魔法で自身を強化してくるので、魔法攻撃をメインでダメージを与えると比較的早く倒しやすい。ちなみにSP減少攻撃もしかけてくるのでSP回復アイテムは必須である。
そして一定ダメージを与えると
あああああああああ!!
マーク:ス スゲェ・・・
麻希:きれい・・・
なぜ 諦めないの? お願い・・・ 諦めて・・・ お願いよ・・・
腹部が体内に吸い込まれて背中が割れ羽化。
アゲハチョウの翅と触角を持つ生まれたままの姿の女性である第二形態に変身する。
赤と青に頭髪の色を変え、耐性と攻撃スキルを切り変えてくるばかりか、一ターンに二回行動を仕掛けてくる強ラスボスである。物理反射や魔法反射を上手く活用し戦っていけば勝機はある!
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女神異聞録ペルソナ 園村麻希 魔王(女神転生) シャドウ(ペルソナ)
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なぜ 諦めないの? あなた達は・・・ なぜそんなに強くいられるの?
麻希:あなたにも 理由は わかってるんでしょう。
わたしもあなたも 同じ 園村 麻希の一部・・・ ここにいる みんなの仲間だよ
もう やめよう 一緒に 頑張ろうよ
ありがとう・・・