概要
ギリシャ神話における、運命を司るクロートー・ラケシス・アトロポスという三人の女神たちの総称。
転じて「運命の三女神」と呼ばれることもある。
運命を表す「糸」をクロートーが紡ぎ、ラケシスが糸の長さを決め、アトロポスが糸を断ち切るという。
ゼウスとティーターンの「テミス(掟)」の間の娘たちとされることが多いが、ヘシオドスの『神統記』によれば「ニュクス(夜)」の娘たち、またプラトンの『国家』では「アナンケ(必然)」の娘たちとされる。
別名・表記ゆれ
モイラ(単数形)
パルカイ(ローマ神話での名前)
関連タグ
関連作品・関連キャラクター
ノルン:北欧神話において似た役割を担う女神。三姉妹であるという共通点もあり、『女神転生シリーズ』においては、作品によってはクロト・ラケシス・アトロポスを合体材料にした特殊合体でしか仲魔に出来ない仕様となっている。