竜司「ホントクソみたいな世の中だぜ。ろくな事件がありゃしねえ」
祐介「ああ、この街にはまだ、野放しになった悪党共が無数にいる」
杏「けど、私たちなら……!」
主人公「行くぞ、みんな」
概要
2016年9月に放送された「ペルソナ5」の単独特番内で放送されたTVアニメ「PERSONA5 the Animation -THE DAY BREAKERS-」の略称。
最速放送は3日でTOKYOMXと群馬テレビの2局、4日にとちぎテレビ、5日に毎日放送とBS11。
制作はA-1 Pictures。
ストーリーはアニメオリジナルの書き下ろしで、本編ゲーム内におけるサブエピソードであるメメントス依頼ミッションを元に「心の怪盗団」の活躍が描かれるプロローグ的なものとなっている。
時系列は祐介が加入した後(マダラメパレスクリア)で、カネシロパレス攻略直前まで(和也の窃盗団メンバーが「金城が渋谷全体をブイブイ言わせている」という旨の会話をしている)。
ストーリー
あるバラエティ番組で大人気の現役高校生探偵・明智吾郎が世間を賑わす「心の怪盗団」をどう思うか質問されていた。
「本当にそんな怪盗がいるとしたら、僕は法で裁かれるべきだと思います」
「人の心を無理やり捻じ曲げるなんて、人間が一番やっちゃいけないことですよ」
一方その頃、ピッキングの腕を買われ窃盗団の片棒を担がれている青年・巻上和也は自分を取り巻く現状に不満がある様子。
そんな彼は「怪盗お願いチャンネル」に助けを求めるが…。
普段は学生として暮らしている主人公たちは、「怪盗お願いチャンネル」に寄せられた緊急性の高い書き込みを元に調査を開始した。
モルガナを差し向けて怪しまれないよう情報収集し、わざと窃盗団をルブランにおびき寄せ予告状を送付。
まんまと罠にかけられた和也は気づくと「認知世界(メメントス)」にいた。
曰く「人の心が形作る、もう一つの現実」という。
書き込みは弟・尚也からであり「このままでは兄に殺される、助けて」とあり、和也は普段から尚也に暴力を振るっていたという。
窃盗団の一味と対決するのかと思いきや、実は和也が窃盗団のリーダーだった。
和也は人でなしの連中とつるんでいたのだが、幼少期から尚也の事を徹底的に蔑視し続けていた。
逆ギレした和也は悪魔・ミトラスへと変貌し、2匹のお供を連れて襲い掛かる。
負けずに主人公パーティーもペルソナを出して応戦。
華麗なバトンタッチを駆使してミトラスを撃破すると、和也の部屋にあるチェストの引き出しの鍵が出現。
和也は「弟に渡し、中身は焼いて捨てろ」と言い残し、消滅していく。
その後、現実世界の和也は急激に罪の呵責に耐えられなくなり自身の罪を暴露し、窃盗団は全員御用となった。
野次馬の中には、彼らを俯瞰している明智の姿もあった。
そして…
竜司「ミッションコンプリート!一仕事終了ってか?」
杏「浮かれるのはまだ早いって…」
祐介「ああ、次の獲物はデカいぞ」
モルガナ「オタカラオタカラ~♪待ちきれねぇぜ♪」
主人公「…行くか」
彼らは新たなステージへ…
キャラクター
心の怪盗団
ゲストキャラ
- 巻上和也(CV:逢坂良太)
渋谷の飲食店を狙う窃盗グループの一員。通称「マッキー」。
- 巻上尚也(CV:斉藤壮馬)
和也の弟。兄の改心を依頼してくる。
その後、モルガナから届けられたカギとメモを手に入れて向かった兄・和也の部屋のチェストで剣道大会の写真を目にして…。
和也率いる窃盗団のメンバー。
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外部リンク
???「ここは夢と現実、精神と物質の狭間にある場所…」
「ほんの束の間、お前に未来を垣間見せた」
「だがあれはあくまで可能性の一つ…」
「これからどのような物語を紡ぐかはお前次第だ」
「…改めて問おう、囚人よ」
「お前の名前は?」