概要
真田明彦のペルソナポリデュークスに似た姿をしているが、アンダースーツが黒く、ホビーホース(馬の頭がついている棒状の玩具)に乗っているのが特徴。
物理スキルを中心として習得し、弱点はないが耐性もない。
物語途中荒垣が退場してしまうため、もし進化したらどんなペルソナになっていたかは不明であり、『ペルソナQ』では強化する話も持ち上がったものの、本人が過去の事件で罪悪感を抱いているため進化を断った(もっとも恒常メンバーのコロマルのケルベロスも進化しないのだが…)。
後任に当たるペルソナは同じアルカナ属性を持つプシュケイ(「P3F」と「P3R」のみ)となっている。
余談
モチーフ
ギリシャ神話においてポリデュークス(ポルックス)と共にディオスクロイと呼ばれた双子だが、カストールが普通の人間として生まれてしまったがために従兄弟との牛争いで矢を受けて死んでしまったという。
ポリデュークスに似た容姿、胸に刺さった鏃、馬に乗ったデザインもこれらの伝承が由来であると推測される。
なお、マルセイユ版の「太陽」では双子が描かれており、これをディオスクロイとする説があるが、ペルソナシリーズのディオスクロイはいずれも「太陽」には属していない。
とはいえ、カストールの属する「法王」に描かれた聖職者を"双子"とする解釈もあったりするが(ウェイト版)。