- 心理学者であるカール・グスタフ・ユングが、自身の夢の中で出逢った賢者。
- 1 をモデルとした、女神異聞録ペルソナ及びペルソナ2罪・罰に登場する、ある時は紳士、ある時は蝶のような存在。出逢った者にペルソナを使う力を与える。
2の概要
ユングが『赤の書』に描いた鳥の翼を持つ老人の姿とは異なり、蝶の意匠を持つ仮面をつけた壮年男性の姿で主人公達の前に現れる。
仮面の下は見る者によってさまざまに変化するといい、対峙する者と同じ顔を見せることもある。
この他、金色の蝶の姿をとることもある。
女神異聞録ペルソナでは白いタキシードを身につけている。
PS版だとそのポリゴンモデルの手足がやたら長いためネタにされる(関連イラスト参照)。
ペルソナ2ではメイン画像のような体にフィットした黒い衣装である。
2罪エンディングにて、殴るか礼を言うかの選択肢が出て、殴るを選ぶと仮面が外れあらわになった顔はとある登場人物と瓜二つ。
女神異聞録においてはリメイク版を含め仮面を取る事は無いが、上田信舟氏による漫画版では仮面を取るものの顔は描かれていない。
ニャルラトホテプと対立する存在であり、彼自身も本編では力を削がれはするが、本来は強大である。
ペルソナ2罰以前の話である漫画「ペルソナ 罪と罰」ではその力の大半を注ぐ事で黒の書・赤の書を生み出しており、罰開始時にはその存在すら危ういほどにまで力を失ってしまっている。
エクストラダンジョンではボスとして立ちはだかり、その実力を見せ付ける。
ニャルラトホテプにすら効く一撃必殺の合体魔法「ハルマゲドン」も彼には通用しない。
攻撃を当てる度に「いいぞ!」「いいぞ!」と連呼するためマゾっぽく見えるが
戦闘前に「諸君は私が認めた最強のペルソナ使い」と言っており、
自身にダメージを与えるまでに成長した主人公らに対する彼なりの賞賛であると考えられる。
ペルソナ3からは対になるニャルラトホテプ同様、出番がない。
その代わり人々の無意識から生まれた似たような存在である神々が登場している。
関連用語
ペルソナ様
女神異聞録ペルソナやペルソナ2の罪と罰で登場するおまじない。
ここでフィレモンと接触しペルソナを授かることができる。
赤の書/黒の書
ペルソナ罪と罰に登場する本。
4つの鍵
ペルソナ罪と罰に登場する鍵であり魔剣。
鍵ごとに主要メンバーの専用ペルソナの属性に合った4つの属性を持ち、試練に打ち勝つことで手に入れる。